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117クーペが名車となった理由はその内装とデザインにあった!!

販売されてから13年間でも9万台ほどしか売れなかった117クーペが名車となったのは、内装とデザインの良さからでした。ジアウジアローが手掛けた美しいデザインを、世に出そうとしたいすゞの熱意が結実した結果でした。そんな117クーペの内装を検証していきましょう。

量産不可能な117クーペの内装とは?

117クーペの内装

117クーペの内装は、そのデザイン性の良さが光っていててオシャレですね。

1968年から販売された117クーペは、ジョルジェット・ジウジアーロの手によって内装やボディがデザインされました。しかし、この見事なデザインは当時の生産設備では量産できませんでした。その為、1968年の販売当初は一部手作りとなりました。その後、量産されるよになり丸目のヘッドランプから角目となりました。しかし、117クーペの内装はハンドメイドであった初期型から、その美しさを保ち続けました。
117クーペの内装はカスタムする事でオーナーのセンスが光り117クーペの内装も、様々な表現力を持つこととなりました。

117クーペの内装はよく改造されていました。

117クーペの内装(インパネ)

内装(インパネ部分)はGTでスポーツ車の定番だった連メーター(7連)です!!

117クーペの内装

スイッチ類やサイドブレーキは、1960年代のままです。

ワイパーやライトスイッチは旧態化したノブ式、当時このノブ式→現代同様のマルチレバーへの変更期であり新設モデるならばマルチが採用されましたが117のように設計の旧い車種は改良が追い付かず旧式S/Wがまだ継続されていました。
サイドブレーキは唯一ベースが60年代のセダンであるフローリアンを思わせるステッキ式!75y当時でもこの形式のサイドブレーキ、特に2ドアモデルでこれを採用していたのは117とローレルHT(130)/ブルーバードU HT(610)程度ではなかったかと…!?(高級車に多かったながらもクラウンはS60/70の“クジラ”→74yS80/90で、セドグロは230→75y330で改良されていました。)

出典:http://nsadj0623.blog.fc2.com

117クーペの内装は、先代のフローリアンを引き継いでいますね。

117クーペの内装のの張替えをする人もいたのでは?

117クーペの内装フル張替え!!

この後どうなるのでしょうか?

ここから日本一豪華な117クーペの内装が登場していきます。

空調レバーやクーラーのスイッチを移動しています。
他にもオーナーの様々なこだわりがありました。

シートは本革

ロールスと同じ本革に張り替えてあります。

たぶん日本一、ゴージャスな117だと思います。
ダッシュボードからカーペット、レカロシート、内張り、天井、トランクルームまで
すべてロールスと同じ本革で張替え。
ダッシュボードの蓋もきれいに張り替えていることに感心。
他にも空調レバーをカーナビの下に移動させたり(けっこうめんどう)、
クーラーのスイッチをコンソール後方からシフトレバー前に移動。
さらにシフトレバーのすぐ後ろにあるはずの灰皿の位置にパワーウィンドーの
スイッチを持ってくるなど、オーナーのこだわりいっぱい。

出典:http://1565.blog.so-net.ne.jp

117クーペの内装も、ここまでこだわると愛着もわいてきますね。

117クーペの内装はカスタムしなくてもこの美しさ

丸目4灯の量産型でも、ハンドメイドにはない良さが。

117クーペの内装は、量産型となってもハンドメイドと同等の良さが光っています。

中期モデルでもハンドメイドには負けない。

117クーペの内装も丸目4灯量産型でこの良さなら、問題はありませんね。

ハンドメイドの117クーペの内装も文句の付けどころがありませんが、量産型でもここまでのクオリティの良さならば、オーナーとして誇らしいですね。117クーペの内装は、カスタムしなくてもこの美しさ。やはり名車と呼ばれる所以がここにあります。

ハンドメイドならこのクオリティ

117クーペの内装はハンドメイドだとこんな感じです。

とても日本車とは思えない作りです。

その素晴らしいボディデザインを最大限引き出すために、当時ラインには流さず熟練された匠(職人さん)の
”ハンドメイド”によって1968年に市販されました・・・。

この日本車とは思えない味わい深いインパネの雰囲気、素晴らしい質感ですね~!?
なんといっても最近交換された”NARDI”のステアリングが最高ですね~♪ 

出典:http://blogs.yahoo.co.jp

117クーペの内装もボディも、デザインしたのがジウジアーロさんが手掛けたデザインだからこその傑作なのでしょう。

まとめ

117クーペの内装はハンドメイド仕様でも量産型でも、どちらも引けをとらない良さがありました。オーナーのこだわりが現れる、117クーペの内装はそのボディデザインの美しさとマッチしてます。生産台数は9万台と伸びませんでしたが、いすゞの117クーペの内装やボディデザインの良さからその魅力にはまり込む気持ちがよくわかります。当然カスタムして自分流の117クーペの内装を作り出しても愛着がわいてきます。そこが、117クーペを名車と名乗らせるゆえんなのではないでしょうか。

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