記事ID9851のサムネイル画像

次世代EVシステムを搭載するコンパクトSUV 三菱・eX Concept!

東京モーターショー2015にて公開された三菱のeX Concept。三菱・eX Conceptは次世代のEVシステムを搭載した、コンパクトSUVです。どのような性能を持っているのでしょうか?今回は三菱・eX Conceptについて詳しくご紹介します!

三菱・eX Conceptについて

三菱・eX Concept

テーマは「Driving Beyond SUVと電気の力で、一歩先へ」。電気自動車に力を入れる三菱のeX Conceptとは?

第44回東京モーターショーにて、次世代EVシステムを搭載するコンパクトSUV三菱・eX Conceptが世界初公開されました。三菱・eX Conceptは、電動化技術と四輪制御技術、コネクテッドカー技術と予防安全技術を組み合わせた自動運転技術などを採用し、「SUVとEV」という三菱ならではの強みを形にしました。

三菱・eX Conceptによると、「コンパクトSUVにシューティングブレークの持つ上質さとクーペスタイルを融合させ、キビキビと街を疾走するスポーツクロスオーバースタイルを提案している」とのこと。
また、三菱が得意とする”SUV"と”電動車両”に力を置き、グローバルで三菱自動車のブランド力を高めていくという狙いもあるようです。

三菱・eX Concept

レジャーシーンにも十分な荷室が確保できる、スポーツクロスオーバーです。アウトドアにも使えそうですね!

そんな三菱・eX Conceptの次世代EVシステムとはどのようなシステムなのでしょうか?これから三菱・eX Conceptについて、詳しくご紹介します。

三菱・eX Conceptの性能

それでは、三菱・eX Conceptの性能について詳しく紹介していきます。まずは、スペックを見ていきましょう。

三菱・eX Conceptのスペック

全長×全幅×全高:4240×1780×1575㎜
乗車定員:5名
航続距離(JC08モード):400㎞
最高出力 前/後:70kW/70kW
バッテリー総電力量:45kWh
駆動用バッテリー:リチウムイオン電池
駆動方式:ツインモーター4WD

三菱・eX Conceptの次世代システム

三菱・eX Conceptの次世代EVシステムは、大容量で高性能のリチウムイオンバッテリーと小型の高出力モーターなどを搭載しています。これにより軽量化や高効率化を推進し、航続距離400㎞を実現します。また、駆動バッテリーを車両下部にレイアウトすることで、低重心化を図り、ツインモーター4WD及び車両運動統合制御システム「S-AWC」により、意のままの操縦性と安定性を発揮。

さらに、コネクテッドカー技術や自動運転技術などの先進技術も採用しました。危険を察知すると作動する安全機能や、故障や異常を検出して修理や整備を促す機能も充実させています。

三菱・eX Conceptの主な機能

三菱・eX Concept

三菱・eX Conceptは安全機能も充実しています!その一部をご紹介します。

・ARウインドシールド:前方の視界に情報を表示して並べることで、走行中に起こる様々な道路状況の変化を視線を大きく動かすことなく視認できます。表示されるのは、ナビシステムと連動した進路案内や、車間警報、車線逸脱警報、カメラによる標識認識が捉えた固定・変動標識情報など。

・インテリジェントディスプレイ:スマートフォンのナビゲーション機能と連携して、案内表示を映し出します。また、パソコンやスマートフォンによる検索情報は、クラウドを通してAI(人工知能)に共有され、AIはドライバーの興味や趣味を常に把握し、それらに関するレコメンド情報を提案してくれます。

・サイドビューモニター:従来のドアミラーに代わって車外に装備された高精細カメラによる映像で、後方視界を表示し、ドライバーの視線移動を低減します。

リヤビューモニター:ルームミラーに代わって、オーバーヘッドコンソールに設置されるリヤビューモニターは、リヤに搭載された高精細カメラによる映像を映し出します。ルームミラーよりも広く、鮮明な後方視界を得られます。

三菱・eX Conceptのレビュー

三菱・eX Conceptについてどのような評価がされているのでしょうか?続いては、三菱・eX Conceptを見た人の感想をまとめてみます。

「明るい未来を見せてくれる1台だと思う。」
「こうしたコンパクトSUVが出ることで、EVマーケットはさらに加速するだろう。」
「運動性能、操縦性、走行安定性も高度なものとなることが期待できる。」

このように、三菱・eX Conceptへの期待感がうかがえる評価でした。次は、デザインについてご紹介します!

三菱・eX Conceptのデザイン

続いて、三菱・eX Conceptのデザインについて、まとめてみました。

三菱・eX Concept

ダイナミックシールドがベースのインパクトあるデザイン。歩行者からの視認性を高めるための、デイタイムランニングランプと、ウインカー上部に対向車や歩行者の防眩のためにヘッドライトをバンパーにレイアウトするなど機能性と安全性に考慮しているようです。歩行者にも配慮している機能が素晴らしいですね!

三菱・eX Concept

デザインはシューティングブレイクの上質さとクーペスタイルを融合させたもので、塊感と躍動感にあふれたスタイリッシュなものとなっています。

三菱・eX Concept

三菱・eX Conceptの特徴の一つである観音開きドア。Bピラーが存在しないので、乗りやすい設計となっているようです。

三菱・eX Concept

シンプルなインテリアは運転席と助手席でカラーリングを変え異なった雰囲気にすることで、スポーティで明るく広々とした室内空間を印象付けました。インパネ上部中央にあるのは、多彩なドライブ情報を表示するインテリジェントディスプレイです。

三菱・eX Conceptの価格

三菱・eX Concept

三菱・eX Conceptは2017年から2019年を目途に発売予定のようなので、まだ詳しい価格は明かされていません。ネット批評では、リチウムイオン電池だけで300万円するのではという見方もありました。今後の詳細発表を待ちましょう!

記事まとめ

三菱・eX Concept

三菱・eX Conceptについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

三菱・eX Conceptは、次世代EVシステムや先進の安全機能などが充実し、キビキビと街を疾走するスポーツクロスオーバースタイルを提案した車でした。コンセプトカーなので、このまま市販化ではないかもしれませんが、デザインや機能など一部は受け継がれるでしょう。今後もこのような電気自動車が増えていくと思います。SUVとEVという三菱ならではの強みを形にした、三菱・eX Conceptの発売が今から待ち遠しいですね。最後までご覧いただきありがとうございました!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ