2.2Lディーゼルターボ搭載のマツダCX-5 XDの燃費を検証してみよう！

マツダCX-5は2012年2月に発売され、「魂動」デザインの躍動美をテーマとしたクロスオーバーSUVです。発売後たちまちSUV国内販売台数で第1位を獲得し、その人気を不動のものにしました。
また2014年11月にマイナーチェンジモデルを発表、2015年1月より販売開始しました。

ここでは燃費というテーマから、クリーンディーゼル搭載のマツダCX-5 XDを取り上げてみましょう。

エンジン　 　 SKYACTIV-D 2.2　(DOHC 直噴ターボディーゼル 2.2L) 　
最高出力　　175馬力
最大トルク　 42.8kg・m

■XD
■XD PROACTIVE
■XD L Package

グレードは３種類、駆動系は２WD/４WDがあり、ミッションは6EC-ATのみです。

CX-5の価格はメーカー希望小売価格(税込)　283万5,000円から348万8,400円となっています。

さて気になるマツダCX-5 XDのカタログ燃費はどれくらいなんでしょうか。

カタログ燃費とはいえ、このクラスのSUVとしてはかなりの低燃費ですね。
ハイブリッド車と比べると大したことないと思われるかも知れませんが、このマツダCX-5 XDはディーゼルなので燃料は軽油です。当然ガソリンよりも安いですね。その辺りを総合的に考えると、かなり良い燃費だと言えます。

実燃費はカタログ燃費より下回るのは当然ですが、それではマツダCX-5 XDの実際の燃費はどれくらいなんでしょうか。

高速道路の実燃費　21～23km/L
郊外路の実燃費　　 16～18kkm/L
市街地の実燃費　　 11～13kkm/L

ユーザーの声を総合すると上記のような数値になりました。高速道路の実燃費は大したものですね。市街地での実燃費は道路・走行条件にもよりますが、仕方がないというところでしょうか。

ここまでマツダCX-5 XDの燃費と実燃費を見てきましたが、マツダCX-5 XDの燃費に対する評価がどのようなものか見てみましょう。

このクラスのSUVのボディサイズや重量、排気量を考えると、マツダCX-5 XDの実燃費はかなりのものだと思います。特に高速道路でのマツダCX-5 XDの実燃費の伸びは目を見張るものがありますね。

またマツダCX-5 XDはディーゼルなので燃料は軽油です。レギュラーガソリンと軽油には価格で13％ほどの差があるので、その辺りを総合的に考慮すると、マツダCX-5 XDはハイブリッド車にも負けす劣らずの低燃費ではないでしょうか。

実際マツダCX-5 XDでどんな運転法をすれば、燃費を伸ばせるのかぜひ知りたいところですね。その辺の情報をまとめてみましょう。

ガソリン車と違ってディーゼルエンジンの良いところは、走行条件が燃費に及ぼす影響が少ないという特徴があります。
ですからマツダCX-5 XDで巡航運転しても、少々乱暴な運転を繰り返しても、燃費に決定的な差が出るということがあまりありません。

それでもマツダCX-5 XDでさらに低燃費を求める運転法とは

・発進加速時以外は、非常にソフトにアクセルを踏むこと。
・渋滞時も、最初にちょっとアクセルを踏んで、あとはアクセルに軽く足を置いておくという感覚。

これがマツダCX-5 XDの燃費向上のコツというところですか。

マツダCX-5 XDのライバル車といえば、シティ派クロスオーバーSUVということになり、やはりトヨタ ハリアーと日産 エクストレイルが挙げられるのではないでしょうか。どちらもハイブリッド車を選択して燃費を比較してみましょう。

両車ともさすがにハイブリッドだけあって、すばらしい低燃費ですね。見た目の数値ではマツダCX-5 XDが少し劣っているようにも思えますが、何度も申し上げているようにマツダCX-5 XDはディーゼルです。ガソリンと軽油の価格差を考えると、ハイブリッド両車に決して引けをとらないと思いますが、いかがでしょうか。

以上、マツダCX-5 XDの燃費について検証してきましたが、どうでしょう、マツダCX-5 XDの燃費はかなり上位の部類ではないでしょうか。ハイブリッド車と比較しても決して遜色ないと思いますが。

マツダCX-5 XDの購入をお考えの方はぜひ参考にしてみて下さい。