車好きが教える話題のHONDAステップワゴンへのリアルな評価とは?
2015/09/01
れおめっし
S30Zは日産から販売されたフェアレディZの初代で、今や名車となっています。そんなS30Zの購入者の走行評価、燃費評価、乗り心地評価をまとめます。S30Zが今でも人気な理由とは一体なんでしょうか。S30Z購入者が語る評価をご紹介します。
S30Zは日産から販売された名車で、今でも愛好家が多くいます。
そのS30Zとは一体どんな車なのでしょうか。
購入者の評価を見る前に、まずはS30Zがどんな車なのかを紹介します。
S30Z
S30Zは1969年 ~1978年まで生産されたフェアレディーZで、日産のイメージリーダーカーとして、足掛け10年もの長期に渡って生産され、世界総販売台数55万台(うち日本国内販売8万台)という、当時のスポーツカーとしては空前の記録を樹立しています。
「ダッツン・ズィー」の愛称で親しまれ、日産自動車の輸出モデルの総称でもある「DATSUN」の名を世界に知らしめた日産の記念碑的車両となっています。
S30Z
S30Zはベースモデルで4速MTの「フェアレディZ」とAMラジオ付きカーステレオ、助手席フットレスト、5速MTでリクライニングシートなどの装備を充実させた「フェアレディZ-L」、そしてDOHCモデル(PS30型)の「フェアレディZ432」がラインナップしていました。
S30Z
当時の新車価格は
「フェアレディーZ」 84万円、
「フェアレディZ-L」 105万円
「432」 182万円
「240ZG」 150万円
とグレードによって、かなりの差があります。
次はいよいよ本題のS30Zの評価を見ていきたいと思います。
購入者が語る走行評価、燃費評価、乗心地評価はどのように評価されたのでしょうか。
さっそくS30Zの走行評価を見ていきます。
S30Z
S30ZはSUツインキャブレターを装備したSOHCのL20型とソレックスツインチョークキャブレターを3基装備したDOHCのS20型の2種類の直列6気筒2リッターエンジンが設定されていました。
S30Z
S30Zの評価は
・「決して早いわけではないものの、乗っていると気持ちいい」
・「L型エンジンは決して高回転まで回りはしなく、ギヤの変速にもコツがいるなどしたがやはり気持ちいい」
・「グレードによって加速感が全く違います。乗り比べるとよくわかる」
という評価がありました。
L型のエンジンで排気量は2000~2800㏄のS30Zは、当時競技車両として活躍していたGT-Rの陰に隠れていて、競技車両としてはそこまで戦績を残せてはいませんが、走ることの楽しさを教えてくれる車両として愛されていました。
次はS30Zの燃費評価を見ていきたいと思います。
当時の名車と呼ばれる車両の燃費はどれくらいなのでしょうか。
S30Z
S30Zの燃費性能は街乗り5km/L、高速10 km/Lでした。
当時のスポーツカーとしてはまずまずという評価ではないでしょうか。
S30Zのオーナーのほとんどが「燃費が悪くても気にしない!だって最高にかっこいいから」と評価していたのには驚きました。
最後はS30Zの乗り心地に関する評価をまとめていきます。
当時の車は内装の作りがとにかく質や材料にこだわられていたように思います。
S30Zはどのように評価されるのでしょうか。
S30Z 内装
S30Zの乗心地評価は
・「シートの座り心地もよく、シンプルながらおしゃれ」
・「運転がしやすいですし、乗り心地もいいです」
・「足回りを変えたら最高の乗り心地になった!素直ないい車」
という評価がありました。
S30Z
旧車に共通して言える評価は「車が素直」ということです。
古い車は壊れやすく、パーツもなかなか手に入らないため、メンテナンスをこまめに行う必要があります。購入するとたいていのことは自分でできるようになってきます。そうすると、だんだんと愛車との一体感がでてくるため、ここを改良すれば・・・と考えるようになるのだそうです。
今は中古車しか手に入らないので、さまざまな評価を参考にしながら、ぜひ自分の好みのS30Zに作り替えてみてはいかがでしょうか。
S30Zが今でも人気がある理由は、ずばり独特のフォルムにあると思います。
北米市場で売り出すことを目的とされて開発されていたこともあり、当時の日本では珍しい形となりました。
S30Z
S30Z全体の評価でも
・「モダンで彫りの深いデザインでステアリング正面には大型スピードメーターとタコメーター、コンソールボックス上部に小型の3連メーターがその気にさせる」
・「走りも上品も追及しているのでしょうか。名車と言われる理由がわかります。」
とその独特なデザインが高く評価されています。
S30Z
いかがでしたか。
S30Zの魅力は十分に伝わったでしょうか。
S30Zでマイナスな評価が上がっていたのは、購入価格と維持費に関することが多かったように思います。
古い車ですし、今はフルレストア済で販売されている中古車がほとんどなため、中古車価格は400万円に達するものがあったりと非常に高価です。
燃費、税金、車検代とそれぞれに高額なため、維持する費用もそれなりに大変です。
S30Z レストア中
しかし、それもこれも全部気にならないほどS30Zは魅力に溢れているということが、購入者の評価でよくわかりました。
旧車をお探しの方は日産の名車に乗ってみませんか?
きっと素敵な出会いとなるはずです。
S30Zの走行評価、燃費評価、乗り心地評価などをぜひ参考にしてみてください。
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