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ルノー傘下の自動車メーカー、ダチアがヨーロッパで絶大な人気を誇る件

フランスの自動車メーカー・ルノーの参加であるルーマニアのダチアが、最近ヨーロッパで密かに人気らしいです。ヨーロッパで続々と売れるダチアとはいったいどのようなメーカーなのでしょうか。

ダチアって?

ダチアはルノーグループのルーマニアの自動車メーカーです。社名はルーマニアの旧称であるダキアからとっています。1966年に設立され、翌年にはルノーのノックダウン生産を開始しました。一時はルノーから独立し、独自に車両を製造しよういたこともありましたが、民主化革命による混乱によって業績が低下し、ルノーに買収されてしまいました。現在はルノーグループの中で、主に超低価格車を製造しています。

ヨーロッパで好まれている理由は値段が安いからということみたいですね。フランスでは9年間でなんと60万台も売り上げているらしいです。徹底したコスト削減を実施しており、最近はデザインも非常に良くなってきています。おしゃれで安いというのはとても魅力的です。

ダチアの人気車種は?

前述の60万台の内訳で最も人気の高い車種は、「サンデロ」で23万2000台。他には「ダスター」が15万台、「ロガンMCV」が10万台、ロガンが5万7000台となっています。

サンデロ

2007年から販売が開始されているローガンのハッチバック版です。ローガンに比べホイールベースが短くなっています。

ダスター

2009年12月に発売された、ダチアとしては初のSUVです。ルノーグループの低価格世界戦略車種でもあります。

ロガンMCV

ダチアの主力小型セダンがこのロガンです。ロガンMCVは同車の派生MPVとして、2006年秋のパリモーターショー06で発表されました。ちなみにMCVというのはマックス・キャパシティー・ビークルの略であり、その名の通り、広々とした空間が特徴です。

ロガン

2004年にダチアが発売した低価格な小型セダンです。主に東欧エリアで販売することを目的として作られ、「5000ユーロカー」(約50万円の車)として高い人気を集めました。発売以来100万台を超える販売実績を持つダチアの売れ筋であり、最大のヒットがこのロガンです。

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