ウォッシャー液はただの水？ウォッシャー液の選び方を紹介します！

風が強い日や雨の日のあと、フロントガラスを見てみると、砂埃や雨の水垢で視界が悪い、なんてことありませんか？
視界が悪いまま運転すると、事故のもとになったり疲れやすくなるので、フロントガラスを常にきれいにしておくことが大切です。
そんな時役に立つのが、ウィンドウォッシャー液です。
そう、フロントガラスに水を吹きかけてきれいにするアレです！

このようなマーク、みたことありますよね？
車によっては、ウォッシャー液の残水量が少なくなるとメーター付近のランプが点滅してお知らせしてくれるものもあります。
ウォッシャー液は自分で簡単に補充できるので、ウォッシャー液が少なくなったら補充するようにしましょう。

では、ウォッシャー液とはどのようなものなのでしょうか？
一見するとただの水に見えますが、実はただの水ではありません。
補充用のウォッシャー液のボトルを購入したことがある方はお分かりだと思いますが、ウォッシャー液は青色をしています。
ウォッシャー液は、メタノールと界面活性剤でできていて、洗剤の成分や凍結防止の成分が含まれています。
ただの水のように見えますが、実はかなり高性能なんですよ！

ウォッシャー液がどのようなものなのかわかりましたが、フロントガラスの汚れをさっと流すだけなら水でもいい気がしますよね？
では、なぜ水道水ではなくウォッシャー液を使うほうが良いのか、説明していきます！

前に述べた通り、ウォッシャー液には洗剤の成分や凍結防止成分がふくまれていますが、「別に水道水でもいいのでは？」と思いませんか？
確かに、ワイパーでこするなら、水でも十分な気がします。
実は、水道水でも大丈夫なんです。ですが、ウォッシャー液を水道水で代用することは、おすすめしません。

水道水をおすすめしない理由は、
・冬季は水道水ではタンクの中で凍結してしまう。
・洗剤成分がないため、洗浄力が落ちる。
・水道水だとタンク内で藻などが発生し詰まってしまう。
などがあります。

洗浄力を求めず、冬季ではなく、頻繁にウォッシャー液を使う、ということであれば水道水でもいいような気がしますが、ウォッシャー液はそれほど高価なものではなく、比較的簡単に手に入るものなので、ぜひウォッシャー液を使うようにしましょう！

ウォッシャー液は、車用品店などで販売されています。
用途や特徴によって、価格は様々です。
おそらくウォッシャー液のコーナーに行くと、どれを買えばいいのか迷ってしまうと思いますので、今回はいくつかおすすめのウォッシャー液をご紹介します。

ウォッシャー液が少なくなったらどうすればいいの？！
という方のために、補充方法をご紹介します。
ボンネットを開くと、写真のようにウォッシャー液のタンクがあります。
ウォッシャー液のタンクには、ウォッシャー液のマークが書いてあるのですぐにわかるかと思います。
ウォッシャー液の書いてあるタンクのキャップを開けて、液を補充すれば完了です！
タンクには満タンのラインがありますので、ラインを超えないように補充するだけです。

車によりますが、ウォッシャー液のタンクのキャップが青色をしていたり、目立つように工夫されていたりします。
補充するときは一気に入れず、少量ずつこぼさないように入れましょう。
また、ウォッシャー液を混ぜて使用すると、詰まりの原因になりますので、違うウォッシャー液を補充するときは、タンクを一度空にして洗浄してから補充するようにしましょう。

こちらは撥水効果が強く、なんと水で3倍に薄めても撥水効果が変わらないというウォッシャー液です。
洗浄だけでなく、撥水効果も期待したい方はこちらがおすすめです！
また、3倍に薄めて使用できるので、コスト面でも優れています！
じゃばらホース付きで、取っ手もついているので、補充しやすいですよ！
価格：約780円

とにかくフロントガラスをきれいにしたい！という方におすすめなのが、こちらのウィンドウォッシャー液スーパーです。
撥水効果は薄いですが、頻繁にウォッシャー液を使う方におすすめです。
ホースなどがついていないので、なれていない方は少し補充しにくいかもしれません。
ストレートタイプなので、水で薄めて使うことはできません。
価格：約298円

寒冷地で使用したいという方におすすめなのが、こちらの スーパーレイン・X　雨弾きウォッシャー2000。
マイナス30度でも凍結しない上に、冬季以外は3倍に希釈して使用できるので、これ一本でオールシーズン使えます。
また、「雨弾き」というだけあって、即効性のある撥水効果が得られます。
撥水コーティングをした特殊なガラスにも使用可能なので、どれを買えばいいか迷ったらこれを買えば間違いなしかもしれません！
価格：約735円

いかがでしたでしょうか？
ウォッシャー液はただの水のようで、実はとても便利で高性能な液体でした！
ウォッシャー液はそれぞれ特徴があり、購入に迷ってしまうかと思います。
一番売れているから、安いから、と安易に判断してしまわないように、パッケージをよく見るようにしましょう！

どれを買えばよいのかわからない場合は、自分がどのような効果を期待しているかを考えてみてください！
ウォッシャー液のボトルには、「撥水」「雨弾き」「油膜とり」「寒冷地用」など特徴がわかりやすく記載されていることが多いです。
また、ホースがついているものや、ボトルの形状が補充しやすい形になっているものも販売されていますので、色々試してみてくださいね！