ハヤブサをモチーフに!ホンダ アコードワゴンの魅力を徹底調査!
2015/11/22
ヒロメリー
2015年にデビューした軽の2シーターミッドシップオープンカー ホンダ ビート。その進化とも言えるS660を、ホンダでは新型ビートとは言ってはいないが、妥協なき、ブレ無き姿勢はあの頃と同じ。ホンダが「新型ビート」の名を伏せた訳は・・・
1991年バルブ時代の終わりにデビューしたホンダビートは、コンパクトな2シーターミッドシップオープンカーの軽自動車で、走りもコーナーリングも当時若者を魅了したクルマのひとつでした。そのビートとはどんなクルマだったのか?
初代 ホンダビート
1991年~1996年
限定車
1992年: Ver-F(800台) Ver-C(500台)
1993年:Ver-Z
総生産台数:33892台
デザイナーは、フェラーリのデザインも手掛ける、Pininfarina(ピニンファリナ―)の元デザイナーが担当したと噂され、フレームもサスペンションもそして、ブレーキもそれまでの軽自動車の概念を覆す仕様で、当時NSXと同じ「ミッドシップ」・「2シーター」と言う言葉は、軽自動車でありながら走る楽しさを味わえるクルマとして人気があり、今も尚初代ビートのファンは多いのです。
エンジン・燃料系
・全長×全幅×全高:3295×1395×1175mm
・トレッド前/後:1210/1210mm
・車両重量:760kg
・エンジン:水冷直列3気筒 SOHC12バルブ
・最高出力:64ps(47kW)/8100rpm
・最大トルク:6.1kg・m(59.8N・m)/7000rpm
・総排気量:656cc
・内径×行程:66.0×64.0mm
・燃料供給装置:電子燃料噴射式(PGM-FI)
足回り系/駆動系
・サスペンション形式(前/後):マクファーソン式
・ブレーキ形式(前/後):ディスク
・タイヤサイズ(前):155/65R13 73H
・タイヤサイズ(後):165/60R14 74H
・サスペンション形式(前/後):マクファーソン式
・ブレーキ形式(前/後):ディスク
・タイヤサイズ(前):155/65R13 73H
・タイヤサイズ(後):165/60R14 74H
ハンドリングを極めた車です。動力性能は全くないですが、そんなことを打ち消す位にハンドリングが良いです。いくら言葉で説明しても伝えきれない人間の感性を刺激してくれて一度に手にしたら病みつきになります。今後このような良い車は世に出てこないと思います
ありふれたデザインの軽自動車の中で、コンパクトなスポーツカー新型ビートのS660。
ホンダはS660はビートの新型とは言っていませんが、開発構想段階の事を調べてみました。
ホンダの株主総会では、すでに絶版となった人気軽スポーツカー「ビートの後継をつくってほしい」と株主から要望があり、伊東孝紳社長が「つくりましょう」と応諾したことで事業化がスタート。
ホンダは開発構想段階には新型ビートとしての構想はあったようです。
ホンダが軽自動車に力をいれたここ数年、どこかで変革期を考えていたのでしょうか?そしてそれが2015年春。 その数年前から構想と緻密な計画のもとに生まれた新型ビート S660も、やはり夢の力で生まれたクルマでした。
新型ビートのスタートは EV-STER
2011年東京モーターショーに出品した EV-STER!多くの人がこの形で市販を望んでいました。
夢の力が新型ビートに
開発責任者(LPL)は幼い頃から夢を追い求めて大切に育ててきたホンダの四輪R&Dセンター、20代の椋本陵さん。他を真似しないホンダらしい人選と、多くの人が育て開花したクルマ。それが新型ビート、S660なのです。
「全てに拘った」と言い切れるホンダの開発陣。ホンダ新型ビート S660は軽自動車枠の限界と固定観念に囚われず「走る楽しさ」を追求しました。
最低限の居住空間
運転席が一番楽しいクルマ!それがホンダ。
エンジン/燃料系
・全長×全幅×全高:3395×1475×1180mm
・トレッド前/後:1300/1275mm
・車両重量:β850kg α830kg
・エンジン:水冷直列3気筒 DOHC 12バルブ
・最高出力:64ps(47kW)/8100rpm
・最大トルク:10.6kgf・m(104N・m)/2600rpm
・総排気量:658cc
・内径×行程:64.0×68.2mm
・燃料供給装置:電子燃料噴射式(PGM-FI)
足回り系/駆動系
・サスペンション形式(前/後):マクファーソン式
・ブレーキ形式(前/後):油圧式ディスク
・タイヤサイズ(前/後):165/55R15 75V
・駆動方式:ミッドシップ
・トランスミッション:6MT/CVT
今や一部コンパクトカーか、スポーツカーにしか設定のないMT車で しかも頑張って軽唯一の6速っていうのが心惹かれます。
実用性は非常に低いですが、走りの魅力が上回ってると思います。
一言で申すなら、コーナリングマシンです。
時代に逆行するこういった車種を、よくぞ出してくれました。
メーカーさんにも意識して頂きたいのは、こういう車種でも一定のニーズがあるということです。
ホンダ新型ビート S660は軽自動車規格なのでエンジン性能には不満を持つ方もおられますが、オーナーの評価は殆どの方が満足されているようです。
新型ビート S660 の動画をご紹介します。
"Honda S660 Design / 3 Designers" at Honda Advanced Design Studio Tokyo
Honda S660 イメージ動画
やはり、S660はホンダの新型ビートらしく時代を駆け抜ける予感がしています。メリハリがあり見え隠れする不器用感は有るけれども、これからのホンダスポーツカーに対してのベンチマークとなりそうです。
雑誌やネットでちらほら見かける 新型ビート S660の「TYPE-R」も興味あります。
TYPE-Rの開発計画は?
タイプRの存在の可能性が出てきました。某雑誌に載っていた情報ではS660タイプRとS1000の噂。
いつもお世話になっているディーラーにS660の試乗するついでに、その噂の確認をするために伺ったところ、タイプRの噂は本当でS1000の噂こそ、ただの噂の可能性が高いということでした。
ホンダ新型ビートのオーナーが集まる Owner's Meetingが各地で開催されます。ノーマルを楽しむオーナーや、カスタムされている新型ビート S660があつまり、交流を深めて一緒に走りを楽しめる内容です。
HONDA THANKS DAY ツインリンク茂木 S660オーナーズパレード
S660の開発当初は、ゆるいスポーツカー「ゆるスポ」を目指していました。けれども、作っているうちに「ゆるさ」がわからなくなってきて、再考したのが「ガチスポ」。中途半端な事ができない、「ガチ」なものしか作れないのがHondaらしさ
ホンダは開発構想段階には新型ビートとしての構想はあったように思われます、新型ビートを現す「ゆるスポ」そして、開発研究を進めていくうちに「新型ビート」ではなく、「ガチスポ」と表現されるように、もっと上のクラスのNSXや、S2000をターゲットに開発を進めた事で「新型ビート」のネームを封印したのだと思います。
ホンダが、S660を新型ビートと言わないのは、「Sシリーズ」や「Nシリーズ」がホンダ創業当初からあった型式であり、「S」の持つ意味を追求して極める為。それが軽自動車クラスでも!
ホンダ新型ビート S660は スポーツカーとしての楽しさを知っているクルマだと感じました。
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