2016/02/02
みーこ11
憧れの車に乗りたいけど、もう30年以上も前の旧車…無理だよなぁと諦めている方必見!レストアされている旧車は新品同様の輝きが戻り、まるで青春時代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥るほどでしょう。今回はレストアされた旧車の販売価格をご紹介します。
今回はレストアされた旧車の販売価格を紹介するのですが、そもそもレストアってどういうこと?と思っている方もいらっしゃると思います。
レストアされた旧車の販売価格を見ていく前に、まずはレストアってなんだろうという疑問にお答えしたいと思います。
レストアとは事故や損耗が理由の通常の修理や整備ではなく、製造時期からある程度の年数が経ったビンテージモデルなどの復活、あるいは保存する事を目的に修復や復元する事をいいます。
つまり今回紹介する旧車とは、現代車ではなく、一昔も二昔も前に車のことです。
通常、レストアされる車両は対象物の製造から年数が経っているため、新品部品の入手が困難であったり、対象物そのものの新品時の状態がどういう物であったのかといった情報を得るのに苦労する場合が多いです。
1台の旧車をレストアするために、複数の部品取り車を要する場合もあるため、当時の不人気者や希少車、かなり古い旧車は作業が難航することがあります。
自動車やバイクに関しては、車両のレストアやレストアされた車両を専門に扱う店もあるので、探している憧れの車がないか全国をまたにかけて調べてみると見つかるかもしれません。
レストアされた旧車の販売価格を見ていく前に、旧車のレストアがどのように行われているのかを見ていきましょう。
きっとこの工程を見れば、レストア車の販売価格にも納得がいくと思います。
旧車のレストア
レストアされる旧車は、まずこのように錆や腐食でボディにかなりのダメージを受けている状態から始まります。
これは1963年ごろの車両です。
この車両からバンパーや内装に至るまですべてのパーツを取り除き、白ボディにするのが最初の工程です。
旧車のレストア
外せる部品をすべて外し、錆びて傷んでいた外装の色を剥離剤という薬品にて剥がす作業をします。
この写真は塗装の剥離作業後に錆び止めを塗装した状態です。
仕上がりをきれいにするためにはこの工程を丁寧にやっておかなければいけないので、根気が必要です。
旧車のレストア
次は鈑金とパテによって下地を整えて塗装前の下地処理を行います。
自然乾燥後、いよいよ外装の仕上げ工程の塗装をします。
旧車のレストア
外装の塗装が完了しました。
この後はドアやフェンダー部分も同じような作業を行います。
旧車のレストア
ヘッドライトなど、取り付けられる部品がどんどんついていき、どんどん旧車がよみがえってきているのがわかりますね。
旧車のレストア
マツダ R360クーペのフルレストアが完成し、あのボロボロだった旧車が新品のようによみがえりました。
このように簡単にではありますが、旧車のレストアの工程をご紹介しました。
写真で見ると簡単な工程に見えますが、何か月、あるいは年単位でかかるものもあるそうです。
ではまずレストアされた旧車の販売価格:国産車編をご紹介します。
日産 ダットサン211型
フルレストア ワンオーナー 限定車
昭和34年 走行8.2万Km
500万円
日産 フェアレディZ 240ZG
昭和48年 走行不明
1100万円
スバル 360 デラックス
昭和43年 走行5.5万Km
129万円
トヨタ スプリンタートレノ GT 後期型
レストア済 エンジンオーバーホール済
昭和60後 走行2.2万Km
399.9万円
ほんの一例ですが、レストアされた旧車:国産編をご紹介しました。
販売価格はレストアされる前の車両の状態や希少性などあらゆる条件で変わってきます。
ここで紹介した同じ年式、同じ型式の旧車であっても、販売価格が全く異なるものもたくさんあります。
いろいろと調べてみて、納得のいく車両を見つけてください。
次はレストアされた旧車:外車編です。
シボレー カマロ
1968年 走行不明
340万円
メルセデス・ベンツ M・ベンツ 560SL ワイドバージョン
1988年 走行 21.0万Km
594万円
シボレー インパラ コンバーチブル オリジナルスタイル
1961年 走行不明
689万円
シボレー カマロ
1969年 走行不明
698万円
ほんの一例ですが、レストアされた旧車:外車編でした。
このほかにも様々な旧車がレストアされて販売されています。
ASKとなっている価格については、同じ車種の販売価格をほかでも調べて相場をある程度知っておくといいと思います。
いかがでしたか。
ここでご紹介したレストアされた旧車はほんの一部にしかすぎません。
まだまだたくさんの旧車がレストアされ、もう一度走り出しています。
あなたが欲しい憧れの旧車ももしかするとレストアされてよみがえっているかもしれません。
アストンマーチン DB6
憧れの旧車をお探しの方、旧車に乗ってみたいなと考えている方はぜひ参考にしていただけたらと思います。
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