ハイブリッド車並みの低燃費、マツダ「SKYACTIV-G」と「SKYACTIV-D」
2016/02/14
とっぱらや
エンジンのオーバーホールを皆さんはしたことあるでしょうか?オーバーホールってそもそも何?いつオーバーホールすればいいの?オーバーホールってどんな効果があるの?などエンジンのオーバーホールに関する疑問について解説していきます!
一般的にエンジンのオーバーホールとは、エンジンを部品にまで解体して洗浄作業や部品の交換を行い、エンジンの性能を元通りに戻す作業のことを指します。
普段の整備や点検では、エンジン内部まで整備することができないので、一定距離や時間が経ったエンジンでは、かつてのパワーを取り戻すためにオーバーホールが有効になります。
また、エンジンを長く使うためにもオーバーホールによる点検が有効です。
では、エンジンのオーバーホールは一体どれくらいの効果があるのか、またどんなタイミングでオーバーホールを行うべきなのかについて見ていきましょう。
自動車のエンジンはシリンダの中で燃料を燃焼し、そのエネルギーを回転運動へと変える内燃機関であるために、普段からオイル交換をしていても、その内部ではススや古いオイルなどが発生し溜まってしまいます。そこである程度長い距離を走ったエンジンは適切なオーバーホールをして、それらを洗浄し、古くなった部品を交換することで様々ないい効果が得られます。
適切なオーバーホールをすると具体的に、次のような効果が得られます。
エンジンの劣化した部品などをオーバーホールして取り替えることで、エンジンの寿命を延ばし、長く乗り続けることができます。
エンジンのパワーロスの原因となっていた、長年の走行によってエンジン内に溜まった汚れやズレをなくすことで、新車の時のパワーを取り戻すことができます。
オーバーホールによってエンジンがパワーを取り戻すことで、当然燃費も良くなります。
エンジンをオーバーホールすると色々なメリットがあるのですね。
次はいつオーバーホールするべきかについて見ていきましょう。
どのようなタイミングでエンジンのオーバーホールは必要になるのでしょうか?
エンジンは、そのままでも10万km以上走っても大丈夫なようになっていますので、日常的な頻度で使用している車のエンジンであればオーバーホールは必要ない場合が多いです。
しかし「エンジンオイルの減りが異常に早い場合」や、「エンジンのヘッドからオイルがにじみ出ている場合」、「マフラーから白煙が出る場合」はオーバーホールも選択肢に入ってきます。
また、そのエンジンを長く使っていきたい場合は、オーバーホールをすることは重要です。
その場合でもエンジンをいつオーバーホールすべきかというのは、そのエンジンによります…が、エンジンに不具合が出る前に行うことが望ましいです。
エンジンをオーバーホールする際に注意するべきことは、オーバーホールをどこに頼むかです。オーバーホールには厳密な定義がなく、どこまで分解し、どこまで洗浄や部品交換をするかなどはそれぞれのショップによって様々です。
中には、見えるところだけ綺麗にして中はいい加減…なんてところもあるようです。そんなオーバーホールでは、性能が良くなることは決してないどころか、性能を悪くしてしまうことさえあります。
そんなショップを避けるためには、実際に作業風景を見せてもらったり、そこでエンジンのオーバーホールをしてもらった人たちの口コミを調べたりすることが有効です。
適切なオーバーホールを行わなければ、期待されるような効果が得られないようです。
ここまでエンジンのオーバーホールの効果とその時期について見てきましたがいかがだったでしょうか?
エンジンのオーバーホールは決して安い作業ではなく、数十万円かかってしまいます。またオーバーホールによって必ずしも性能が上がるとは限らないということもあります。だからこそオーバーホールをせずに済ませるためにも日々の整備が大事なのかもしれません。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
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