どうやったら取れる？希望ナンバープレートについてまとめました！

現在では珍しくなくなった希望ナンバープレート。ナンバープレートの4桁の数字を希望の番号にできる制度です。
1998年5月、一部地域でナンバープレートの希望番号制度が開始されました。1年後の1999年5月には全国で導入され、手数料を支払うことでナンバープレートに希望番号を指定することができるようになりました。

希望番号のナンバープレートは、いつでも変更できるのでしょうか？実は、既に登録されているナンバープレートから変更するには、いくつか条件があります。

①新規登録を行う時。
②管轄変更を伴う名義変更（移転登録）、転居による住所変更（変更登録）を行う時。
③現在のナンバープレートを破損、汚損した時。

なお、事業者用の軽自動車や二輪車は希望番号制度の対象外です。

自分の好きな番号をナンバープレートにできる希望番号制度。実は、希望すればどんな番号でも取れる訳ではありません。人気の集中する番号は抽選になります。
抽選になる番号は次の番号です。

また、この他にも特定の地域名表示に限って、抽選対象になる希望番号もあります。
例えば、大阪ナンバーの付くナンバープレートの抽選対象番号は、全国一律の抽選対象番号と合わせて、34種類にもなります。

これらの抽選対象番号の抽選は、毎週月曜日に行われます。抽選の結果、当選した方のみが希望番号のナンバープレートを取得することができます。

ナンバープレートの希望番号は、一般社団法人全国自動車標板協議会の以下のリンクから申し込みができます。
また、インターネットでは、抽選結果の照会もできます。

インターネットが無くても、直接運輸支局等での申し込みも可能です。
管轄の運輸支局の「希望ナンバー予約センター」の窓口で予約します。ただ、窓口の受付は平日の朝8時45分から夕方16時まで。土日祝日は受け付けていないので、注意が必要です。

郵送、ファックスで申し込む場合には、管轄運輸支局へ問い合わせて下さい。

【インターネットの場合】

インターネットで申し込む場合、交付日までに交付手数料の支払いを済ませます。
希望番号を申し込み、（抽選対象番号なら、当選したら）メールの内容に従って手数料を支払います。
入金確認のメールが届いたら受付番号を控えておきましょう。
後は交付日を待つのみです。

【窓口で直接申し込む場合】

運輸支局当の希望ナンバー予約センターで申請用紙に記入し、手数料を支払います。
申込書は、一般希望番号の場合は『一般希望番号申込書』、抽選対象番号の場合は『抽選対象希望番号申込書』になります。
『希望番号予約済証』を受け取ります。

希望ナンバープレートは、完全予約生産のため、受け取るまで4日程度の期間が必要になります。交付可能日は、インターネットの場合は手数料入金確認メール、窓に口申し込みなら予約済証に記載されています。

まず、インターネットで申し込みをした方は、希望ナンバー予約センターへ行き、『希望番号申込書』を提出します。この時に受付番号を記入します。申込書を提出すると『希望番号予約済証』を受け取れます。

車の名義変更や住所変更等の手続を済ませ、新しいナンバープレートを受け取ります。また、古いナンバープレートを返納し、軽自動車以外の方は封印してもらう必要があるので、必ずそのナンバープレートを付ける車で行きましょう。

希望ナンバープレートの交付手数料は、ナンバーの種類や地域によって若干の差がありますが、だいたい以下の通りです。

・大型ペイントナンバー・・・5,000円前後
・中型ペイントナンバー・・・4,200円前後
・大型字光式ナンバー・・・6,300円前後
・中型字光式ナンバー・・・5,400円前後

また、字光式ナンバープレートの場合は、別途透過式番号等装置（約20,000円）が必要になります。

自分の車のナンバープレートに好きな番号を付けられる、希望番号制度についてご紹介してきましたが、いかがでしたか？直接申し込みはもちろん、インターネットでも申し込み可能です。新車を購入した時や、名義変更した時などに、希望ナンバープレートにしてみるのも良いかもしれませんね！