フィアット500(旧型)の弟分フィアット126とは?その正体に迫る!
2015/12/03
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フィアット500と言えば可愛いデザインが特徴的で特に女性から高い人気を得ています。そんなフィアット500にハイテク2気筒エンジン“ツインエア”を搭載したモデルが登場し話題となっています!そこで今回はフィアット500ツインエアをチェックしていきたいと思います。
ツインエアのご紹介に入る前にまずはフィアット500について簡単にご紹介していきたいと思います。
フィアット500ツインエア
フィアット500( Fiat500 )とは、イタリアの自動車製造会社 フィアットが製造・販売する小型自動車、初代の500は1935年に登場しました。小さく丸い親しみやすいデザイン、味わい深い空冷二気筒エンジン、超小型ながら5人乗り、安価といった多くの要素が相乗し、大ヒットとなりました。今でも世界中に愛好家がおり、特にイタリア本国では事実上「500保護法」とも取れる法律すら検討されており、文化遺産に指定する動きもあるんだとか!
また、ご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、ルパン三世がカリオストロの城で乗っていた車がフィアット500となっています。作中ではスーパーチャージャーをはじめ過激とも言える改造が施され、垂直に近いガケを昇り森を突き抜けるなど大活躍をしています。この映画を見てこの車の購入を決意したオーナーは相当な数に上るという話もあります。
フィアット500ツインエア
ではさっそく、世界中で多くのファンがいるフィアット500のツインエアについてこれから見ていきたいと思います!
ツインエアは欧州で2010年、日本で2011年に登場した、ハイテク2気筒エンジンのことです。では次にこのツインエアについて見ていきましょう!
フィアット500ツインエア
可変吸気バルブタイミングMultiAir テクノロジーを導入、吸気効率・燃焼効率を追求しパフォーマンスとエコノミーを高次元でバランスさせた2気筒8バルブエンジン、63kW/5,500rpmの最高出力とリッター26km を上回る低燃費を実現。
875ccの小排気量ながらインタークーラー付ターボを採用、145Nmの最大トルクを1,900rpmの低回転にて発揮、直列2気筒特有の振動もカウンターバランサーシャフトで抑え、幅広い回転域でストレスの無い加速とドライブフィールを提供します。前後長の短い2気筒エンジンを横置搭載し、1.2モデルと同等の最小回転半径4.7mを確保、コンパクトサイズのボディと相まってドライバーが意図する通りの取り回しが可能です。
フィアット500ツインエア
排気量の割に力強い走りが特徴的なフィアット500ツインエアはとくに交通量の多い市街地では、デュアロジックのオートモード(自動的にシフトアップ/ダウンしてくれる)を選んでおけば、もっと大きな排気量のAT車とあまり遜色ないドライブができます。
また積極的に早く走らせたいときは、マニュアル操作モードで、シフトアップとダウンをすれば、3,000rpmあたりから目立って大きなトルクを出すターボエンジンの力を、めいっぱい使うことができるのも魅力です。
デザインだけでなく性能の面でもツインエアを搭載したことによりさらに魅力的になったフィアット500ツインエアの価格を見ていきましょう。
フィアット500ツインエア
フィアット500のモデルの中でツインエアを搭載している車種の新車価格はおよそ以下の通りです。
・500C TwinAir Lounge 2,797,200 円
・500 TwinAir Pop 2,289,600 円
・500S TwinAir 2,311,200 円
フィアット500ツインエア
フィアット500のツインエア搭載車種の年式別の中古車価格はおよそ以下の通りです。
2012年式 134~198万円代
2013年式 169~170万円代
2014年式 175万円代
2015年式以降 219万円代以上
では次にフィアット500ツインエアに乗っている方の評価をご紹介していきたいと思います。
フィアット500ツインエア
2気筒エンジンが独特の音質で、バタバタしたエンジン音がこの車にピッタリです。思ったより振動も少なく、静かでトルクもあり粘るエンジンです。またマニュアルモードにするとクラッチなしのMT運転がとっても楽しめます。マニュアル乗っている感覚で非常に楽しいです。よくあるスポーツモードATとは全然違います。さすがツインクラッチ!
素晴らしい小回り性能、台風でもびくともしない直進性、明るい室内13~16㎞/Lとまあまあな燃費性能、通常には困らない動力性能、年月がたっても色あせないデザインなど素晴らしい車だと思います。
ツインエアは確かに一般のエンジンに比べると音や振動が大きめですが、このクルマのキャラクターには合っていると思います。ただし、最大トルクを1900回転で出す低回転エンジンですが、それ以下になると急速にトルクが細くなり、かなりのフリクションがでる癖のあるエンジンです。
フィアット500ツインエア
ツインエアの独特のエンジン音や乗り心地などについては高評価が多いようです。可愛いデザインに加えて少し癖のあるツインエアは愛着がわくという声がありました。
フィアット500ツインエア
いかがでしたでしょうか。
今回はフィアット500ツインエアについてご紹介してきました。フィアット500ツインエアは他にライバルがいないとも言われるほど魅力的で個性的な車のようです。フィアット500に興味のある方はまずは試乗してその独特なエンジンを味わってみるのもいいかもしれません。
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