あれ？免許どこだっけ！？免許を紛失した場合はどうしたらいいの？

毎日の車やバイクの運転に必要な免許証。そもそも運転免許証とは何なのでしょうか？運転免許は、その自動車の運転に関して必要な技量と知識を有しているかどうかを試験し、それを持っていると判断される者に対して付与されます。その免許の保有を証明して交付される公文書を運転免許証と言います。

免許は紛失してしまっても、停止手続きができません。キャッシングローンが組まれたり携帯電話が不正契約されたりと悪用されてしまうことも。もし、悪用が不安な場合は、個人信用情報機関にコンタクトを取ったり、役所の「本人通知制度」を利用しましょう。

また、何はともあれ免許を紛失したら最寄りの交番に遺失届を出しましょう。ただ、再発行の手続きは、遺失届をしていなくても可能です。

免許証を紛失した場合は再発行が可能です。これは、運転免許証が失効していなければ、2年後でも3年後でも大丈夫！ただし、免許証の再発行手続きは、どんな理由があれ本人しかできません。例え家族であっても、代理人による手続きは不可能です。

運転免許証の再発行は、免許証に記載されている住所を管轄する以下の場所で可能です。

・運転免許試験場
・運転免許センター
・警察署

しかし、都道府県によっては、警察署での再発行はできず、運転免許試験場、運転免許センターでの手続きが必要になります。
また、運転免許センターなどで手続きした場合は、紛失した免許の即日再発行が可能ですが、警察署では即日再発行ができません。

紛失した免許の再交付を受ける場合は、以下の書類等が必要になります。

・運転免許証再交付申請書　（用紙は窓口にあります）
・運転免許証紛失・盗難てん末書　（用紙は窓口にあります）
・申請用写真　（縦3cm×横2.4cm）
・保険証やパスポートなどの身分証明書
・外国籍の方は在留資格を確認できる、在留カードやパスポートなどの身分証明書
・認印

免許の記載内容を同時に変更したい場合には、必要書類も違ってきます。その場合は申請する運転免許センター等に問い合わせて確認して下さいね。

紛失した免許の再交付に必要な手数料は、3,500円です。仮免許の再交付手数料は約1,100円です。

紛失により、免許が手元にない場合は更新手続きが出来ません。この場合は、再交付手続きと更新手続きを同時に行うことが出来ます再交付手数料は不要で、更新手続きに係る手数料のみです。

免許を紛失したことに気付いてから、再発行手続きを行いますね。運転免許センターなら即日の交付が可能ですが、警察署なら後日交付になってしまいます。この場合、運転しても良いのでしょうか？

そう。いかなる理由があっても、免許不携帯で運転してはいけません。違反点数は付きませんが、免許不携帯として違反金3,000円が徴収されます。

免許を紛失して、警察に遺失届を出して、免許センターで再交付してもらったのに・・・紛失したはずの免許が出てきた！なんてこともあり得ます。盗難でなくてホッとしますね！ただし、この場合は古い方の免許は警察、または免許センター、運転免許試験場へ返納して下さい。

紛失した免許を再発行すると、免許番号の末尾が『1』になります。これは、その後何度紛失、再発行を繰り返したとしても引き継がれます。再発行により免許番号が変わっているので、一度紛失した免許は無効になっています。

毎日の生活に必要な運転免許証。紛失しないようにいつもこのバッグに入れといたのに、財布に入ってるはずなのに、なんで無いの！？なんて言うことは、誰にでも起こりうることですね。この様に、紛失に気付いたときには、早めに再交付手続きを取りましょう。
紛失した免許を悪用されたり、また免許不携帯の違反を犯さない為にも、日頃から免許の場所を確認しておきたいですね。