2016/02/25
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本格SUVとして人気の三菱のロングセラーモデル、パジェロ。そんなパジェロのクリーンディーゼルエンジン搭載車の性能とは?さらに、パジェロ・クリーンディーゼルの内装や価格など、パジェロ・クリーンディーゼルについてたっぷり紹介します!
そもそもクリーンディーゼルとは、その名のとおりクリーン(綺麗な)ディーゼルエンジンのことです。
ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンに比べてCO(一酸化炭素)やHC(炭化水素)の排出量は少ないのですが、NOx(窒素酸化物)やPM(粒子状物質)が多く、古いディーゼル車がまき散らしていた黒煙がそのPMと呼ばれるものです。
このディーゼルエンジンは、燃料供給をエンジン回転数に依存したメカニカルなインジェクションで行っていましたが、この方式の場合、低回転時には燃料の噴射圧力を高めることが出来ない為、十分な燃焼が得られずに燃焼不良を起こして、黒煙やディーゼル特有のガラガラ音が発生していました。そのためディーゼルエンジンがガソリンエンジンより汚い、環境に悪いというイメージを持たれており、また排ガス規制の厳しい日本ではディーゼル車はほとんど作ることが出来ませんでした。
それではなぜディーゼルエンジンは、クリーンディーゼルに、進化することが出来たのでしょうか?
その理由は、様々な技術の進歩があげられますが、コモンレールシステムという高圧での燃料噴射技術を手に入れたことが一番の大きな理由です。コモンレールシステムにより高圧の燃料噴射を緻密に制御することで、常に安定した燃焼状態を保つことが出来るようになりました。
今までほとんど作ることが出来なかったディーゼル車ですが、環境に良いクリーンディーゼルエンジンが誕生したことによって、様々なクリーンディーゼル車が販売され人気を集めるようになりました。パジェロ・クリーンディーゼルもその中の一つです。
パジェロとは
1982年に三菱自動車から、初代が発売されたオフロードSUVパジェロ。パジェロは、RVブームと呼ばれた1990年代に大きく販売台数を伸ばし、日本を代表する本格SUVとして現在まで販売されてきました。
そんなパジェロにクリーンディーゼルエンジンが搭載されたのは、2010年。パジェロ・クリーンディーゼルは、最先端の排出ガス浄化技術で、大気汚染の原因となるNOxやPMを大幅に軽減し、世界的に厳しい排ガス規制をクリアしました。さらに、振動や騒音を抑えた静粛性、高出力・高トルクで力強い走り、平成27年度燃費基準(JC08モード)を達成した低燃費性など、様々な優れた特徴を兼ね備えたクリーンディーゼルエンジンです。
パジェロ・クリーンディーゼル(LONG) スペック
全長×全幅×全高:4900×1875×1870㎜
燃料消費率:10.4㎞/L
総排気量:3200L
最高出力:140kW(190PS)/3500rpm
最大トルク:441N・m(45.0kgf・m)/2000rpm
キビキビ走る車ではないですが、2.3t以上の車を気持ちよく走らせます。7割は2000回転以下で走れます。山道も踏めば良く登ります。ディーゼル特有の音はもちろんありますが、それもこの車の味の1つと楽しんでます。特にアイドリング時。気になる方は気になると思います。走行中、高速になればなるほど気にならないと思います。
これはパジェロ・クリーンディーゼルを購入した方の評価です。パジェロ・クリーンディーゼルのエンジン性能はパワフルで、高速道路や一般道でも気持ちよく快適に走行でき、さらに雪道や山道などのオフロードでも問題なく走れる安定感が魅力です。
パジェロ・クリーンディーゼル
パジェロ・クリーンディーゼルは、パジェロ伝統の少し背筋をたてた運転姿勢からの視線を基準に、フォルムから細部にいたるまでデザインされており、ワイドな運転視界が確保されています。また収納スペースは、大型フロアコンソールやカップホルダー、小物トレイ、バックドアボックスなど様々な位置に設けられています。
パジェロ・クリーンディーゼル
パジェロ・クリーンディーゼルは、視認性の優れたハイコントラストメーターを採用しており、明るさも自由に調節できます。また、中央部には4WD作動インジケーターや定期点検時期を知らせるサービスリマインダーを配置しています。
パジェロ・クリーンディーゼル
こちらも視認性に優れたハイコントラストメーターを採用した、センターインフォメーションディスプレイです。視線移動の少ないポジションに設置し、外気温、凍結警報、高度、平均車速や燃費などのドライブ情報が表示されます。
パジェロ・クリーンディーゼル
パジェロ・クリーンディーゼルのシートは、積載スペースを確保できる豊富なアレンジが可能です。また、後席のセンターヘッドレストは少し低く設計されており、後方視界を妨げません。
パジェロ・クリーンディーゼル
パジェロ・クリーンディーゼルのラゲッジルームは、ゆとりの荷室床面積と約1100㎜の荷室高を確保しています。ラゲッジルームの床下には、折り畳み式のサードシートが収納でき、乗車人数が多いときなどに使用できます。
パジェロ・クリーンディーゼル
<パジェロ・クリーンディーゼルの新車価格>
SUPER EXCEED 4,951,800円
EXCEED 4,282,200円
GR 3,751,920円
VR-Ⅱ 4,001,400円
<パジェロ・クリーンディーゼルの中古価格>
248万円~418万円
パジェロ・クリーンディーゼル
パジェロ・クリーンディーゼルについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?パジェロ・クリーンディーゼルを今購入するとクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金が出るようです。これは2016年3月11日までなので、残りわずかですが、今購入するとお得ですよ!
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