ホンダ・NシリーズN-WGNの実燃費と詳細をまとめてみました。
2015/11/12
neko.shinohara
燃費重視のハイブリッドのご時世、楽しくないと意味がない!そんなスタンスで現れたハイブリッドスポーツCR-Z!!CR-Zのスポーツ度は満足のいくものか?また燃費は時代に合っているのか?CR-Zの相反するスポーツと燃費の両立、そんな疑問を調査します。
ハイブリッドと言うと省燃費モデルが思い浮かぶかと思いますが、それをスポーツにも振ったモデルもあるのです。それがCR-Z!!
CR-Zがどういう車種なのか見ていきましょう。
CR-Zはホンダ車のハイブリッド車の中でも走りも楽しくなければというホンダの思想から生まれたスポーツモデルです。CR-Zの2+2シートのライトウェイトスポーツというパッケージングは、CR-Xを彷彿させます。CR-Zのハイブリッドシステムは、1.5L i-VTECエンジンとHonda IMAシステムを装備します。
最高出力 エンジン 88kW(120PS)/6,600rpm、
モーター 15kW(20PS)/2,000rpm、
最大トルク エンジン 145N・m(14.8kgf・m)/4,800rpm、
モーター 78N・m(8.0kgf・m)/1,000rpm、
とマイナーチェンジでパワーアップされています。
メイングレードとなるαの場合で2,648,571円(税込)
廉価版のβからαのドレスアップ版まであり、2,432,571円~2,811,200円となっています。
いくらスポーツ重視とはいえ、このご時世、燃費無視とはいきません。
CR-Zの燃費はどれくらいのものでしょうか。
CVT 23.0 km/L
6MT 20.6 km/L
CR-Zをかっこよく乗るために17インチアルミホイールを履くとCVT 21.6 km/L、6MT 19.4 km/Lになります。
それでもCR-ZのJC08モード燃費は全然悪くないですね。
6MTがあるのもスポーツ好きにはたまりませんね。
CR-Zには一時的に加速力をアップするPlus Sportsシステムなるものまであります。
CR-Zで楽しく走ったら燃費が悪化しそうなのは想像できそうですが、じゃあ、実際に実燃費はどれくらいなのでしょうか?
CR-Zの実燃費の平均は17.41 km/L(CVT)。なかなか優秀です。
カタログ値を少々下回る程度でした。
さて、ここまでCR-ZのJC08モード燃費、実燃費を見てきました。
では、CR-Zの燃費評価がどうなのか見てみましょう。
退屈なエコカーをどれだけ楽しく乗りこなせるか!“を主眼にホンダ流に仕上げたのがこの車です。色々と議論されていますが”スポーツカー“ではなく”スポーティーなカー“が正体です。
ハイブリッド+スポーツという世界が味わえること。キビキビ感やコーナリングの安定感などハンドリングは走り好きでも満足できると思います。ハイブリッドだけあって普通に走れば燃費もいいですね。MTとCVTがありますが、速さや燃費でいえばCVTが有利です。
CR-Zはスポーティーな車として燃費に不満を持たれる方は少ないようですが、
CR-Zはどっちつかずだという残念な意見も目にしました。
ですが、本格スポーツカーが少ない今、スポーティーに走れて燃費もいいCR-Zの存在は大きいです。
CR-Zで燃費走法をする際のポイントは?
CR-Zにはハイブリッドの特性を切り替えるスイッチがあります。
パワー感は薄れますが、ECONモードにスイッチを入れる。
Stop and Go を減らすこと。
CR-Zのハイブリッドシステムはハイブリッドとはいえ、エンジンと一緒にモーターが回るIMAシステム。普通のエンジン車と方法がとれるようです。
JC08モード燃費 12.4km/L
実燃費 11.41 km/L
2.0L水平対向DOHCエンジン
最高馬力 147kW(200PS)/7,000rpm
最高トルク 205N・M(20.9kgf・m)/6,400~6,600rpm
JC08モード燃費 15.6 km/L
実燃費 14.23 km/L
1.6L DOHC/CVT
最高馬力 100kW(136PS)/6,900rpm
最高トルク 160N・m(16.3kgf・m)/4,400rpm
いかがでしたか?
CR-Zと比べるとライバルのほうが少々スポーツ度は強いですが、どれも燃費に力を入れていることがわかります。
手軽なスポーティーカーが欲しいといった際には、以上の燃費比較を検討材料の一つにしていただければと思います。
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