これぞワイルドカー!ダッヂ・チャレンジャーの魅力を徹底解剖!
2016/02/06
Nor.M
ダッヂ バイパーが復活!2010年に生産を終了し、2年後にSRT バイパーの名前で復活、さらに2年後、ようやくダッヂ バイパーの名前に戻りました。8.4L V10エンジンのFRはまさにアメリカンスポーツの1台です。今回はダッヂ バイパーについて調べてみました。
ダッヂ バイパー SRT
現行の3代目ダッヂ バイパーは2012年ブランドをダッジからクライスラーのハイパフォーマンスカー開発部門であるSRTに移し、SRT バイパーとして発表されましたが、2014年にSRTブランドがダッジに統合された為、再びダッジ バイパーの名で販売することが決定しました。
メカニズムやコンセプトは先代からのキャリーオーバーでしたが、エンジン各部の改良を施し、パワー、トルクともに向上しました。また、シャシー剛性を50%向上させ、ルーフ、ボンネット、リアゲートはカーボンに、ドアはアルミニウムを使用。これにより先代より45kg軽量化されています。
ダッヂ バイパー SRT
・全長 4,463mm
・全幅 1,940mm
・全高 1,190mm
・ホイールベース 2,510mm
それでは早速、ダッヂ バイパーを性能・デザイン・価格など、レビューも交えながら、様々な面から見ていきましょう!
V型10気筒OHVエンジン
総排気量 8,400cc
最高出力 649ps / 6,150rpm
最大トルク 83.0kg・m/4,950 rpm
ダッヂ バイパー GTSには、ビルシュタイン製のダンプトロニックセレクトショックアブソーバーを組み込んだアクティブサスペンションが標準装備され、「トラック」と「ストリート」の2種類のモードが選択できるようになっています。
ダッヂ バイパーには、ブレンボ製のブレーキキャリパーを装備しており、様々な条件下においてもしっかりとした制動力を維持します。
では、ダッヂ バイパーのレビュー記事を見てみましょう!
タコメーターの針がどこを指していようと、スロットルはクイックな反応を見せる。649psを発揮する8.4リッターエンジンから繰り出される力でグッと後ろから押される感覚は、人生で最もスリリングだった。エンジンルームとの間に隔壁があるとはいえ、V10の後ろで凄まじいパワーを感じ、過給エンジンのライバルたちの記憶はあっという間に消えてしまった。しかも、このエンジンはパワーだけでなく扱いやすさも優れている。
大きな変化は、そのシャシーに付けられた押し出しのアルミニウムによる十字ブレースで、この装着によってボディ剛性は50%も上がっている。われわれはアグレッシブなスラローム・コースと、コーナリングにおいて新旧のバイパーを比較してみたが、そのすべてのおいて現代のGTSの方が、旧いレース・モデルのACRよりも速かった。
ダッヂ バイパーの動力性能については、概ね好評のようですね。GTSに搭載されているデュアルモードのショックアブソーバーサスペンションは、その設定がかなり極端なようで、ストリートモードでは、その乗り味は標準モデルよりもよく、トラックモードでは、明らかにサーキット以外には適さない程、締まったになるようです。
ダッヂ バイパーのメータークラスター内には、7インチのディスプレーが装備されており、速度計、タコメーター、電圧計、油圧計、冷却水温度計、燃料計配置されています。表示内容は、ステアリングのスポークに付いたメニューから好みで選択、変更できます。
ダッヂ バイパーのセンターコンソールには、8.4インチのタッチスクリーン式モニターが装備されており、Uconnect Media Centerと呼ばれる無線通信システムが採用され、オーディオやナビゲーションだけではなく、携帯電話とのブルートゥース接続機能や、通信衛星を使用したデジタルラジオなども備わっています。
ダッヂ バイパーのヘッドライトは、LEDデイライト内臓のバイキセノンHIDになり、同時にテールランプもブレーキランプとウィンカーランプがLEDにななり、引き締まりました。
それでは気になるダッヂ バイパーの価格を見ていきましょう!
ダッヂ バイパー GTS
乾燥重量で45kgもの軽量化したダッヂ バイパーの最高速度は、330km/hに達し、0−96km/h加速は3秒台という性能を誇ります。
ダッヂ バイパーの価格は以下の通りです。
現在のところ正規輸入されていませんので、並行輸入業者の価格を記しておきます。
ダッヂ バイパー SRT 12,370,000円
ダッヂ バイパー GT 13,600,000円
ダッヂ バイパー GTS 15,270,000円
ダッヂ バイパー ACR
ACRがダッヂ バイパーをベースに、よりスパルタンなモデル「バイパーACR」も販売されています。
さていかがでしたか?
今回はダッヂ バイパーの性能面を含め、様々な角度から見てきました。ダッヂ バイパーは、販売後、様々な過程を経てようやくダッヂの名前で復活したアメリカが誇るスーパースポーツカーの1台です。発売当初からのV10エンジンを熟成し、不満の多かったシャシー、足回りをブラッシュアップさせ、競合他社と引けを取らない現行モデルに復活しました。
これをきっかけにスーパースポーツカーをご購入予定の方は、ダッヂ バイパーついてご検討されてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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