BMWの最新のハイブリッドカーってどんな車があるのだろうか？
2016/01/04
si171011
【BMWはオイル交換なしで２万キロくらいは走れる】はウソ？ホント？
「BMWはエンジンオイル交換なしで２万キロは走ることができる」という噂がありますが、事実でしょうか？エンジンオイルの役割から、BMWオーナーが知る、オイル交換の実態を調べてみました。あなたもご一緒に調べてみませんか？BMWオーナーになっても困らないように・・・
目次
BMW ALPINA B3 | Engine oil change
今のＢＭＷ車のエンジン精度は格段に上がっているので 「新車購入しても１回もオイル交換しないで２万キロくらいは走れる」 という事なんですが本当ですか？
という一文を見つけました。
BMWを新車で購入して5000km乗った時点でディーラーに「心配だから一応最初は交換しておこうと思う」と言ったことがあるという人によれば、「交換不要」と止められたそうです。
BMWの本拠地であるヨーロッパは特に環境問題にうるさく、頻回にオイル交換しなくても良いエンジンを作ることはメーカーにとって重要な課題となっているからだそうです。
現在のBMWのエンジンのほとんどは25000kmまで交換しなくても良くなったと言うことで、すでにベンツもそうなのだそうです。
ただし、その前提としてオイルは良いものを入れないとダメなようです。
運転のスタイル、走行環境 等々条件はさまざまですから、条件さえ合えば長距離交換不要という事も正しいこととなるようです。
BMWＥ４６ ３１８ｉ エンジンオイル交換
ところで、エンジンオイルって何なのでしょう・・・・？
エンジンオイルとは、簡単に言えばエンジンに使用されている潤滑油のことですよネ・・・・。
エンジンは人の身体で言えば心臓のようなものですが、この心臓の血液にあたるのがエンジンオイルと言えるでしょう。
そんなエンジンオイルには、左図のようにさまざまな役割があります。
エンジンオイルの役割の一番は、潤滑です。
エンジンはピストン運動を絶えず行います。
これには混合気を圧縮したり、燃焼圧力をクランクやシャフトに伝えたり、排気ガスをエンジンの外に押し出したりする役目があります。
この際、クランクシャフトやカムシャフトが高速運動します。
その際、焼き付きなどを軽減するために、エンジンオイルが必要となります。
逆を言えばエンジンオイルがなければ、エンジンは焼きつき、壊れてしまいます。
エンジンオイルの役割のニ番目は、冷却です。
あたりまえの話ですが、エンジンは各部で燃焼や摩擦が発生しているため、非常に温度が高くなっています。
エンジンオイルは、各部を循環する際にこの熱を吸収し戻ってくるのです。
そしてまた冷却されたオイルが各部を循環していくのです。
エンジンオイルの役割の三番目は、内部洗浄です。
各所での燃焼や機械運動によって、ガソリンを燃やしている以上、さまざまな汚れが発生します。
これらの汚れはエンジンにとって大敵であり、性能低下に直結するシビアな問題です。
こうした汚れをエンジンオイルは、特定の場所にたまらないよう、一言で言えば回収していくのです。
これにより、エンジンオイルは黒ずんでいきます。
なお、黒ずむのは洗浄されている証拠なので問題はありません。
実際に、BMW 528iが約5000km走行した後に抜いたエンジンオイルを見てみましょう。
こちらが5000㎞走行後のBMWから抜いたエンジンオイルですが、けっこうキテるように見えます！
前項の写真の新品の色と比べると、だいぶ汚れてます。
しかし、触った感じでは粘度も充分に保たれているし、ザラザラもしていないので、まったく問題ない状態であったようです。
実際BMWを運転していても問題を感じることは無かったようで、色だけで判断できるものではないようです。
BMWのエンジンオイルを、BMWディーラー店で交換してもらうと、いくら掛かるのでしょうか？
調べてみると、次のような記事をネットで見つけることが出来ました。
交換した車種もBMW 528iですが、日産フーガ号（370GT）ですとディーラーの純正エンジンオイル交換でエレメントを同時に交換しても約１万円程度ですので、やはりBMWは格が違うのかもしれませんネ・・・・。
前述エンジンオイル交換をしたBMW 528iのコンピュータの車両情報を見てみると、こんな表示になっていたそうです。
「次回の交換は遅くとも規定の走行距離又は規定の期日迄に実施して下さい。」
として、「次回の規定日」と「残り20000㎞」との表記もあります。
『ロングライフ』というのが、BMWのエンジンオイル交換における大きなアピールポイントのようです。
BMW車に乗っている人は、オイル交換でBMW純正のエンジンオイルを使わなければいけないのでしょうか・・・・？
いろいろ調べているうちに、BMWオーナーのBMWエンジンオイル交換に対するこんな投稿を見つけました。
BMWに買い替えるまでに乗ってきた日本車では、ディーラーの純正オイルのフィーリングは非常に良いと思う反面、劣化するのが早く、すぐにフィーリングが悪化するのが常でした。なので、オイルは社外品にこだわってきました。
ですが、BMWに乗り換えてからというもの、ディーラーの純正オイルにもかかわらず、１０ヶ月経った今でもフィーリングの低下を感じませんでした。純正オイル使用で、こんなことは初めてです。
というものです。
そのクルマに合う最高のエンジンオイルを求めて社外品エンジンオイルを試していく人は、BMWに乗り換えたからと言ってその習性を変化させることは珍しいことだと思います。
2012 BMW 528i
とは言っても費用のこともありますし、「ほんの少しフィーリングは劣るけど、価格が大幅に安いBMW純正ではないオイルがあるならばそれで充分だ」という判断もアリでしょう。
でも、エンジンオイルなんて高いと言ってもしれてますから、BMWに乗れるほどになったのならばそんな「はした金」をケチるよりはBMW純正品を使って、最高のフィーリングを求めたいですね。
BMW E91 DIYオイル交換作業20151114
