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今さら聞けない車の常識。トンネルって追い越していいの?ダメなの?

車の運転をしているとどうしても追い越さないといけない場合もありますよね。今回はトンネル内で追い越しはしていいのか、悪いのかについてまとめてみました!追い越しについての基本や進路変更の基本、トンネル内での危険な追い越し運転などの動画も合わせて紹介してきます!

トンネルの追い越しはOKなのかNGなのか

教習所で一通り習ったのに、忘れていることってありますよね。勝手に思い込みをしている場合もありますね。今回はトンネル内で追い越しをしてもいいのか、悪いのかについてまとめていきます!

免許の学科テストでは

トンネル内は、車両通行帯の有無に関係なく追い越し禁止である。

マルかバツかで答えます。

という問題が出題されます。

正解は一番下に記載します!と言いたいところですが、ここで答えを書いてしまいます。

答えはバツです。
車両通行帯があれば、トンネル内でも追い越しは認められています。

車両通行帯って?

道路交通法の用語なので、ちょっとむずかしいですが、簡単に行ってしまえば、車線のことになります。
片側2車線以上であれば、トンネル内で追い越しをしても良いということになっています。

アヤハ自動車教習所 学科教習復習 教程番号9 追い越し・行き違い

こちらは自動車教習所の教材動画です。追い越しについて解説されていますよ!

トンネル内の追い越しは、車両通行帯がある場合のみ許されています。ただ、トンネル内は事故が起きると大惨事になりやすいため、車両通行帯がある道路でも追い越し禁止されていることもあるようです。

トンネルの追い越し~OK編~

さて、実際に追い越ししても問題のないトンネルはどのようなトンネルでしょうか?

片側2車線のトンネル

こちらは車両通行帯が2つあるトンネルです。白線も破線ですので、基本的には車両変更が可能なので車両変更してから追い越していけます。

車両通行帯があっても

進路変更が不可の場合があります。
長いトンネルや、トンネルが続く道路などでは進路変更ができず、追い越しができない場合があります。
こういったトンネルの追い越しは違反となりますので、気をつけてください。

トンネルの追い越し~NG編~

今度はどのようなトンネルが追い越し禁止なのか紹介していきます!

追い越し禁止の標識

追い越し禁止のトンネル前には、このように追い越し禁止の標識があります。高速道路などではスピードが出ているため見逃しがちですが、トンネルに入る前は十分気をつけましょう。

黄色い表示板の場合もあるので、見落とさないようにしましょう。

車線を区切る線がオレンジの場合

当然、追い越し禁止ですね!トンネル内の灯りがオレンジ系統だと、わかりづらいのでトンネル内に入る前に確認するクセをつけるといいですね。

ドライブレコーダー 天神トンネルを爆走するDQNワゴンR

こちらは片側1車線にもかかわらず、トンネル内で追い越しをしています。見通しが良いトンネルでも非常に危険な運転ですので、いつ事故が起きてもおかしくはありません。

トンネル内は閉鎖された空間のため、注意も散漫になりやすいです。追い越しなどの運転は慎重に行いましょう。

トンネルの追い越し~違反して捕まるとどうなる?~

さて、追い越しが禁止されているトンネルで追い越し、違反で捕まった場合はどうなるのかまとめてみました!

追越し違反(普通車の場合)

2点の減点
酒気帯びの場合
0.25以上 25点 0.25未満 14点

罰金 9千円

事故を起こしてからでは遅い

トンネル内での事故は非常に危険です。火災まで至った場合は最悪といえるでしょう。特に追い越しはスピードを出すので、大事故に陥りやすいので、追い越しが可能なトンネルでも無理な追い越しはやめましょう。

トンネル内での事故発生件数は全体のごくわずかでとどまっているようですが、一般道のトンネルよりも高速道路などのトンネルが多いです。多重事故になりやすいので、注意が必要ですね。道路情報などをマメにチェックするといいかもしれません。

余談ですが

追い越しが終わったら走行車線へ

追い越し車線は追い越しをするときに使用する車線です。追い越しが終わったら走行車線へ戻りましょう。追い越す必要がないのに、追い越し車線を走っていると場合によっては違反と判断されることもありますよ!

トンネルの追い越し~まとめ~

渡 佳南子の進路変更レッスン

運転歴が長いと運転方法も我流になってしまいますよね。ここでは初心に戻るべく、教習所が発信している進路変更方法についての動画を紹介!あなたの追い越し時の手順は大丈夫ですか?

いかがでしたか?

今回はトンネルの追い越しについてまとめてみました!無理な追い越しは事故の原因となります。トンネル内だけでなく、普段から気をつけて行きたいですね。
今回の記事が運転の少しでも役に立てたなら嬉しいかぎりです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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