一回り大きくなったスズキSX4！新型発売！詳細をまとめてみました

ヨーロッパでデビューして発売が待たれていたSX4が、SX4 S-CROSSとして新型が登場しました。先ずは新型SX4 S-CROSSはどういう車なのかをご紹介いたします。

新型SX4 S-CROSS発売日から、燃費、価格や旧型との比較に至るまで、新型のSX4 S-CROSSの魅力に注目してまいりましょう。

小型車、軽自動車のエンジンに定評のある、新型SX4 S-CROSSのエンジン・スペックはどうなっているのでしょう、気になる方も多いかと思います。

先ずは、新型SX4 S-CROSSのエンジンデータについて調べてみました。

スズキ製1.6LM16A型（ガソリン仕様）と、フィアットより供給される1.6LディーゼルターボエンジンD16AA型（軽油仕様）で、ガソリン車に5MTとCVTが、ディーゼル車には6MTが用意されます。

高出力･高トルクを追求して軽量化に成功して、新型SX4 S-クロスは、エンジンマウントをヨーロッパタイプの振り子マウントにすることで、マウント部の軽量化と振動の低減を図っています。

ここも注目度の高いポイントですね！気になる新型SX4 S-CROSSの燃費について調べてみました。

新型SX4 S-CROSSは、2WDと4WDの2構成です。SUVとしての機能性と、安全性を確保しながらの燃費は、軽自動車メーカーの低燃費を裏付けるものとなっています。

【燃費】新型の2WD車が18.2km/L、4WD車が17.2km/L（どちらもJCO8モード）という数字を達成しています。

SUV車がどうしても重くなるのを、軽自動車で培ってきて軽量化のノウハウと、エンジン・スペックを詰めていくことで、新型SX4 S-CROSSは高燃費性能を引出しました。

気になる新型の価格です。SX4 S-CROSSは国内で生産していません。スズキのヨーロッパの一大拠点、ポーランドのマジャール・スズキで生産されています。
いわゆる逆輸入車です。したがって、価格は非常に気に掛かるところでしょう！

既にヨーロッパでの実績をもつ、新型SX4 S-CROSSの価格はメーカー希望小売価格、2WD車が204万円、4WD車が225.7万円です。

新型SX4 S-CROSS旧型SX4のモデルと特徴を比較してみようと思います。

新型SX4 S-CROSSの最大の特徴は、ユーザーからの要望の多かった、大きさを一回り大きくした点が第一に上げられます。新型は全長で165mm、全幅で10mm，高さを10mm、それぞれ延ばして、ヨーロッパ仕様でいうBセグメントからCセグメントにクラスが上がったことです。

新型の車体が大きくなってデザインの自由度を得て、穏やかな曲線ではあるが、ヨーロッパ的センスをもっています。そもそも2012年のパリ・モーターショ−、2013年のジュネーブ・モーターショーで「 S-CROSS」というネーミングで発表されており、新型車として、その市販化が望まれていました。
新型SX4 S-CROSS年は2015年、グッドデザイン賞を受賞しています。

新型はスズキのヨーロッパマーケットの拠点、マジャールスズキ（ポーランド）で生産が開始され、日本での発売が待たれていましたが、2015年、国内へ「逆輸入車」という方式で販売開始されました。ヨーロッパからの逆輸入車の一般的な特徴として、必要不可欠なものは装備し、過剰な装備は付加しないか、オプション設定にするということが言えるかと思います。

もうひとつの大きな特徴は、スズキ独自の新世代4輪制御システム「ALLGRIP」です。走破性と走行安定性を追求して、あらゆる路面、あらゆる走行シーンに安全に対応できることが上げられます。

「AUTOモード」「SPORTモード」「SNOWモード」「LOCKモード」の「4モード走行切り替機能」を持ち、様々な路面に対応することで、安全走行ができ、ドライバーの安心感と、一体感を得ることが出来ます。

新型SX4 S-CROSSは、2015年2月19日に発売が開始されました。
1.6Lガソリン・エンジン仕様＋CVTの組み合わせで、2WDと4WDです。
既に、ヨーロッパ市場では受け入れられて、ハンガリー工場から順調な出荷をしています。
逆輸入車ということもあり、日本国内では600台の販売目標です。
正直なところ、ちょっと少ないのではという印象です。

SX4 S-CROSSはクラスを上げて、車両を大きくしました。Cセグメントの販売競争は、世界的な激戦区です。敢えて、そのクラスに車格を持ち上げたことは、スズキの自信と、SX4 S-CROSSお完成度を感じます。

旧型から一新したデザイン、大きさ、独自の4WDシステムを考えると、コストパフォーマンスの高さを感じます。
新型SX4 S-CROSSの概説と魅力に注目していきました。
是非購入の際の参考になればと思います。