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ピンチ?!リモコンキーの電池切れ!電池交換は自分でも出来るの?

各社で名称が違うリモコンキー。急に電池が切れて焦ってしまう前に、早めの電池交換をおすすめします。ディーラーに頼む事も出来ますが、換えの電池があれば自分でリモコンキーの電池交換が出来るかもしれません。電池を長持ちさせるための注意点も是非チェックして下さい!

リモコンキーの電池交換は自分で出来るの?

リモコンキー

物理キーよりもリモコンキーは便利ですが、その分電池交換の手間が掛かります。

リモコンキーはとても便利ですが、電池のききが悪くなってくると、いつ電池が切れるか不安になりますね。
完全に電池がなくなる前に電池交換をしておきたいものです。
電池交換はどこでできるのか、自分でも交換可能なのか、リモコンキーの電池交換について調べてみました!

便利なリモコンキーの仕組みとは?

スバルのリモコンキーラインナップ

色んなタイプのリモコンキー

リモコンキーは、キーレスエントリーやスマートエントリー、インテリジェントキーシステム等で使われる、開錠・施錠などを行う携帯機です。

車から出る電波とリモコンキーから出る電波で通信を行っており、ボタンを押して施錠・開錠するもの、ドアノブに触れると鍵が開くもの、車に近づくだけで鍵が開くもの等があります。
また、『鍵を挿して回す』という動作をせずに、ボタンを押すだけでエンジンが始動出来るものもあります。

リモコンキーはメーカーによって名称が違います。

「リモコンキー」「電子キー」と言えば伝わると思いますが、
リモコンキーの各社での名称は以下のようになっています。
システム名称によって名称が違っていたりするようです。

(メーカー名 → リモコンキー名称)
トヨタ自動車 → スマートキー
日産自動車 → インテリジェントキー
本田技研工業 → Hondaスマートキー
スズキ → 携帯リモコン
スバル → アクセスキー
三菱自動車工業 → キーレスオペレーションキー
ダイハツ工業 → 電子カードキー
マツダ → アドバンストキー
BMW → リモート・コントロール・キー
ボルボ → リモート・コントロール・キー

リモコンキーの電池が切れた!どこで電池交換できるの?

リモコンキーの電池交換は、ディーラーにお願いすれば出来ます。
実際にディーラーにお願いした人は、作業時間も短いので「自分で出来そう!」と思う人も多いようです。

ホームセンターにある、腕時計の電池交換コーナーに、リモコンキーの電池交換を頼んだら断られたなんて話を見かけました。簡単そうに見えても、お店の決まり上引き受けられない事もあるようです。
ホームセンターに行ったなら、電池と工具を買って自分で交換したほうが早いかも知れません!

リモコンキー・ドライバー・ボタン電池

リモコンキーのタイプによって、プラスドライバーかマイナスドライバーを使います。

この症状が出たら早めに電池交換を!

ポケットやかばんに入れたままだと作動しないけど、ドアに近づけると作動する状態なら、反応が悪くなってきているので、早めに電池交換をしましょう。
ボタンを押すタイプのリモコンキーでも、いつもよりも車に近づかないと作動しないと感じたら、電池交換が必要です。

リモコンキーの作動時にLEDが光るタイプなら、電池残量が少なくなってくると光らなくなるので、電池交換のサインです。

車のメーター部分に、リモコンキーの電池交換が必要だと警告を出してくれるタイプもあります。

落ち着いて!電池切れでもキーが使える場合も有ります。

BMWのリモコンキー

写真のように物理キーが内臓されているものもあります。

物理キーが内蔵されているものは、物理キーをリモコンキーから取り出して使う事が出来ます。しかし、警報が鳴ってしまう場合も有るようなので注意が必要です。

インテリジェントキーの場合、キー本体をスタートボタンに押し当てるとエンジンが始動できるようです。

電池が切れる前に電池交換する事が望ましいですが、万が一の時の為に取り扱い説明書を確認しておくと良いでしょう。
該当のページを携帯電話やスマートフォンで写真を撮っておいたり、メーカーサイトの該当ページリンクをブックマークしておけば、いざという時に確認できて安心です。

意外と簡単!自分で電池交換する方法とは?

ダイハツのリモコンキー

準備する物はリモコンキーのタイプによっても違いますが、替えの電池と精密ドライバーがあれば交換できます!

準備する物
・精密ドライバー
・替えの新しい電池(型番を間違えないように!)

1.工具でフタを開ける
2.電池を交換する
3.フタを閉める
以上です!

もう少し詳しく説明すると、手順1でネジが付いているタイプはプラスドライバーでネジを外してフタを開けます。

ネジが無いタイプは、カバーの溝の隙間にマイナスドライバーを差し込んだ後、ドライバーをひねってフタを開けます。
このタイプの場合は、キズが付かないようにドライバーに布やテープを巻きつけてから行うと、なお良いでしょう。
電池交換後はフタを開けた時の逆の手順でフタを閉めます。ネジの無いタイプはフタを合わせて手で押して閉めるだけです。

各メーカーサイトにある取扱説明書の電池交換方法は以下のリンクです。
電池の型番が書かれているので一度チェックしてみて下さい!

リモコンキーとマイナスドライバー

マイナスドライバーを溝に入れ、フタを開けます。

キーレスのリモコン電池交換

ワゴンRなどに搭載されているスマートキーのリモコンの電池交換

リモコンキー電池交換用の電池や工具が買える場所

ボタン電池のみなら、コンビニで売っている場合もあります。
しかし、自分のリモコンキーのボタン電池と同じ型を購入するには、ボタン電池の種類が豊富なホームセンターや100円ショップ、家電量販店などが便利です。
必要な工具も売られているので、工具をまだ持っていない人でも必要な物が揃えられるでしょう。

ディーラーに交換を頼むと500円くらいの費用がかかるそうですが、自分で交換できれば電池の値段の100円程度で済んでしまいます。

スバル キーレスエントリー 工具無しでの電池交換

工具無しで交換してしまう器用な人も居るようです。

電池を早く消費してしまうNG保管場所!

キートレー

キートレーにリモコンキーと携帯・スマートフォンを置いている方、リモコンキーの電池消耗が早くありませんか?
キートレーにはリモコンキーのみで置くことをおすすめします。

すぐに電池切れしてしまう原因とは?

リモコンキーの保管場所によっては、通常1~2年もつはずの電池がわずか数ヶ月で無くなってしまう事が有るそうです。

電磁波を発生する電化製品の近くでリモコンキーを保管していると、誤作動を起こしたり、常に通信している状態になってしまい、電池の消耗が早くなるとの事。

電磁波の影響を受けにくい保管場所の確保を!

リモコンキーの電池を長持ちさせるためには、電子レンジ、テレビ、パソコン、携帯電話などの近くで保管しない方が良いです。
携帯電話と鍵を同じポケットに入れたり、まとめて机の上に置く人は多そうですが、なるべくなら避けたほうが良いようです。

電磁波を発生する物から約1メートル以上離して保管する事が望ましいようです。
どうしても近くに保管しなければならない場合は、電磁波の影響を受けにくくする為に金属製の缶の中にリモコンキーを保管すると良いそうです。

自分でリモコンキーの電池交換する時の注意点

リモコンキーの電池交換は、意外と簡単に出来る事がわかりました。
しかし、プラスチックのツメを折ってしまったり、小さなネジを紛失してしまわないように注意が必要です。

リモコンキー内部に錆を発生させないように、濡れた手で交換作業をしない事も大切です。
私の場合は手汗をかきやすいので、手汗をこまめにふき取って作業したほうが良さそうです。
リモコンキーを壊してしまいそうで心配な方は、ディーラに電池交換を頼んだほうが良いでしょう。

他には、電池の型番を間違えない事。
説明書などで確認できれば良いですが、わからない場合はリモコンキーに今入っている電池の型番を見なければなりません。
電池のメーカーによって同じものでも型番が違ったりするので、同じ型番が電池のパッケージに書かれている物を選びましょう。

自分で交換した後のボタン電池は、購入店や家電量販店・ホームセンターなどに置かれている回収ボックスに持って行き、リサイクルする事をお忘れなく!

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