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トヨタ自動車より発表されたプリウスリコールをまとめてみました。

トヨタ自動車より発表されたプリウスリコール開示情報をまとめてみました。リコールとは、メーカーが車の保安基準に適合しなくなるおそれがある場合に、国土交通省に届けて自主的にユーザーの車を無料で修理する制度です。プリウスリコールを振り替って見ましょう。

リコールとは、何?

自動車が道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態、又は適合していない状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て、ご使用のお客様にご連絡して無料で修理します。

出典:http://toyota.jp

トヨタ自動車のリコールサイトに記載されている定義です。自動車の不具合を国土交通省に届けでて、事故等の防止の改善を行う制度です。多くの場合は、販売店よりダイレクトメールが送られ、担当セールスが確認をするのが一般的です。自動車メーカーは、ネっトでも開示します。

改善対策って何?

自動車が保安基準に不適合状態ではないが、安全上又は公害防止上放置できなくなるおそれがあり、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て、ご使用のお客様にご連絡して無料で修理します。

出典:http://toyota.jp

自動車の使用は、可能ですが、修理をしないとさらに悪くなるか、事故に繋がるおそれがあるため、メーカー主体で無料修理をします。修理箇所 なぜしないといけないのかの理由 修理方法は、サイトに開示されます。

プリウスリコールの対象 形式

プリウス 10型

プリウス10型

型番 NHW10・11 で始まるプリウス初代(1997年~2003年)世界初となる(量産ハイブリット自動車)小型5ナンバー 4ドアセダン  センターメーター採用 THS型 1500ccのエンジン+モーターのハイブリット車  

プリウス 20型

プリウス20型

型番号 NHW20 で始まるプリウス2代目(2003年~2011年 販売)
5ドアハッチバックのボデイとなる。1500ccのエンジン+モーターのハイブリット THSーⅡ採用
3代目の発売後もビジネスモデルとして発売された。2011年12月 販売終了

プリウス 30型

プリウス30型

型番号 ZVW30 から始まる先代プリウス (2009年5月~2015年12月 販売)
プリウスをハイブリットの代名詞にし、ベストセラーカーとしてアクア共に、トヨタ自動車の看板車となる。エンジンが、300ccアップされ1800ccとなる。リダクション機能付きTHSーⅡとなり、燃費は、 L にて、10・15モード燃費で38.0km/Lとなった。

プリウスリコール歴を、確認しましょう。(以下 トヨタ自動車 リコールサイト 出典)

プリウス20型

2004年プリウスリコール発表(対象プリウス20型) 

プリウスリコール 届出番号 1169 
リコールの概要 改善箇所
1.不具合の状況
エンジンルームのボンネット後部と防水用シールゴムに隙間があるため、発電機内の回転センサコネクタやエンジン点火プラグの電極部に水が浸入するものがあります。そのため、エンジン警告灯が点灯しフェールセーフのモータ走行となったり、点火プラグが失火してエンジン不調となり、排出ガス基準を満足できなくなるおそれがあります。
2.リコールの内容
全車両、ボンネット後部にシール材を取り付けます。

出典:http://toyota.jp

2010年プリウスリコール発表(対象プリウス30型)

プリウス30型

プリウスリコール 届出番号 2466
リコールの概要 改善箇所
1.不具合の状況
ABS(アンチロックブレーキシステム)の制御プログラムが不適切なため、ABS作動完了後の制動力が作動直前の制動力より低下することがあります。そのため、ブレーキをかけている途中に凍結や凹凸路面等を通過してABSが作動すると顕著な空走感や制動遅れを生じることがあり、運転者の予測より制動停止距離が伸びるおそれがあります。
2.改善の内容
全車両、当該制御プログラムを修正します。また、制御プログラム修正までの間の運転時の注意事項を、使用者にお知らせします。

出典:http://toyota.jp

2011年プリウスリコール発表(対象 プリウス10型)

プリウス10型

プリウスリコール 届出番号 2751
リコールの概要 改善箇所説明
1.不具合の状況
電動式パワーステアリングギヤボックスにおいて、ハンドルを強く一杯に切るような操作を繰り返すと、ピニオンシャフト固定用ナットが緩むことがあります。そのため、そのまま使用を続けると、ハンドル操作ができなくなるおそれがあります。
2.改善の内容
全車両、当該ナットをかしめナットと交換します。

出典:http://toyota.jp

2012年プリウスリコール発表(対象 20型)

プリウス20型

リコールの概要 改善箇所説明(1) 改善箇所説明(2) 届出番号3055
1.不具合の状況
(1) かじ取装置において、ハンドルとギヤボックスを連結している継手部品(インタミエクステンションシャフト)のギヤボックス側強度が不足しているものがあるため、低速時にハンドルを強く一杯に切る操作を繰り返すと、継手部品の連結部にガタが発生することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、連結部が摩滅し、かじ取り操作ができなくなるおそれがあります。
(2) ハイブリッドシステムの電圧変換器(インバータ)用電動ウォータポンプにおいて、コイルの巻き線工程が不適切なためコイル線に傷がついたものがあります。そのため、コイル線の腐食断線によりウォータポンプが停止して警告灯点灯や出力制限走行となります。また、線間ショートした場合には、電源ヒューズが切れて走行不能となるおそれがあります。
 インバータ:高電圧の直流を交流に変換する装置
2.改善の内容
(1) 全車両、点検し、当該継手部品を対策品と交換します。
(点検の結果、交換不要の場合は、念のため締付ボルトの増し締めを行います。)
(2) 全車両、当該ウォータポンプを対策品に交換します。

出典:http://toyota.jp

2013年プリウスリコール発表 (対象30型)

プリウス30型

リコールの概要 改善箇所説明  届出番号 3163
1.不具合の状況
電子制御ブレーキシステムにおいて、アキュームレータ(蓄圧器)の強度検討が不足していたため、走行時の上下振動により、蓄圧容器の一部に大きな力が加わることがあります。そのため、使用過程で当該容器に疲労亀裂が入り、容器内のブレーキフルードに窒素ガスが徐々に浸入してブレーキペダルの踏み代が増加し、制動力が低下するおそれがあります。
2.改善の内容
全車両、アキュームレータを確認し、該当するものは対策品のアキュームレータが組み込まれたブレーキブースタポンプと交換します。

出典:http://toyota.jp

プリウスリコールの分析

プリウス30型

リコールの対象型は、20型が多く先代プリウス30型は、2回です。ハイブリットシステムの深刻な不具合はなく、システムプログラムの書き換えです。THS-Ⅱシステムが円熟され、ハイブリット車として完成の域であると思います。

プリウスリコールの確認の仕方

①トヨタ自動車サイトhttp://toyota.jp/ を開き、トップ画面の右上最上段の中央のリコール情報をクリックします。
②リコール情報は、左の年度 1999年~2015年の各年度をクリックし、プリウスリコールの項目表示を確認します。
③リコール等情俸対象車両情報検索 の右の赤い→検索ページをクリックします。
車検書の車体形式NO 例えば ZVW30-5000001と書いてあれば、その番号を入力し確認します。表示されれば、その文面を確認します。
④販売した販売店より、はがきが来ますので、確認の後、販売店にて点検をします。

プリウスリコールのまとめ

リコールはない方がいいのですが、車は機械ですので完全な状態で販売するのは無理だと思います。販売店からハガキが来たら、速やかに点検をしましょう。事故を防ぐためです。
ご精読ありがとうございました。

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