2015/11/13
kcc0622
丸ライトでキュートなルックスのK13型マーチ。2010年の発売から、いまだ現行モデルとして生産されている息の長いクルマです。モデルバリエーションも豊富で、アジアンテイストな雰囲気たっぷりなK13型マーチをあたらめて取り上げてみました。
かつて、トヨタ・スターレットと日本のコンパクトカー市場の人気を二分していた。日欧両市場での販売を視野に入れており、欧州などいくつかの地域では「マイクラ」(Micra )名で販売されている。扱いやすいコンパクトなボディに大人4人が快適に移動できるキャビンを持つ、合理的なパッケージングが特長であり、専門家の評価も高い。特に2代目・K11型は、日欧でカー・オブ・ザ・イヤーを同時受賞するなど、高い評価を受けた。ライバルのヴィッツとともにワンメイクレースが行われるなど、手軽なモータースポーツへの登竜門としての一面も持つ。
K13マーチはヴィッツやフィット、ミラージュ、スイフトなど、日本の名だたるコンパクトカーの中の1台です。K13は現行型で、マーチの中でも、4代目にあたるモデルです。
K10型 マーチ
初代日産マーチ。のちに続く、K13型マーチの先祖にあたります。
1982年から1992年までの10年間生産されていました。
2代目マーチ K11型
2代目は丸みのあるスタイルになりました。
1992年から2002年まで、10年間生産されました。
3代目マーチ K12型
現行型マーチK13の直前モデルがK12型です。未来的なデザインに他にはないオリジナリティーあふれるクルマでした。
2002年から2010年まで、8年間生産されていました。
4代目マーチ K13型
今回紹介するのが、現行型となるK13型マーチです。
2010年から生産が開始されています。
初代K10から現行型K13まで、歴代マーチを一気に紹介しました。
日本車はモデルチェンジするサイクルが4~5年と、非常に短いのですが、
これを見てわかるように、マーチはモデルサイクルが8~10年と長いのが特徴です。
2010年7月におよそ8年半ぶり、3度目のフルモデルチェンジを受ける。今回は日本国内生産ではなく、タイ・中国・インド(ルノー・パルスとの混産)・メキシコ・台湾の各工場での生産となる。また、2014年にはブラジルでの生産も予定している。日本仕様は追浜工場製からタイのタイ日産(旧:サイアム日産オートモービル)製に変更された(なお、日本向け仕様については追浜工場にてPDIが行われる)。
K13マーチは生産国を海外にシフトしています。デザインもどことなく東南アジアのテイストがあるのも、その理由からでしょうか。
マーチ K13 フロントビュー
日本車ですが、異国情緒のあるK13マーチ。その理由は海外にK13マーチは海外に生産の拠点を置いているからです。
K13マーチのインパネ
室内の質感も大幅にアップしているのがK13マーチの特徴です。デザインも女性だけでなく、男性にも満足できるような仕上がりになっています。
K13マーチのエンジンルーム
直列3気筒DOHCエンジンを搭載するK13マーチ。
エンジン形式 HR12DE
最高出力 79ps(58kW)/6000rpm
最大トルク 10.8kg・m(106N・m)/4400rpm
種類 水冷直列3気筒DOHC
総排気量 1198cc
エンジンは軽量・コンパクトで優れた燃費効率を持つ新開発のHR12DE型直列3気筒DOHC12バルブエンジンに変更となり、トランスミッションはCVTに2段変速の副変速機を組み合わせた「新世代エクストロニックCVT」を全グレードに採用。また、「12X」と「12G」には信号待ちなどの停車時にエンジンを自動停止するアイドリングストップ機構を備える。
K13マーチのエンジンは1200ccです。直列3気筒でCVTを組み合わせることで、K13は低燃費も実現します。
K13型マーチ ニスモS
ニスモといえば日産直系のチューニングブランドですが、このK13はチューニングブランドのコンプリートカーではなく、日産のカタログモデルになります。足回り、エアロパーツなど、スポーティーさを向上させ、K13を精悍な顔つきにカスタムしています。エンジンは1500ccにグレードアップしました。
HR15DE
最高出力 116ps(85kW)/6000rpm
最大トルク 15.9kg・m(156N・m)/3600rpm
種類 水冷直列4気筒DOHC
総排気量 1498cc
K13型マーチ ボレロ
専用グリルとアルミホイールを履いて、K13をクラシカルなテイストにしたて上げた限定モデル。ただのレトロ仕様ではなく、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)も搭載し、K13のトラクションをコントロール。先進の安全機能も搭載されています。
いかがでしたか?
K13型マーチを初代モデルからバリエーションモデルまで一気に紹介しました。
マーチはバリエーションが豊富で、それぞれコンセプトがまったく違います。
発売されて早くも6年が経過するK13型ですが、
まだモデルチェンジの予定はなく、古臭さを感じさせないのもお得感がありますね。
これをご覧になって、K13型マーチに興味を持っていただけたら幸いです。
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