若い年齢層にも人気のクラウンアスリートは、中古でも人気車種です。
2016/08/30
なみけん
2015年、トヨタクラウンがマイナーチェンジを行いました。今回マイナーチェンジされた車種は、『アスリートシリーズ』と『ロイヤルシリーズ』です。今回はマイナーチェンジされた2種類のクラウンの、変更点や性能、価格等の最新情報をご紹介します。
クラウンは、独自のエンブレムや、美しく流れるようなボディを持つ、トヨタの人気セダンです。
古い歴史を持つクラウンのマイナーチェンジには、多くの方が注目しているようです。
現在クラウンには、5種類ものモデルが用意されていますので、自分の好みやスタイルで色んなデザインを楽しむことができます。
それでは、マイナーチェンジしたクラウンをそれぞれ見ていきたいと思います。
マイナーチェンジしたクラウンのエンジンはどのような性能になっているのでしょうか。
それぞれのスペックをまとめてみました。
クラウンアスリートには、「2.0Lターボエンジン」が搭載されています。
排気ガスの温度を低減し、燃費性能も向上されているようです。
また、低回転から高回転まで高トルクを確保できるシステムが採用されており、加速性能に優れたエンジンとなっています。
アイドリングストップ機能ももちろん備わっており、燃費性能に優れた車種に仕上がっています。
クラウンロイヤルは、「D-4直噴V6エンジン」が搭載されています。
市街地での走行のしやすさや、追い越しや高速道路への進入時の加速力も優れています。
また、広い回転域でレスポンスに優れた加速を実感できるデュアルメインマフラーも装備されています。
クラウンロイヤルは、レギュラーガソリンにすることで、経済性にも配慮された設計となっているようです。
マイナーチェンジ後のエンジンは、どのデザインも従来型よりも優れた性能を持っているようです。
しかし、注目する点はエンジンだけではありません。
続いて、マイナーチェンジ後のクラウンの燃費性能を見てみたいと思います。
従来型とどのくらい変化があったのでしょうか。
●Hybrid アスリート→23.2km/L
●2.0 アスリート→13.4km/L
●3.5 アスリート→9.6km/L
マイナーチェンジ後のクラウンアスリートの燃費性能は、上記の通りとなっており、従来よりも良い数字を出しているようです。
実燃費は7~12km/Lくらいのようです。
モデルによって燃費性能が違いますので、少し燃費の幅が広くなっていますね。
もちろん、ハイブリッド車は燃費が1番いいので、2.0や3.5シリーズに比べて優秀な数字を出してくれるようですね。
●Hybrid ロイヤルサルーンG→23.2km/L
●Hybrid ロイヤルサルーン→21.0km/L
●Hybrid ロイヤル→23.2km/L
●2.5 ロイヤルサルーン→11.4km/L
●2.5 ロイヤル→10.2km/L
マイナーチェンジしたクラウンロイヤルの燃費性能は、少し多くなってしまいましたが、上記の通りになっています。
実燃費は7~14km/Lのようです。
こちらも、ハイブリッドの方がもちろん燃費性能は秀でています。
燃費性能でご紹介した数値は、全てJC08モードでの燃費性能となっています。
マイナーチェンジ後の、それぞれのモデルで、燃費性能が異なりますが、カスタマイズや走り方、道路状況で大きく変化してしまうようです。
燃費重視だとハイブリッド車を選ぶ方が経済性にも良いようですね。
スペックや燃費性能は気になるものの、購入する時に外せないのはやはり価格ですよね。
次は、マイナーチェンジしたクラウンの価格をそれぞれ見ていきたいと思います。
マイナーチェンジで一部変更されたクラウンは、どれくらいのお値段になっているのでしょうか。
■Hybrid アスリートS/Hybrid アスリートS Four
メーカー希望小売価格
4,950,000円
(消費税抜き4,583,333円)
■2.0 アスリートS-T
メーカー希望小売価格
4,500,000円
(消費税抜き4,166,667円)
■3.5 アスリートS
メーカー希望小売価格
5,240,000円
(消費税抜き4,851,852円)
クラウンアスリートシリーズのSモデルをピックアップでご紹介してみました。
全て2WDの価格をまとめています。
●Hybrid ロイヤルサルーンG
メーカー希望小売価格
5,690,000円
(消費税抜き5,268,519円)
■Hybrid ロイヤル
メーカー希望小売価格
4,310,000円
(消費税抜き3,990,741円)
■2.5 ロイヤルサルーンG
メーカー希望小売価格
5,140,000円
(消費税抜き4,759,259円)
こちらも全て2WDの価格をご紹介しています。
ロイヤルGシリーズをピックアップしてみましたが、他のグレードもありますので、ぜひ見てみてくださいね。
今回のこのマイナーチェンジで、クラウンはどこが変更されたのでしょうか?
エンジンや燃費性能以外の部分も、あわせてまとめて見ていきましょう。
【アスリートシリーズ】
アスリートシリーズは、従来よりも、よりスポーティなデザインへと変更されました。
立体メッシュ形状をフロントグリルに採用することで、見る角度で表情が変わり、立体的なフロントビューを楽しむことが出来るようになりました。
リアランプも従来よりも大きいものを採用し、より立体的なデザインを表現しています。
一目でわかるデザイン、と言うものを目指し、従来以上にクラウンらしさが出ているのではないでしょうか。
外見だけでなく、クラウンアスリートの内装もマイナーチェンジによって変更されています。
メノウ積層柄加飾パネルをインテリアに採用し、透明感と深みを出し、グレードによっては専用色が用意されていますので、今まで以上のスポーティさを表現することが可能となっています。
【ロイヤルシリーズ】
フロントバンパーの厚みを利用した立体感のあるフロントビューが特徴となっています。
今までよりも押し出し感があり、上質なフロントを表現したデザインとなっています。
また、低重心を強調したデザインが採用されていますので、従来型よりも少し低めのイメージとなっています。
こちらも内装に変更が入れられています。
木目調をベースにしたインテリアとなっており、立体感のある内装となっています。
新しい内装色のブラック×ブラウンアクセントとの組み合わせで、質感の向上を図っています。
2.0L直噴ターボエンジンは、マイナーチェンジ後初めてクラウンアスリートに搭載されることになりました。
このエンジンにより、低・中速域からの加速性能をより優秀なものへと変えてくれました。
ターボチャージャーやインタークーラーを採用することで、従来のクラウンアスリート以上に運転性能の向上を実現しました。
装備をより良いものへと変更すると同時に、アイドリングストップ機能や、年初改善・損失改善を追及することで、走行燃費の向上も実現しています。
フロント・リアサスペンションを最適化することで、ステアリング操作やグリップ感を向上させています。
これにより、クラウンの乗り心地、走行の質感を従来よりも向上することが出来ました。
サスペンションの最適化に加え、AVSやEPS等の制御システムの改善が行われ、走行性能はもちろんのこと、コーナーでのグリップ感の向上も実現しました。
マイナーチェンジ後のクラウンには、ITS Connectと呼ばれる先進技術が装備されています。
ドライバーの運転をサポートする役割を果たしてくれる機能が備わっています。
●路車間通信システム
右折、赤信号、信号待ちでの発信準備案内等、ドライバーが見落としてしまっていたり、その可能性がある場合にブザー音で注意してくれるシステムが備わっています。
また、信号待ちでの大まかな目安時間も表示してくれたりと、運転時のサポートとなる機能がたくさん採用されています。
●車車間通信システム
前方の車との車間距離を感知し、適切な距離や速度でスムーズな走行をサポートしてくれます。
また、緊急車両を感知し、その方向等も表示してくれる機能がついています。
その他にも、ミラーでの確認が難しい場所をレーダーで感知するシステムや、車線変更時のサポート機能も追加されているようです。
マイナーチェンジしたクラウンの発売日
2015年10月1日
このクラウンのマイナーチェンジで、アスリートシリーズ、ロイヤルシリーズが変更されました。
このマイナーチェンジと同時に、クラウンマジェスタの一部仕様変更も行われました。
クラウンのマイナーチェンジ情報をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?
マイナーチェンジ後の詳しいスペックはトヨタの公式サイトで詳しく見ることが出来ます。
今回ご紹介したアスリートとロイヤルのマイナーチェンジ情報は、これだけではないと思います。
マイナーチェンジしたクラウンの評価はそれぞれ違うかもしれませんが、ぜひこの情報を購入前の参考情報としてお役に立てれば幸いです。
みなさんのお好みのクラウンをぜひ見つけてみてくださいね。
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