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キャンピングカーのトイレってどうなってるの?お教えしましょう!

現在は軽自動車がベースのキャンピングカーも登場しており人気に拍車がかかっています。そんなキャンピングカーといえば色々な設備が整っていることが特徴ですがトイレがどうなっているかご存知ですか?キャンピングカーのトイレについてお教えします!

一度は乗ってみたい!キャンピングカー

場所を選ばずに快適な車中泊が出来るということでアウトドア派の方々に人気のキャンピングカー。
国内生産の多くのキャンピングカーは普通免許で運転できるという手軽さもウケています。

一言でキャンピングカーといっても架装形態によって分類がされることを知っていますか?

キャンピングカー:フルコンバージョン

フレーム、駆動系、エンジンなどのみの専用のベアシャシーにキャビンの全てを架装したものです。日本ではあまり普及していませんでしたが、昨今では自作するビルダーが日本にも増えてきました。

キャンピングカー:キャブコンバージョン

キャブ付きのシャシーに架装したもので、一般的にはトラックを改造したものが多いようです。昨今はワンボックス車のBピラーより後ろをボディカットして作られるものも多くなっています。

キャンピングカー:バンコンバージョン

ワンボックスカーなどの内装、屋根等を加工して架装したもの。乗車定員が10名以下で普通免許で運転できるものが多いです。

キャンピングカー:バスコンバージョン

マイクロバスなどのバスに架装したものです。窓が大きいため断熱性が低いと言われています。

キャンピングカー:軽自動車キャンピングカー

軽自動車をベースにしたキャンピングカーで、近年のキャンピングカーブームや団塊の世代の余暇で注目を浴びています。ベース車両の価格の低さ、低維持費、取り回し易さ、駐車場を選ばないことなどが日本での使用スタイルにマッチしており人気となっています。

最近ではオール電化のキャンピングカーも登場するなど、どんどん使い易いキャンピングカーが登場しています。さらにソーラーパネルが搭載され発電まで出来るキャンピングカーまであります。

もちろん、ベッドやキッチン、シャワーなども装備していますので、キャンプの際に予約が必要なバンガローやコテージに泊まらずにキャンピングカーで寝泊りする人も多いようです。

宿泊施設を利用しなければお金の節約になりますので、浮いたお金でアクティビティを楽しんだり、美味しいものを食べたりすることが出来ますね。

キャンピングカーでは楽しい車中泊が出来そうですが、一つ気になることが・・・それは「トイレ」です。
キャンピングカーのトイレは一体どのような感じになっているのでしょうか。

大きく分けてキャンピングカーのトイレは「ポータブルトイレ」、「カセットトイレ」、「マリントイレ」の3タイプとなります。これからキャンピングカーの3タイプのトイレについてご紹介していきます。

キャンピングカーのトイレ:ポータブルトイレ

まずはじめにご紹介するキャンピングカーのトイレはポータブルトイレです。

ポータブルトイレはポータブルという名前の通り持ち運べるトイレです。
ポータブルといっても水洗式のものが多いので衛生面の心配はありません。

ポータブルトイレの特徴はなんといってもトイレを丸ごと移動できることです。
使わないときは外部収納庫やシート下においておくことでスペースを節約できます。

「出た」ものはトイレの汚物タンクにたまるようになっており、自宅のトイレに流すかキャンプ場などのダンプステーション(所定の汚水・汚物処理の設備)にて処理します。

「出た」ものがしばらく汚物タンク内にあってもニオイが逆流しない工夫がされていますので臭いの心配はありませんが、臭いに敏感な方はポータブルトイレ専用の消臭剤を使えば臭いがかなり軽減されます。

キャンピングカーのトイレ:カセットトイレ

次にご紹介するキャンピングカーのトイレはカセットトイレです。

基本的な構造はポータブルトイレと同じで便座と汚物タンクに分かれていますが、こちらは便座が車に固定されていますのでトイレを外すことが出来ません。

ポータブルトイレに比べるとスペースを取ってしまいますが、汚物タンクの容量が大きいという特徴があります。また、狭い空間でも使用しやすいように便座部分が動く首振り式の製品もあります。

なお、カセットトイレも水洗式ですがポータブルトイレと同様、水洗用の水を専用タンクから引く場合と、給水タンクから引く場合があります。

「出た」ものの処理方法はポータブルトイレと同様、汚物タンクを取り外し自宅トイレかキャンプ場などのダンプステーションで処理します。

キャンピングカーのトイレ:マリントイレ

最後にご紹介するキャンピングカーのトイレはマリントイレです。

マリントイレはブラックタンク式とも呼ばれ、カセットトイレと同じく便座は車内に固定され、汚物タンクも車内に固定されています。

汚物タンクが固定されていることから、「出た」ものの処理は専用のホースを接続して自宅やキャンプ場所定の下水道か汚水ますに流します。

マリントイレ最大の特徴は「出た」ものを見る必要がないということです。
ただし、「出た」ものを捨てる場所までホースが届かない場合に困ったことになってしまいます。

キャンピングカーのトイレ、まとめ

いかがでしたか?
キャンピングカーのトイレの種類と特徴をお分かりいただけましたでしょうか。

キャンプに限らず車中泊などでもトイレは大きな問題の一つ。
近くにトイレがあるというだけで大きな安心に繋がります。

キャンピングカーの購入、レンタル時にはどのようなトイレがついているかを確認するようにしましょう。その際には改めてこのまとめを見ていただけると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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