カーチェイスでおなじみ？！アメリカのパトカー事情をご紹介！

アメリカは50の州からなる連邦国家であり、自治の権限が高いため行政区域ごとに独自の警察を置くことができます。
法執行機関も多岐にわたり、連邦警察、州警察、保安官事務所など警察業務を行う法執行機関が多いくあります。
アメリカで有名な法執行機関といえば、FBIとかATFとかUSSSとかテレビドラマや映画などでもよく見かけます。
それぞれがパトカーなどを所持しているので、アメリカでは様々なパトカーが見られます。
日本では白黒ツートンのパトカーと覆面パトカーぐらいですが、アメリカでは色も形も様々です。
アメリカでもパトカー（Marked)と覆面パトカー（Unmarked）の2種類あるのは日本と同じです。

でも最近は覆面パトカーによるパトロールや取り締まりを装った強盗が発生したりするため、覆面パトカーでも取り締まりを禁止しているところもあります。

アメリカのパトカーは、やっぱり本国アメリカのビッグスリー（GM、フォード、クライスラー）の車が多いです。
一番多く採用されているのが、フォードのパトカー仕様車の「フォード・クラウンビクトリア・ポリスインターセプター」です。
また2006年に発売されたクライスラーのダッジ・チャージャーのパトカー仕様車を採用するところも増えているようです。
日本車では、ニューヨーク市警が環境対策の一環として日産のアルティマを採用したり、日本車がアメリカのパトカーに使われてるんですね。

アメリカのパトカーは種類も豊富！
かっこいいパトカーの画像集めてみました。

日本ではパトカーと言えば、白黒ツートンのセダンタイプの車がほとんどです。
でもアメリカではSUVのパトカーも活躍しています。
フォードのパトカー専用SUV「エクスプローラー　ポリス　インターセプター」、警察専用車両ということで、ブレーキやサスペンションなどが強化されています。
通常パトロール以外にも特殊部隊の任務にも対応可能な車になっています。
厳ついですがかっこいいですね。

日本ではカーチェイスはあまり行われませんが、アメリカではテレビの衝撃映像とか、映画や海外ドラマの中ではカーチェイスは日常茶飯事です。
カーチェイスが行われたとしても日本では強引に止めるなどの強硬手段には出ませんが、アメリカではパトカーが体当たりをして容疑車両を止める場面をよく見かけます。
アメリカのカーチェイス映像で見かけるこの体当たり、だれでもやっていいわけではありません。
PITマニューバという技術で、研修などを受けて資格を得て初めてこのPITマニューバができるのです。

PITマニューバとは、パトカーの前方を容疑者車両の後方にぶつけてスピンさせる技術のことを言います。
テレビなどで見かけますよね。
しっかりとした技術に基づいた行為なんですね。

アメリカのパトカーにはいろいろな種類・形のものがあることがわかりました。
日本車が使われてるのはなんかうれしく感じてしまいます。
色も白黒のツートンだけではないし、SUVがパトカーだったりと日本とは違うところもいっぱいありますね。
日本では基本的に白黒なので、アメリカのように白黒以外のパトカーを見ると少し違和感を感じてしまいます。

アメリカのパトカーのカーチェイスも訓練されたしっかりした技術のもとに行われてることもわかりました。
アメリカに旅行の際には、どんなパトカーが走っているのか見るのも面白いかもしれません。