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マツダ最上位車種、アテンザ!その燃費ははたして満足いくものか?

ライバルのハイブリッド技術、ダウンサイジングターボに対抗するマツダ渾身の燃費対策技術、アテンザのSKYACTIVE-D 2.2Lディーゼルエンジン!!
アテンザの性能に対して、燃費は満足のいく出来なのか、アテンザの燃費の実態を確認する。

ディーゼルエンジンカー アテンザとは

マツダの顔ともいえる走りの最上位車種アテンザ!!
走りをおろそかにすることなく燃費対策もしっかりとやってきた。
まずはアテンザがどのような車種なのか見ていきましょう。

アテンザは名だたる欧州車と比較して、胸を張って乗りたいと思える車、運転席から離れたくなくなるような車を目指して作られました。カペラの事実上の後継車です。
日本国外向けの名前はMazda6。
欧州で人気のアテンザは欧州で主流だった燃費にも有利なディーゼルに力を入れています。

そんなアテンザの価格はいくらでしょうか。
最安値のアテンザ20Sが2,764,800円(税込)で2.0Lガソリンエンジン車。
クリーンディーゼル最安値のアテンザXDが3,175,200円(税込)で2.2Lディーゼルエンジン車。

アテンザの燃費

それでは本題!
マツダ渾身のクリーンディーゼルSKYACTIVE-D2.2を搭載したアテンザの燃費はいかほどか?

大型ボディーでありながら22.4km/L高級ハイブリッドカーに迫る勢いです。
ただし、この値はアテンザセダンのMTミッション車。
主流となるであろうモデルというところでアテンザセダンの2WD AT車をターゲットにしてみます。
アテンザのAT車の燃費は20.0km/L。6ATとCVTでないところから燃費が落ちてしまっているのでしょうか。
この燃費でアテンザのエンジン性能は最高出力129kW(175PS)/4500rpm、最大トルク420N・M(42.8kgf・m)/2000rpmと4.0Lクラスのトルクを実現しています。

アテンザの実燃費

続いて、気になるアテンザのクリーンディーゼルの実燃費は・・・
なんと平均15.90km/L!!

カタログより落ちますが、マツダ最上位車種であることを考えると素晴らしい値かと思います。

アテンザの燃費評価

ここまでアテンザの燃費と実燃費を見てきました。
アテンザの燃費について総合評価を見てみましょう。

アテンザの車としてのバランスを考えた評価としては
「アテンザのボディサイズ、車格を考慮すると実燃費は良いと思う!」という声がありました。

「60km/h~80km/hで走るとすこぶる燃費がいい気がする。そこを外すと燃費は伸びにくいです。」という声もありました。

アテンザという自動車全体のバランスでみると実燃費の評価は概ね良さそうです。
低速トルクが強大で出足で燃費悪化が軽減されているのもアテンザのディーゼルの特徴なのでしょう。

アテンザの低燃費な運転法

続いて、アテンザのディーゼル独特の低燃費走法について調べてみました。

・1000rpmでも十分にトルクは発生するのでとにかく踏み込まないこと。
・速度が上がってきたらできるだけ、アクセルを踏まず惰性運転を心がける。

アテンザのディーゼルエンジンの常用回転数である2000rpmで最大トルクがでるからとにかくアクセルに刺激を与えなくても十分に低燃費走行が実現できるようです。

逆にアクセルをふかして、エンジンの回転数を上げてもディーゼルの特性上、ガソリン車のようには加速しないので燃費には良くないだけでなく精神的にも良くないようです。

アテンザのライバル車の燃費

さて、ここまでアテンザの燃費や評価についてみてきましたが、同クラスになるライバル車の燃費がどれほどか、JC08モード燃費、実燃費を見ていきましょう。

カムリ

JC08モード燃費 23.4km/L
実燃費 16.55km/L
2.5Lガソリンエンジン+モーター(ハイブリッド)

レヴォーグ

JC08モード燃費 17.6km/L
実燃費 11.30km/L
1.6Lガソリンエンジン+ターボ

いかがでしたでしょうか?
ライバルも低燃費をいろいろな方法で実現しているのがわかります。

スポーティーな高級自動車を購入検討する際には、以上のアテンザの燃費比較を是非、検討材料にお役立てください。

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