2016/01/14
ゴンタ
往年の名車ae86!今日でも大変人気のあるae86ですが、製造から30年が経ち古い車両になってしまいました。そんなae86をレストアし蘇らせてみましょう!ae86の事からレストア手順までまとめました。ae86に興味がある方は是非最後までお付き合いください。
まず初めに、ae86について詳しく見ていきましょう!
ae86とはどんな車だったのでしょうか?
ae86 レストア
現代にはない美しいフォルムのae86
ae86とはトヨタ自動車より販売されていた、カローラレビンとカローラスプリンタートレノ車両型式です。
この型式からハチロクと呼ばれるようになりました。
ae86の販売期間は、1983年 ~1987年でした。
販売期間は短かったですが、今日でも根強い人気があります。
状態の良いae86になるとプレミアがつき、当時の販売価格よりも高い金額で売られています。
レビンとトレノの違いは、レビンがヘッドライトが角目でトレノがリトラクトラブルになっています。
ae86 レストア
名機とも呼ばれたae86の4AG
ae86には名機としても知られている、4A-GEエンジンが搭載されていました。
とても整備性も良く回答性も良いエンジンで扱う楽しさがあるエンジンでした。
30年も前のae86は状態の良いものだとプレミア価格でとても値段が高いです。
そこで、状態の悪いae86を格安で購入し、自分で治しレストアすることによって、愛着と整備力がつきます。
整備性の良い昔の車両なので、パーツを探すのは大変ですが、現代の車のように色々と就いていないので、メカいじりが好きな方で整備知識のある方でしたらレストアは十分にできるのではないかなと思います。
ae86 レストア
リトラクタブルライトが生むスタイリッシュなデザインのae86
では、実際にae86をレストアするにはどのような準備が必要なのでしょうか?
見ていきましょう!
ae86をレストアするにあたって準備することがあります。
まず、レストアベースとなる車両とレストアするスペースの確保が必須です。
レストアは数日で出来るものではないので、できれば屋根付きのガレージがあるとい良いです。
以下にレストアにあたって必須アイテムを列挙します。
・ae86レストアベース車両
・ae86レストアガレージスペース
・工具一式
・ae86の整備書
・ae86エンジンオーバーホール用補機類
・最終的なテストを行う信頼のおけるショップ探し
などがあげられます。
いざ、レストアを始めてみると工具が足りなかっりパーツを探したり色々と準備していても不足なものが出ていきます。
十分な予算組も大切ですね。
ae86 レストア
30年前の車とは思えないデザインフォルム
では実際にae86をレストア作業に入るにあたってどのように進めていけばよいのでしょうか?
順を追ってまとめました。
手に入れた、ae86のレストアベース車両がどのような状態にあるのか把握します。
エンジンは生きているのか、足回りはどうかブレーキ関係、ミッション、内装等すべてにわたってチェックしていきます。
レストアベース車両なので、エンジンが死んでいたりミッションも死んでいる場合があります。
これらもオーバーホールを行いレストアしていきます。
エンジンオーバーホールやミッションオーバーホールは専門知識が必要なので、難しいことはプロショップに任せてしまうのもよいでしょう。
ae86 レストア
レストアをして、このようにレースカー作成も可能。
実際にレストア作業に入っていくと、あれこれとたくさんやることが出ていきます。
焦らずにきちんと計画を立てて行いましょう。
初めにae86の内装などを全て取り外します。
作業性が向上するだけではなく、細かい部品の状態も把握できます。
全て、外し終わったらフレームが錆びている車両が多いはずです。
きちんと錆び落としをし、シャシーブラックなどを塗って錆び止めをしておきましょう。
内装のシートやインパネ周りはボロボロになっているときは新品にしましょう。
シートは社外のものがつきますが、インパネは難しいのでFRPなどで自作にもチャレンジしてもよいでしょう。
エンジンやミッションをオーバーホールするため車体から降ろす場合、一人で作業するのは大変危険なので2人以上で行いましょう。
レストアには危険も伴います。十分に注意して作業を行っていきます。
外装塗装もレストアベースとなると傷んでいるので全て塗装をし直します。
塗装は難しいので練習してから行うかこれも外注してもよいでしょう。
ae86 レストア
ノーマル仕様のae86は希少価値が高い
レストアベース車両の整備と修理がすべて終わったら、元通りにもどしてきちんと動くかテストを行います。
いきなり一般道を走るのは危険なので私有地かサーキットでテストを行いましょう。
その後、一般道を走る為の車検整備をきちんと行いナンバープレートを取得します。
公道走行しないサーキット車両としてレストアする場合は、車検整備は不要です。
ae86 レストア
今日でもレース界でae86は活躍しています
最後までレストアを仕上げた車両には普通に購入するよりも多くの愛着がわくはずです。
また、整備力も向上しているはずです。
この知識を生かしてレストア技術を磨いていけばゆくゆくはレストアした車両を売却し利益を生むことも可能です。
ae86 レストア
ドライビングテクニックを磨く車両として適しています。
レストアを進めていくと、色々とパーツを購入していく必要があります。
外注にだすと工賃なども高額になる場合があります。
中古車で購入するほうが安くあがる場合もありますし、安くすむ場合もあります。
これは、レストアベース車両を探すときにある一定知識を持っていればベース車両が
どのような状態にあるか把握できます。
全て壊れているような車両だとレストアにはかなりの時間と金額が掛かります。
ある程度使える部分とレストアする部分が混在する場合は中古車を購入するよりも安くあがるばあいもあります。
これは実際にレストアを始めてみないと何とも言えない部分でもあります。
ae86 レストア
名機4AGに多連スロットルを付け、NAエンジンの楽しさを味わってみませんか
レストアを終えてそこで終わりにはしないでおきましょう。
きちんと整備し乗れる状態になったae86を公道走行させてみたりサーキット走行するのもよいでしょう。
また、イベント等に展示しても楽しめます。
ae86 レストア
レストアでは、このように自分好みの内装に仕上げることも可能
最後になりますが、ae86の車両に乗っている方々の評価を見ておきましょう。
本当に好きな人にしかお勧めできない車
頭文字Dが好きで買おうとしてる人は
要・注・意・!
満足している点
軽量コンパクトゆえの扱いやすさが魅力の一つ
単純な作りだからこそ自分でメンテナンスがしやすい
今の車と比べて未成熟な足・エンジン・ボディー
全て素材感に優れる一台
自分にとってこの車を越える車は現れないだろうと思っています。
整備・ドリフト・峠・サーキット・旅行・洗車・すべてを共に楽しく過ごせてきた車です。
このように、ae86はとても高い評価を持った車両です。
好きな人にしかわからない車ですがとても楽しい車です。
こんなae86に是非乗ってみましょう!
ae86 レストア
一度は乗ってみたい往年の名車ae86
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