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タイヤの空気圧を適正に維持し、安全で快適なドライブを満喫しよう!

タイヤと路面との接地面積はタイヤ1本あたりハガキ約1枚分と小さく、それだけにタイヤの空気圧の点検は安全と大きく関係するポイントです。最近ではセルフ方式のガソリンスタンドが増え、空気圧の点検を行なう機会が減っています。今回はタイヤの空気圧についてまとめました。

タイヤの空気圧

 皆さん、タイヤに空気を充填することはご存知かと思います。
 でも今乗られている車の適正空気圧はご存知ですか? 空気の充填は自動車工場やガソリンスタンド任せで、ご自分で入れられたことがない方が多いと思います。そういえば、最後に空気圧を点検してもらったのはいつだったろうか? という方も多いかと思います。

タイヤの空気圧

 空気圧が規定値の半分に減ったタイヤ

タイヤの空気圧

 メーカー指定の空気圧に調整したタイヤ

 タイヤに問題がなくても、タイヤ内の空気は自然に抜けていきます。また気温の変化に伴いタイヤ内の空気は膨張・収縮します。少なくとも1カ月に1回くらいで空気圧の点検を行ないましょう。タイヤの空気圧は目視しただけではどれくらい入っているか正確に判断できませんので、必ずタイヤ空気圧を計測するゲージで測定しましょう。

タイヤの空気圧点検方法

タイヤの空気圧点検は正しい方法で行いましょう。

 空気圧を点検する場合は、エアゲージを使用しましょう。とくに、低偏平タイヤの空気圧不足は見た目にわかりづらいので、エアゲージでの測定は必須です。緊急用のスペアタイヤの点検も忘れずに。もしエアゲージをお持ちでない場合は、タイヤ専門店やガソリンスタンドなどでも点検できます。

タイヤが冷えている状態で点検しましょう。

 空気圧の測定は、走行によりタイヤが温まっていない冷えた時に実施しましょう。バルブの空気漏れ点検も忘れずに行ってください。

最低でも月に1度は点検をしましょう。

タイヤの空気圧

 気温が下がるとタイヤ内の空気が縮小して、空気圧が下がってしまいます。

 タイヤに問題がなくても、タイヤ内の空気は自然に抜けていきます。タイヤの分子構造よりも空気の分子が細かいからです。1カ月に1度は空気圧を点検してください。窒素ガスを充填すると、空気圧の低下を抑制できます

タイヤの適正空気圧

 タイヤ本来の性能を最大限に活かすには適正な空気圧を維持すること重要です。タイヤの空気圧は車種やタイヤの種類によって適正値が異なります。適正値はドア付近やオーナーズマニュアルなどに表示されていますので、確認してください。

適正な空気圧(指定空気圧)の調べ方

タイヤの適正空気圧の調べ方

空気圧の適正値は、車両のドア付近に表示されています(赤い丸印)。また、自動車のオーナーズマニュアルなどにも記載されています。
不明の場合は、タイヤ専門店にご相談ください。
※車種によって表示位置が異なりますので、ご使用の車でご確認ください。

 空気圧が低くなった状態で走行すると、乗り心地が悪くなったり、ハンドルが取られたりするなど車両の走行安定性が損なわれるだけでなく、タイヤの接地面積が大きくなって転がり抵抗も大きくなり燃費も悪化します。また、同時にパンクの危険性も高まります。逆に空気圧が高過ぎても直進安定性の悪化や偏摩耗の原因ともなりますので指定された空気圧を保つことが大切です。

タイヤ空気充填方法

タイヤ空気充填機

 セルフ方式のガソリンスタンドにもタイヤ用の空気充填機が設置してあり、希望すれば点検してもらえることがあります。また設置された充填機を自由に使える店舗も多いようです。適正な空気圧はクルマや装着タイヤサイズごとに定まっており、数値は取扱説明書、もしくは運転席のドアを開けたところなどに表示されているので、それに従った空気圧まで充填します。

タイヤ空気充填機

 ガソリンスタンドで頼むのはちょっと・・・という方におすすめなのは、タイヤゲージ付きの自転車用の空気入れです。最近のスポーツ自転車用のポンプは、空気圧管理のためのタイヤゲージが付いてますし、車のバルブにも対応しているものが大半です。また、自転車のタイヤは車に較べて高圧で使用されますので、自転車用空気入れは、車のタイヤにも空気を入れる能力を十分に持ってます。

 自動車用のタイヤの空気圧はそんなに高くないので、自転車用の空気入れでも十分入ります。

まとめ

 タイヤの空気圧について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。セルフのガソリンスタンドであれば、特に気を使うこと無く空気入れを使うことができます。ガソリンを入れるついでに空気圧のチェックを習慣にしておきましょう。普段からタイヤの空気圧を点検しておけば、安全に、快適に、そして快適に経済的に車を走らせることができます。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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