2015/12/15
Hiro-X
映画「60セカンズ」のエレノアでおなじみの、シェルビーGT500。懐古趣味ブームにより2007年に復活しました。2013年には最強のシェルビーGT500が登場!当時はコルベットやバイパーをもブッチぎるアメリカンマッスルモンスターの魅力に迫ります。
1960年代、フォードは”マスタング”という名の名馬を誕生させた。販売促進に向けてレースに参戦を決意し、”マスタング”をベースに開発されたのがこの”シェルビーGT500”である。名の由来は開発を担当した”キャロル・シェルビー”からなり、マスタングとは一線を画すハイスペックカーである。市販できるレースカーをコンセプトに開発されたシャルビーGT500。モデルチェンジを経てマッスルモンスター”シェルビーGT500”は躍動を続ける!
’60年代シェルビーGT500
1967年シェルビーGT500誕生。コンセプトはレース参戦できる市販車。〜1969年までマイナー&モデルチェンジが行われた。この当時は日本での販売はありませんでした。
シェルビーGT500エレノア
2000年の映画「60セカンズ」のシェルビーGT500。現代的なカスタムも追加され官能的な仕上がり。フロント中央のライトはフォグではなく、ハイビームライト。
いつ見てもこのボディラインにはうっとりしてしまう。
2007シェルビーGT500
懐古趣味ブームで復活したシェルビーGT500。初期のスタイルを継承しつつ現代にマッチする迫力あるボディー。初期と大きく違う点は、フォード・モーターが完全主導権を握って制作したこと。キャロル・シェルビーの意見を大きく取り入れたことで生みの親であるシェルビーの名前とバッジが与えられている。
2013シェルビーGT500
2013年新たなシェルビーGT500が誕生!アメリカンマッスルモンスターの名にふさわしいそのスペックはアメ車ファンを間違いなく唸らせる!そしてさらに上ランクのシェルビーGT500スーパースネークも登場。
前モデル5.4リッターV8から、アルミブロックの5.8リッターV8へ。
新しいエンジンに伴い新型TVS2300シリーズ・スーパーチャージャーが組み合わされた。インタークーラーも大型化し、2013シェルビーGT500の最高出力は650馬力(650hp)となり、最高速度320㎞/hを実現させた。
〔総排気量〕 5,812cc PP558
〔全長〕4,780㎜ 〔全幅〕1,877㎜ 〔全高〕1,407㎜
〔最高出力〕 671ps/6,500rpm
〔最大トルク〕87.2kgfm/4,000rpm
〔駆動形式〕 FR
〔TM〕 6速
2013シェルビーGT500エンジンルーム
この5.8リッターV8スーパーチャージドエンジンにより、当時のコルベットZ1やバイパーを超え世代ナンバー1に君臨。
同年代に敵はいない!
19インチタイヤホイール
FORD RACING SHELBY GT500 19 IN FORGED TRACK PACK WEEL
※参考画像の為、標準装備ではありません。
シェルビーGT500車内
ハンドルのコブラマークが優越感を演出する。
シンプルにまとめられた室内には運転に集中できる空間が広がる。
シェルビーGT500メーター
スピードメーターは300km/h越えを計測できる。ブルーバックライトの文字盤にレッドの計器メーター針が映える。
2013シェルビーGT500リヤ
フロントも迫力ありますが、リヤも迫力満点です。
両サイドのマルフラーからV8サウンドが吹き出します!
2013シェルビーGT500
5.8リッターV8エンジンがかもしだすその走りとは!?
”レースに出れる市販車”が初期コンンセプトのシェルビーGT500。現在でもその辺は抜かりないです。しっかりとしたトルクがあるのでアイドリングのままクラッチを繋いでも走り出すことが可能。ショートストロークのシフトもシャキシャキと決まる。キビキビ走るので低速時でも扱いやすい面を持っている。ひとたびアクセルを開ければスポーツカーとしてのポテンシャルを思う存分発揮してくれる。モンスターながら乗りやすい!そんがシェルビーGT500なのです。
2013シェルビーGT500
溢れるパワー!
アクセルを踏み込めば低速からでもホイルスピンを起こす。ここぞと言う時のタミングは外さない。
2013シェルビーGT500
サーキット走行
サーキットでも秀でるパフォーマンス。ハイスペックだけに公道だけでは物足りない!!なんて方は是非サーキットでお試しを。
2013シェルビーGT500
持ち前のトルクで街乗りも快適!
ストップ&ゴーを繰り返す街並みも持ち前のトルクでストレス知らず。
ハイパフォーマンス溢れるシェルビーGT500の市場をチェックしてみました。
1960年代で1,280万〜3,000万。2007年〜2011年で200万〜600万。2013年で780万〜830万。60年代は日本での販売はなく、希少価値が上回っています。性能を堪能するのであれば高年式がオススメです。
シェルビーGT500と言う名のアメリカンマッスルモンスター。1967年に誕生し、これまで様々な進化を辿り2013年にマッスルカーの頂点に君臨。そのスペックはもちろん、実際の走りも申し分ない。迫力のあるボディー。ドライバーの意思を繊細につなぐハンドル&ミッション。シェルビーシリーズに与えられるエンブレムなどなど。シェルビーGT500の紹介記事を書いているうちに、自分もいつの間にか虜になってしまっている。絶対乗りたい”Myアメ車ランキング”に入ることは間違いありません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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