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ホンダ「ラファーガ」のカタログ燃費と気になる実燃費をご紹介!

ラファーガは1993年に発売された車です。当時はまだハイブリッド車ではないため、今の車と比べると燃費が悪いと言えます。しかしラファーガにも燃費を伸ばすコツがあるはずです。今回はラファーガの燃費と実燃費を比較して、燃費を伸ばす方法を考察したいと思います。

ラファーガってどんな車?

ラファーガは独特のレイアウトと直列5気筒エンジンの縦置きFFミッドシップが売りの5ナンバーサイズのセダンです。ラファーガが販売された当時は2000㏄クラスは3ナンバーが主流でしたが、ラファーガは全幅を変えずに全高をあげて室内空間を広く確保していました。

ラファーガの外装はアルファロメオ風のグリル形状が特徴です。
また全長に対してホイールベースが長くなっていて、全高も高くしてあるのでトランクは短いハイデッキなスタイルとなっています。

ラファーガの内装はグレードによってウッドパネルが付くなど、このクラスなりの質感となっています。ドアの内張りは窓枠下まで全面モケットで、ドア左右と中央の肘掛もモケットで覆われていました。

ラファーガは1994年から実施の新保安基準をクリアした安全設計ではあるものの、運転席や助手席のエアバッグ、ABS、サンルーフがセットオプションで選択できました。
また、2.5Sには本革がオプションとしてついています。

ラファーガのエンジンは2000㏄と2500㏄の直列5気筒SOHCエンジンを搭載しています。
そしてこの新型ラファーガのエンジンの最大の特徴は、その直列5気筒エンジンを縦置きにし、FFミッドシップとしていることです。
ミッションは2000㏄クラスに4ATと5MT、2500㏄に4ATを設定しました。

ラファーガはコンパクトなボディとFFミッドシップが特徴のセダンで、一般的なセダンと比べると、少し特徴的なスタイルをしているようですね。

ラファーガの燃費

次は本題のラファーガの燃費について紹介します。
1993年に発売されたラファーガの燃費とはどのくらいのものだったのでしょうか。

ラファーガの燃費はカタログ値で10・15モードで10.2km/l ~11.4km/lです。
10・15モードとは、エンジンが暖まった状態からのスタートで最高速度70km/hにおいて緩やかな減加速で測定したものです。
つまり、実際に乗る際にはエンジンが冷えた状態からスタートなので、実燃費との差が出やすい測定方法となります。

エコカーやハイブリッド車と比較すると、非常に燃費が悪いと思われますが、当時販売されていた同等クラスの車と比較すると、別段悪くもないと言えます。

ラファーガの実燃費

ラファーガのカタログ値の燃費はわかりましたが、実際に走行してみたときの燃費はどうなのでしょうか。
カタログ値に迫ることはできるのでしょうか。

車を購入する際、気になるのはデザインや乗り心地はもちろんのことですが、燃費も気になりますよね。
ガソリンが高騰している今だからこそ燃費は特に大切なポイントになってくると思います。
そんな気になる実燃費をラファーガのオーナーさんから聞いてみましょう。

ラファーガのオーナーの算出された実燃費は8.9km/Lから9.57 km/Lの間で、多くの方が9km/L前後の燃費だと回答されていました。
カタログ値の燃費よりは落ちるものの、そこまで燃費が悪くなるわけではないようですね。

ラファーガの燃費評価

ここまで、ラファーガの燃費と実燃費を見てきましたが、ラファーガオーナーのみなさんはラファーガの燃費をどのように評価しているのでしょうか。
気になるラファーガの燃費の評価を見ていきたいと思います。

ラファーガオーナーの燃費に関する評価は「あまり燃費効率はあまり良くないといえるかもしれません。」というものや「燃費があまり良くなくて困る。極端に悪いというわけではないが良くはない。」といった評価があがっていました。

やはり現代車と比べると燃費が良くないととらえる人が多いのも事実です。
しかし、ラファーガが好きで気に入って乗っている人たちからは、「燃費はよくないが、気に入っているので気にならない、気にしない」という声も上がっていました。

しかし、燃費は乗り方次第でもかなり変わってきます。
ラファーガの燃費を伸ばすような運転方法もありそうですね。

ラファーガの低燃費な運転方法

次はラファーガの燃費をどうにかよくできないかと考えました。
一番手軽に実践できる方法としては、やはり運転の仕方、乗り方にあると思います。
ラファーガを低燃費にする運転方法を見ていきましょう。

ラファーガで低燃費を実現できる運転方法

1.登り坂は出来る限り時間をかけずに登り切る。

ただし坂道の途中では無理に加速しないことが大切です。坂道途中での加速はガソリンを多く使います。なので、坂道の途中から速度が落ちてきてもそのままで登り切ってください。

2.急発進、急加速などアクセルをむやみやたらに踏まない。

アクセルをガバッと踏み込む運手はエンジンに負担をかけるだけでなく、ガソリンもいつも以上に使います。
できるだけ緩やかな発進、加速、停車を心がけてみてください。  

この2つが効果的な運転方法のようです。

ラファーガのライバル車の燃費

最後にラファーガのライバルとなる車種の燃費を見ていきましょう。
ライバルとされている車の燃費と実燃費はどうなっているのでしょうか。

トヨタ スープラ

スープラの燃費は10・15モードで7.6~9km/Lです。

実燃費は6.96~8.08km/Lとなっています。

スバル インプレッサSTI

インプレッサの燃費は10・15モードで9.7~10.4km/Lです。

実燃費は街中で8〜9km/L。高速で10〜11km/Lです。

いかがでしたか。

燃費や実燃費は走り方ひとつで変わるものですが、ラファーガはライバル車の中でも比較的実燃費はいいほうな気がします。

古い車だからって必ずしも燃費が伸びないわけではありません。きちんとこまめにメンテナンスしたり、燃費走行を心がければそれなりに燃費も伸びてきます。

ラファーガを購入される際の燃費の参考になれば幸いです。

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