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ジュリエッタ復活なるか?アルファロメオ ジュリエッタの魅力とは?

初代アルファロメオ ジュリエッタは、1954年の発表当時から注目度の高いモデルでした。現行モデルも初代同様に、エレガントでスポーティという魅力をバランスよく両立したスタイリングを受け継いでいます。今回はそんなアルファロメオ ジュリエッタの魅力に迫ります。

アルファロメオジュリエッタってどんなクルマ?

アルファロメオ ジュリエッタ

アルファロメオ ジュリエッタは、アルファロメオによって、初代が1954年から1965年、2代目が1977年から1985年、そして現行の3代目が2010年より製造、販売している小型乗用車です。車名こそ3代共通ですが、いずれも技術的なつながりはありません。

ここでは2010年より販売されている3代目のアルファロメオ ジュリエッタについて様々な角度から見ていきたいと思います。

アルファロメオ ジュリエッタ

・全長 4,350mm
・全幅 1,800mm
・全高 1,460mm
・ホイールベース 2,635mm

それでは早速、アルファロメオ ジュリエッタを性能・デザイン・価格など、レビューも交えながら、様々な面から見ていきましょう!

アルファロメオ ジュリエッタの性能は?

アルファロメオ ジュリエッタ

直列4気筒 マルチエア 16バルブ インタークーラー付ターボ
総排気量 1,368cc
最高出力 170PS / 5500rpm
最大トルク
23.5kgm / 2,250rpm「Natural / All weather」
25.5kgm / 2,500rpm「Dynamic」

アルファロメオ ジュリエッタには、イタリアではガソリンエンジンは3種類、ディーゼルエンジンが3種類用意されていますが、日本では、「インターナショナル エンジン オブ ザイヤー」において、ベスト ニューエンジン オブ ザ イヤー部門で栄えある「エンジン オブ ザ イヤー2010」を受賞した1.4L ターボ マルチエアエンジンとクアドリフォリオ ヴェルデに搭載している直列4気筒 DOHC 16バルブ インタークーラー付ターボの2種類が用意されています。

アルファロメオ ジュリエッタのトランスミッションは、当初6速MTのみであったが、2011年6月にミトに続きアルファロメオ初の6速乾式デュアルクラッチオートマチック(アルファTCT)がガソリンの1.4Lマルチエアターボと2.0Lディーゼルエンジンに限り設定されました。

アルファロメオ ジュリエッタ

『1.4Lターボとはいえ、6速ATの組み合わせ、またドライブモードをダイナミック、ノーマル、オールウェザーと切り替える「D.N.Aシステム」により、かなりスポーティなアルファらしい、アグレッシブな走りを楽しめます。』

『1.4Lとは思えないほど出足も良いです。カーナビによく「急発進です。安全運転を心がけましょう」と言われます。DNAを「D」にすると、町乗りには不向きかと思いますが、郊外や峠道では…"やばい"です。』

アルファロメオ ジュリエッタのユーザーからは排気量の小さかからくるトルク不足をマイナス面にあげる声もありましたが、ドライビング切り替えスイッチを利用することで、概ね満足しているようでした。

アルファロメオ ジュリエッタの乗り心地とデザインは?

では続いて、アルファロメオ ジュリエッタの乗り心地とデザインについて見ていきましょう!

アルファロメオ ジュリエッタ

アルファロメオ ジュリエッタのデザインは、フィアットグループのデザインディレクター、ロレンツォ・ラマチョッティが統括するアルファスタイリングセンターの作品です。フロントマスクには、アルファロメオのアイデンティティの盾形フロントグリルと、LEDデイランプ内蔵ヘッドライトが目を引きますね。

アルファロメオ ジュリエッタ

フロント同様個性が強いリヤデザイン。エアロダイナミックなリアルーフスポイラーと、見紛うことのない輝きを放つテールランプがアルファロメオ ジュリエッタであることを主張していますね。

アルファロメオ ジュリエッタ

インテリアもエクステリア同様、イタリアらしい雰囲気に満ちています。ファブリック、レザー、アルカンターラで仕立てられた5つのスポーティーなシートは、ホールド性と快適性を兼ね備えており、インストルメントパネル、センターコンソール、ドアトリムの色使いや質の高いインサートは上質な空間を提供しています。

では続いて、アルファロメオ ジュリエッタの乗り心地とデザインについて、レビューを見ていきましょう!

『インテリアも自由で大胆なデザインが随所に光ります。試乗したときはプラスチック感が強い印象でしたが、実際に使って触ってみると質感にこだわった多様な素材が使用されていて好感が持てます。』

『標準サスは、柔らかく乗り味が良い。急カーブも16インチは、ややクセがあったが、17インチ化以降は、落ち着いた挙動でしっかり曲がる。』

『しっかりしていて好感のもてる乗り心地です。柔らかくはありませんが、固すぎる事もありません。ただし、風切音とタイヤのノイズが大きくて、高速では前後席での会話が難しいです。』

アルファロメオ ジュリエッタの価格は?

それでは気になるアルファロメオ ジュリエッタの価格について見ていきましょう!

アルファロメオ ジュリエッタ クワドリフォリオヴェルデ

アルファロメオ ジュリエッタには、よりスポーツ性能を上げたバージョンの「クワドリフォリオ ヴェルデ」があります。参考までに価格記載しておきますね。

アルファロメオ ジュリエッタ
クワドリフォリオ ヴェルデ
車両本体価格(消費税込み)4,255,200円

それでは、アルファロメオ ジュリエッタの価格は以下の通りです。

アルファロメオ ジュリエッタ スポルティーバ
車両本体価格(消費税込み)3,596,400円

アルファロメオ ジュリエッタの総括

アルファロメオ ジュリエッタ

さていかがでしたか?今回はアルファロメオ ジュリエッタの性能面を含め、様々な角度から見てきました。アルファロメオ ジュリエッタは、5ドアプレミアムコンパクトカーらしく内外装ともに美しいデザインを持ちつつ、運動性能を失わずかつ、合理的な用途にも使用出来る貴重な1台ですね。

これをきっかけに、改めて5ドアハッチバックについて見直してみるのもいいですね。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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