海外戦略モデルのトヨタ　ヤリス！その維持費と維持費の抑え方とは？

維持費を抑える方法に入る前に・・・
はじめに、コンパクトカーとして、トヨタ　ヤリスが注目されていますが、ヤリスとはどのような車なのかを見ていきたいと思います。

ヤリスは、トヨタ自動車が製造、販売するハッチバック型乗用車です。1999年に販売し、欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。現在、16年目、3代目を迎えています。欧州、北米仕様では、日本仕様とは異なり、5ドアと3ドアの2種類で展開されています。

そんなトヨタ　ヤリスの走行性能は、一体どういったものでしょうか。

ヤリスは、1.5L 4-Cylinder DOHC 16-Valve VVT-iエンジンを搭載しています。このエンジンは、最高出力：106hp/6,000 rpm、最大トルク：103lb.-ft./4,200rpmを発揮します。トランスミッションは、4ECT-iを採用しています。

そんなヤリスの燃費はどれくらいなのでしょうか？
続いて、トヨタ　ヤリスの燃費を見ていきたいと思います。

トヨタ　ヤリスの気になる燃費は、調査した結果、シティー燃費：12.8km/L、ハイウェイ燃費：15.3km/L、複合燃費：13.6km/Lとのことでしたので、今回の検証には、複合燃費を使用します。
トヨタ　ヤリスの気になる燃費は、
・ヤリス　5-Door LE　　⇒　　　13.6km/L
となります。

残念ですが、トヨタ　ヤリスは、エコカー減税の対象ではないようです。

さて、そんな注目のトヨタ　ヤリスの価格はいくらなのでしょうか？

トヨタ　ヤリスのメーカー希望小売価格（1$=120円で算出）は、
・ヤリス　5-Door LE　　⇒　　　$16,880（2,025,600円）
となっています。

ヤリスについて一通り基本的な概要を見たところで、次は本題に入りましょう！

ヤリスの気になる維持費について見ていきたいと思います。

ヤリスの維持費としてかかるのは、
・毎年5月に納める自動車税（34,500円）
・ガソリン代
・自動車保険
・オイルやタイヤ交換などのメンテナンス代
・点検や車検に関する費用
※人によっては駐車場代（約3,000～10,000円）
また、これは交通費になるかもしれませんが、高速道路利用料金も掛かります。

このように箇条書きにしてみると、維持費として多くの出費がありそうですね！

また、維持費を考える上で注意しておきたいのが自動車税です。
ヤリスの場合、排気量1.5Lで毎年納めなければならない自動車税が決まります。

この、自動車税の違いにより、年間の維持費が変わってきます。

【ヤリスの1年あたりの自動車税】
・ヤリス　5-Door LE　　　⇒34,500円
ちなみに、
・排気量1.0Lの車　⇒29,500円
・軽自動車　⇒7,200円
となっています。

続いて、車検時（2年毎）に掛かる重量税と自賠責保険も重量により大きな差があるのでそれぞれ見ていきましょう。

【ヤリスの車検時（2年毎）に掛かる重量税】
・ヤリス　5-Door LE（1,060kg）＜1.5t　⇒24,600円（年12,300円）
ちなみに、
・車両重量が1.0t未満の車　⇒16,400円（年8,200円）
・軽自動車　⇒6,600円（年3,300円）
となっています。

【ヤリスの自賠責保険】（自賠責保険24ヶ月）
・ヤリス　5-Door LE　⇒27,840円（年13,920円）
ちなみに、軽自動車は、
・軽自動車　⇒26,370円（年13,185円）
となっています。

ざっと税金と強制保険だけでこれだけ違います。これでは、維持費もだいぶ変わってくるはずです！

それでは、次に、定期的に必ず必要なガソリン代を見てみると・・・

【ヤリスのガソリン代の比較＝年間走行距離：1万km、カタログ燃費、ガソリン単価：140円/Lで算出】
・ヤリス　5-Door LE　⇒102,941円（燃費：13.6km/L）
ちなみに、
・カタログ燃費：24.0km/Lの車　⇒58,333円
・軽自動車　⇒46,667円（カタログ燃費：30.0km/L）
となっています。

ガソリン代は、ヤリスの方が、軽自動車よりも2倍以上の金額が必要です。
また、任意保険料も車両保険を入れると大体倍ぐらいになると考えられます。
これほどまでに維持費が変わります！

車は購入だけでなく維持費もかなり必要ですね。これは、ヤリスを購入する前に一度、維持費も検討材料に含めた方が良さそうです。

さて、先ほど調べたように、車は購入時だけでなく維持費も多くかかります。
そんな維持費を安く抑える方法はあるのでしょうか？

今回は、ヤリスの維持費の抑え方に注目して、維持費を安く抑えるためのコツを見ていきましょう！

ヤリスの自動車保険料（任意）は、免許証の色、年齢や等級、車両保険の有無などで大きく変わってきます。年間数万円の人も居れば、年齢制限なしで車両保険も入れば年5万～15万円以上の人も居るでしょう。また、保険会社によっても保険料が変わってきます。
維持費節約のためにも、保険会社は上手に選びたいですね。

続いて、排気量1.0Lの車とトヨタ　ヤリス5-Door LEを比べると、7年間の維持費で約38万円違っています。
例えば、トヨタ　ヴィッツ（排気量1.0L　燃費：24.0km/L、970kg）の維持費と比較すると、ヤリス5-Door LEの維持費は、年間で5万円程度高いようです。さらに、車体価格は、ヤリス5-Door LEの方が、約60万円程度高いようです。この結果から、イニシャルコスト、ランニングコストを考慮すると、トヨタ　ヴィッツの方が経済的ではないでしょうか。

最後に、維持費を工夫するにあたってのポイントです。
近年では、インターネットで複数の保険会社に一括で見積りが取れるサイトがあります。

全て自己責任になりますが、保険料金の比較検討、保険内容の把握、契約まで、ネットで簡単に実施できます。
ただし、記入間違いや誤入力があったとしても、契約が確定してしまう場合がありますので、注意しましょう。

お勧めしたいのは、十分な比較検討と同時に、保険の知識も勉強することができる対面式の契約が安心です。
最近では、一つの店舗で複数の保険会社を扱っているため、本人の要望にあった適切な内容の保険を見つけてくれます。
自動車購入の際には、このような方法も考慮すべきでしょう。

いかがでしたか？
ヤリスの維持費にかかる諸経費をまとめてみました。
車を購入する際に維持費がどれくらいかかるのかを把握することは、大変重要なポイントですね。
ヤリスの購入を検討されている方は、是非参考にしてみてください！