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ナンバープレート変更には何が必要?変更のポイントをまとめました!

自動車に必ず付いているナンバープレート。ナンバープレートを変更する機会って、あまりありませんよね。しかし、引っ越しの時に住所が変わったらナンバープレートも変更しなくてはいけない時もあります。今回は、ナンバープレート変更に必要なポイントをまとめました!

ナンバープレートって?

自動車には必ずナンバープレートが付いています。必ず付けなくてはいけないのは分かっていますが、そもそもナンバープレートは、何を表しているものなのでしょうか?
ナンバープレートには、4つ記載事項があります。ひとつづつ見て行きましょう。

地名

ナンバープレートに記載されている地名。『品川』だったり『愛媛』だったり、都道府県の場合もあれば、市区の場合もあります。これは、その自動車を使用する住所などを管轄する運輸支局、または自動車検査登録事業所の名称が表示されています。多くの場合が府県名、都市名になっています。

分類番号

地名の横にある分類番号。『530』や『330』など、5ナンバー、3ナンバーと言うこともよくありますね。これは、自動車の種別を表しています。例えば、「3から始まる3桁の分類番号は、乗車定員10名以下の普通乗用車」と言うように分類番号を見れば、その自動車の種類が判別できるようになっています。

ひらがな

ナンバープレートに書いてある、一文字のひらがな。何となく振られた文字ではありません。分かりやすいものが『わ』ですね。『わ』はレンタカーを表しています。また緑色のナンバープレートの『あ、い、う、え、か、き、く、け、こ、を』などは事業用の自動車を表しています。一方、軽自動車には、このひらがなは自家用車に用いられます。

一連指定番号、車両番号

『・・・1』から『99-99』までで構成されている番号です。軽自動車に場合には『車両番号』という名称になります。希望ナンバーを取る時には、この一連指定番号で好きなナンバーが取れますね。

この他にも、普通自動車、小型自動車、特殊自動車の営業用は緑のプレートに白文字、軽自動車の営業用は、黒のプレートに黄文字、自家用はプレートと文字の色がそれぞれ逆になって表されています。

ナンバープレートの変更が必要な時

希望ナンバーを取得する以外で、ナンバープレートの変更をしなくてはならない時があります。それは、引っ越し。先ほどご紹介したように、引っ越しにより、自動車を使用する本拠の運輸局が変わる時はナンバープレートを変更する必要があります。
今回は、普通自動車のナンバープレートの変更はどのように行うのか、調べてみました。

ナンバープレート変更①変更に必要な書類を揃える

引っ越しによる変更の場合

引っ越しに伴う、ナンバープレートの変更で必要な書類は、以下のようなものがあります。

・申請書
・手数料納付書
・住民票(発行後3ヶ月以内のもの)
・自動車検査証(車検証)
・車庫証明(発行後約1ヶ月以内のもの)
・自動車税申告書

この中で運輸支局で配布、購入するものは申請書、自動車税申告書、手数料納付書です。それ以外のものは、事前に用意しておきましょう。
書類以外で必要なものは、古いナンバープレートと印鑑、変更に伴う手数料等です。
また、ローンが残っている場合は、所有者と使用者が異なりますので、委任状なども必要になります。
その他、ナンバープレートを外す為にドライバーが必要です。運輸支局に用意されている場合が多いですが、念の為用意しておきましょう。

希望ナンバーに変更したい場合

管轄運輸局の変更などは無く、ただ希望のナンバーに変更したい場合には、上記の必要な書類が変わってきます。

・希望番号の予約済証・・・予約センターで予め予約して発行してもらいましょう。ネットでもOK。
・理由書・・・古いナンバープレートが破損等で返却できない場合に必要です。

引っ越しに伴うナンバープレート変更時の書類に加え、以上の様な書類が必要になります。また、住所変更はないので、住民票、車庫証明は必要ありません。

ナンバープレートの変更②運輸支局に行こう

事前に用意できる書類が揃ったら、運輸支局に行って、変更手続きをしましょう。この時、必ず変更後のナンバーを付ける車を持ち込んで下さいね。運輸支局で行うことは、次のようなことです。
手順は、運輸支局により異なる場合があるので、運輸支局窓口で確認して下さいね。

申請書等、書類の記入

運輸支局に着いたら、申請書を用意し記入、提出しましょう。記入方法は、運輸支局にある見本を参考にして下さいね。
また、運輸支局内の窓口で登録手数料を支払い、印紙を購入します。これを手数料納付書に貼ります。

ナンバーの返却

書類が揃ったら、古いナンバーを外しましょう。外し方は返納窓口に説明があります。外した2枚のナンバーを返納窓口に返納して下さい。これが終わると、手数料納付書に、返納確認印が押されます。

書類の提出

再度書類を確認して、窓口に書類を提出します。不備がなければ、ここで新しい車検証が交付されます。車検証にミスが無いかを確認して下さいね。

自動車税の書類は、運輸支局内の税務署で自動車税申告書を記入し、車検証と一緒に提出しましょう。この手続きを行うことで、新住所に自動車税納付の通知が届きます。

ナンバーの交付、封印

ここまでが無事に終了したら、ナンバー交付窓口で新しいナンバープレートを購入します。希望ナンバーを申請していた場合は、ここで受け取れます。ナンバーを受け取ったら、早速自動車に取り付けてください。取り付けたら、ナンバーに封印をしてもらって終了です。
お疲れさまでした!

ナンバープレート変更に必要なお金

ナンバープレートの変更には、手数料等が必要になります。
・登録手数料¥350
・申請書用紙代¥100
・ナンバープレート代¥2,000 / 希望ナンバーは¥4,100~※地域により変わる場合があります。

多少の地域差があるようなので、確認をしておくか多めに用意しておくと安心ですね。

ナンバープレートの変更、いかがでしたか?

自動車のナンバープレート変更に必要な書類や手続き方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?一見難しそうですが、変更手続きは思ったより難しくなさそうですね!住所変更に伴うナンバープレートの変更を怠ってしまうと、納税書類が届かなかったり、リコール通知が届かなかったりと、困ったことが起こる可能性があります。一度変更手続きを経験しておけば、きっと次にも役立ちます。ナンバープレートの変更が必要になったら、ぜひ変更手続きに挑戦してみてくださいね!

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