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プリウスやアクアだけじゃない!!ハイブリッド専用車 SAI!

ハイブリッドと聞くとプリウスやアクアというイメージが強い。2016年新型プリウスも登場してさらにプリウスは好調な売れ行き。トヨタのハイブリッド専用車はそれだけじゃない!SAIがある!!では、どのあたりがSAIハイブリッドの特徴なのでしょうか?

トヨタ車のエースハイブリッド!

トヨタ SAI ハイブリッド

4ドア セダンのSAI。ハイブリッドで「プリウス」よりも大きな排気量2.4リッター直列4気筒エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド搭載。
なのに、オーソドックスでおとなしい印象のせいか、あまり売り上げが振るわなかったよう。

大幅チェンジ

そんなSAIが2015年大きく見た目がチェンジし、パッと目を惹くデザインになっている。
SAIの魅力はどんなところにあるか、紹介していきます。
トヨタのハイブリッドはプリウス・アクアだけじゃないSAIにも注目を!!

そもそもハイブリッドとは?

なんとなく分かっているようで分からないハイブリッド、「ハイブリッド」という言葉は二つの物を掛け合わせるという意味。
つまり、ガソリンで動くエンジンと電気で動くモーター二つを掛け合わせているという動力を持った車を「ハイブリッド車」となります。

ハイブリッド SAIの特徴

走行性能

SAIはアトキンソンサイクルエンジンなどを採用し、モーターなども小型・軽量化し、同排気量クラスにおいて圧倒的な低燃費を実現。また、モーターの駆動力が高く加速時にも満足する体感。
走行中のボディーのたわみや振動を吸収し、重厚感のある安定の走り・優れた操作性で上質な乗り心地を実現します。

静粛性

バランスシャフトを採用し、また総排気量を2.4Lとしたことで、回転数を抑えられEVドライブモード走行時は、エンジンの音や振動がない静粛走行が楽しめます。
SAIオーナーの声でも、その静粛性に定評があり、セダン車好みの方に走りにも満足が得られる走行となっています。

平成17年基準排出ガス75%低減レベル

SAIは、排出ガスのクリーン化により「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を国土交通省より取得しています。

低燃費でも力強い走り

2.4Lアトキンソンサイクルエンジンにより、空気の吸入量を抑え、大きく膨張させる高効率エンジン。
ストレスのない発進力、高速道路での滑らかな加速を体感できます。
SAIのハイブリッドシステムであるTHSⅡにより、高出力と同排気量クラストップレベルの環境性能を両立させています。

トヨタのハイブリッドは他にないハイブリッド!!

SAIのハイブリッドシステム 『THSⅡ』とはどんなもの?

THSⅡの図

通常のガソリンエンジンに加えて、モーターと発電機を1つずつ搭載しています。
SAIのハイブリッドはTHSⅡというハイブリッドシステムです。

SAIのハイブリッドの最大のメリット

モーターはエンジンの力を助け、走行中は常に動力源として使用し、エンジンの余ったパワーやブレーキの減速力を利用して常に発電機で電気を充電することができます。
モーターと発電機を1つずつ搭載しているため、走行中は常に動力源として使用できる最大のメリットとなっています。

ホンダのハイブリッドとの方式の違い

SAIに搭載されているハイブリッドの方式はホンダのハイブリッドとは方式が違い、ホンダのハイブリッドはモーター1つでモーターと発電機の二役を担っているのでモーターとして稼働しているときは発電できず、発電機として使用しているときは動力源として使えません。

効率良く稼働するモーター

SAIのハイブリッドシステムTHSⅡは常にモーターを稼働できることで効率よく低燃費が実現できます。
つまり、SAIのハイブリッドは走りながら充電もして、ガソリンエンジンと電気を効率よく併用し燃費を良くできるという事です!

SAIのハイブリッドシステムを一目で確認

ハイブリッドシステムインジケーター

走り方によって最適化され燃費が抑えられるエコな走り。
①停止時・・・アイドリングストップガソリンを消費せず、エアコンを使えます。
②スタート時・・・アクセルを踏み、発信時・中速走行まではモーターのみで走行します。
③通常走行時・・・モーターとエンジンを効率よく併用して走ります。

④加速時・・・モーターとエンジンが力を合わせてパワーアップ。高速道路の合流時にもスムーズな加速。
⑤高速走行時・・・静かなエンジン、振動も抑えられ疲れにくい長距離運転ができます。
⑥減速時・・・スピードダウンしながら効率よくエネルギーを回収し充電します。
⑦EVドライブモード選択時・・・EVドライブモードのスイッチを押せばモーターのみの走行になり、深夜の住宅街でも静かな走行ができます。

高級感・直観操作がしやすいディスプレイ

リモートタッチ

マウスを操作するような感覚でディスプレイを操作できます。
また、目線を動かす範囲が少なく安全性もアップ

重厚感・高級感のある内装

重厚感ある木目調

SAIは木目調のインパネ、少し大人の雰囲気があるが、落ち着きのある高級感が感じられる。

夜間LED イルミネーション

夜間には涼しげで近未来的な光がスイッチ周りや、メーターに浮かび上がり、夜間の走行を素敵に演出してくれます。

安全性

SAI プリクラッシュセーフティシステム

SAIプリクラッシュセーフティシステム

進路上の先行車や障害物をミリ波レーダーで検出し、走行中に衝突する可能性が高いと判断した場合、ブザー音とディスプレイに回避操作を促してくれます。

そして、ブレーキを踏みこむと同時によりブレーキが利くようにプリクラッシュブレーキアシストが作動しブレーキの制動力を高めます。

衝突不可避と判断した場合、自動的にブレーキが作動し、乗員をプリクラッシュシートベルトでより固定し、衝突時の衝撃を軽減させます。

SAIのプリクラッシュセーフティシステムは後方も守ってくれる!

なんと、ぶつかる事への制御システムはよく聞きますけど、後ろからの衝突も守ってくれるSAIのプリクラッシュセーフティシステム。

後方からの衝突の可能性を感知すると、後ろの車へハザードランプの点滅で注意を促してくれます。

さらに、衝突する可能性が高まったとき座席のヘッドレストが移動しムチ打ち障害の軽減サポートをしてくれる心強い機能!

ハイブリッドなSAIなのに意外と売れなかった?

プリウスやアクアは好調な売れ行きで、「小さな高級」という位置づけでSAIを発売したが、思ったように販売が振るわなかったようです。従来モデルはデザインがいまいちだったよう。
値段も他のハイブリッド搭載のトヨタ車と変わらず名前のブランド力も及ばず。
ハイブリッド搭載で「小さな高級車SAI」は他の高級車に埋もれてしまったようです。

2015年5月 SAIは変わった! モデルチェンジで若返り?!

従来のSAI

従来のモデルのSAIはおとなしく、地味な感じ。ハイブリッド搭載で頼もしい走りなのにもったいない。

モデルチェンジしたSAIは重厚感あり!

以前のさっぱりしたデザインと打って変わって、前方にどっしりとした重厚感があり「ヘッドランプ」は真中から端まである大きなサイズとなった。

大胆なモデルチェンジをしたことで、一目で高級感やその力を入れたシステムに魅力が出てハイブリッド搭載のSAIが引き立ちました。
従来モデルを試乗したことがあるのですが、確かに走行感は安定していて力強い走り、そして静かで振動の少ない魅力的な乗り心地でした。
見た目が一新したことで、若者や中年の方のスタイリッシュな愛車として注目されていきそうです!

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