ホンダ・NシリーズN-WGNの実燃費と詳細をまとめてみました。
2015/11/12
neko.shinohara
現在、軽トールワゴンクラスは、燃費や機能性において熾烈な戦いを繰り広げています。その中心的リーダー格と言えばやはりタントですよね。 中でも人気のカスタムは、そのスタイルで若い世代から支持されています。今回はタント カスタムの燃費について調べてみました。
タント カスタム RSトップエディション SA II
タント カスタムは、2005年に追加モデルとしてデビュー、3代目である現行モデルは、2013年に発売が開始され2015年にマイナーチェンジしました。ボディ形状は5ドア軽トールワゴンで、0,66LのNAエンジンとターボエンジンを搭載しています。
現行タントカスタムは、両側にスライドアドアもつ5ドア軽トールワゴンで、助手席側のセンターピラーをドアに内蔵し、広い開口部を実現し、乗降性と機能性を向上しています。
タント カスタム RSトップエディション SA II
・全長 3,395mm
・全幅 1,475mm
・全高 1,750mm
・ホイールベース 2,455mm
では、タント カスタムの概要がわかったところで、燃費について調べていきましょう!
タント カスタム エンジン
直列3気筒DOHCエンジン
総排気量 660cc
最高出力 52ps / 6,800rpm
最大トルク 6.1kg・m/5,200 rpm
JC08モード燃費 28.0km/L
タント カスタム ターボエンジン
直列3気筒DOHCターボエンジン
総排気量 660cc
最高出力 64ps / 6,400rpm
最大トルク 9.4kg・m/3,200 rpm
JC08モード燃費 26.0km/L
タント カスタムの燃費はカタログ値で、NAモデルが26.0km/L、ターボモデルが28.0km/Lとどちらもかなりいいようです。では燃費向上の装備を見ていきましょう!
タント カスタムには、時速9km以下になると、状況に応じて自動的にエンジンを停止し、アイドリング時の燃費を向上させる新エコアイドルを装備しています。(登坂時における停止後の後退防止ために、ヒルホールドシステムが付随しています)
タント カスタムには、瞬間燃費や平均燃費を目で確認できるマルチインフォメーションディスプレイと、スピードメーター中央に設けられたLEDの色で燃費を判断できる、エコアシスト照明が装備されています。
様々な装備で燃費を向上させているタント カスタムですが、次は実際にタント カスタムを所有しているユーザーの情報をもとに、実燃費を見ていきたいと思います。
タント カスタム RSトップエディション SA II
<NAエンジンユーザー>
『外に良いのでビックリ、郊外の国道で制限速度+αで流れに乗って1時間ほど走ったら、平均燃費計が26km』
『燃費・現在走行距離350km、平均燃費20kmちょうどぐらい。出来れば、もう少し燃費が伸びないかと本を見て勉強中。』
タント カスタム RS SA
<ターボエンジンユーザー>
『15キロ位 エネチャージみたいなものが出るといいな・・・でも先代のNAが10キロ前後だったので相当改善してきていると思う。』
『燃費はかなり交通量が多い地域でもあり高速移動が殆ど無い事から14km/Lとカタログ燃費には遠く及びません。』
<NAエンジン> 16.9km/L
<ターボエンジン> 15.7km/L
では、タント カスタムの燃費を他のライバルと比較してみましょう!
ホンダ N-BOX カスタム G Lパッケージ
ホンダ N-BOX カスタムは、2011年にデビュー、2015年にマイナーチェンジを実施しました。NAとターボ仕様の2種類の660ccエンジンに、ホンダの軽自動車として初めてかつ専用に新開発されたCVTを組み合わせた軽トールワゴンです。
それでは、カタログ値の燃費を見てみましょう!
<NAエンジン> 25.6km/L
<ターボエンジン> 22.0km/L
では続いて、気になる実燃費を見てみましょう!
<NAエンジン> 14.2km/L
<ターボエンジン> 15.5km/L
スズキ スペーシア カスタムXS
スズキ スペーシア カスタムは、2013年に「パレット」の後継モデルとしてデビュー、2015年にマイナーチェンジを実施しました。NAとターボ仕様の2種類の660ccエンジンにCVTを組み合わせ、NAにはマイルドハイブリッドの「S-エネチャージ」を搭載している軽トールワゴンです。
それでは、カタログ値の燃費を見てみましょう!
<NAエンジン> 30.6km/L
<ターボエンジン> 26.8km/L
では続いて、気になる実燃費を見てみましょう!
<NAエンジン> 18.4km/L
<ターボエンジン> 17.0km/L
タント カスタム RSトップエディション SA II
タント カスタムには一部グレードを除き、運転支援システムの「スマートアシストII」が装備されており、燃費性能だけでなく、安全性の向上を図っています。
さて、いかがでしたか?
今回はタント カスタムの燃費について調べてみました。現行タント カスタムは2013年より3代目が販売されました。燃費に関しては、軽自動車のパイオニアらしくこれまで培った技術で他の競合ライバルと接戦を繰り広げています。タント カスタムは、燃費向上の技術力はもちろん、軽自動車ならではの安全性の追求や、機能性へのこだわりに、ダイハツらしさが感じ取れる1台に仕上がっています。
燃費は、クルマ自体の性能が大きく関係しますが、それ以上に運転者の意識でかなり左右されることも多いのも事実なので、燃費を考えた優しい運転を心がけてみてはいかがでしょうか。
ここまでお読みにいただき、ありがとうございました。
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