精悍なフロントデザイン!アルファロメオ ジュリエッタの魅力に迫る
2015/11/23
ヒロメリー
アルファロメオが2013年から発売しているアルファロメオ4C。ミッドシップスポーツカーにふさわしい走行性能の高さと美しいデザインを持ち合わせている1台です。今回は、アルファロメオ4Cについて、様々な面から改めて調べてみました。
アルファロメオ4C
アルファロメオ4Cは、2011年のジュネーブショーにてコンセプトカーの「アルファロメオ4Cコンセプト」として発表され、2013年のジュネーブショーで正式な市販モデルとして発売されたアルファロメオのミッドシップのスポーツカーです。
アルファロメオ4Cは、フルカーボンモノコックを採用してあり、モノコック単体の重量はわずか65 kg、乾燥重量は895 kgです。その重量の軽さも相まってパワーウェイトレシオは3.7 kg/PS を達成しています。
アルファロメオ4C
・全長 3,989mm
・全幅 1,864mm
・全高 1,183mm
・ホイールベース 2,380mm
それでは早速、アルファロメオ4Cを性能・デザイン・価格など、ユーザーレビューも交えながら、様々な面から見ていきましょう!
アルファロメオ4Cの性能はどのようなものだったのでしょうか?それでは見ていきましょう!
アルファロメオ4C
直列4気筒・DOHC-16バルブ インタークーラー付ターボ
総排気量(cc) 1,742cc
最高出力(ps/rpm・DIN) 240/6,000
最大トルク(kgm/rpm・DIN)35.7/2,100~4,000
アルファロメオ4Cに搭載された直列4気筒ガソリン直噴エンジンは、もともとアルファロメオジュリエッタ クアドリフォリオ ヴェルデに搭載されていた1,750 cc ガソリン直噴ターボ(235 PS )をベースに改良されたもので、最高出力を240 PS に引き上げたものです。
アルファロメオ4C
また、アルファロメオ4Cのエンジンは驚異的なパフォーマンスでありながらも、環境への影響は最小限に抑えられており、Euro-6排出ガス規制の厳格な基準を軽々とクリアしています。
アルファロメオ4Cのトランスミッションは、フィアット独自開発の6速デュアルクラッチトランスミッションであるAlfa TCT を採用しており、MTの設定はありません。
また、アルファロメオ4Cのためにモディファイを実施。さらに、あらゆる状況で可能な限り素早いシフトチェンジを実現する新開発のトランスミッション制御ソフトウェアを組み合わせています。
アルファロメオ4C
それでは、実際に所有しているアルファロメオ4Cのユーザーレビューを見ていきましょう!
『身のこなしが軽く感じられる車です。どんな速度域からも前に押し出されるように加速します。ただしターボラグのようなものがあり、低回転時からでは いったん吸気音の高まりがあり、その後強い加速が発生します。』
『抜群です。理想的な車両重量。運動性能。ダイレクトなステアリングとブレーキフィール。』
アルファロメオ4Cのユーザーは、独特な加速フィールには慣れがいるものの、トータルの走行性能にはかなり満足している方が多いようですね。
では続いて、アルファロメオ4Cの乗り心地とデザインについて見ていきましょう!
アルファロメオ4C
アルファロメオ4Cのデザインは、1967年にアルファロメオが作り出した「Tipo33」が、アルファロメオ4Cのインスピレーションやフォルム、テクノロジーの原点になっています。
アルファロメオ4C
アルファロメオ4Cはインテリアにおいても、機能性を重視しています。最高のドライビングパフォーマンスを可能にするため、余分なものを徹底的に排除し、必要とされるものだけを備えています。パッセンジャーセルは、剥き出しのカーボンファイバー製を採用しています。
アルファロメオ4C
アルファロメオ4Cのシートは快適さを追求しながら、最適なドライビングポジションを実現するよう設計されています。強化型複合材の構造体に軽量パッドを組み合わせたシートで、素材にはファブリック、レザーまたはアルカンターラを用意しています。
では続いて、アルファロメオ4Cの乗り心地とデザインについて、ユーザーのレビューを見ていきましょう!
『スポーツサスペンションを選択しました。街乗りでは多少硬さを感じるものの跳ねることもなく4輪の接地感がとてもよく伝わってきます。剛性の高いボディーと相まって「カチッ」としたとても素晴らしい足です。』
『明らかに分かる特徴のあるデザイン。低いフロント、車高、ワイドなボディ、全面を曲面で構成されたライン。ドアミラーに映るサイドのエアーインテークにドキッとします。』
『4Cのウリのカーボンセルがむき出しで、シートを囲い込み、快適装備と無縁のシンプルな装備が、常にスポーツカーであることを意識させてくれます。そして走行中は、容赦なく背後から入ってくるメカニカルノイズ、ターボの吸気音が気分を高揚させてくれます。』
それでは気になるアルファロメオ4Cの価格について見ていきましょう!
アルファロメオ4Cスパイダー
アルファロメオ4Cは、2015年にスパイダーモデルも追加になりました。
アルファロメオ 4C スパイダー 8,618,400円(消費税抜き 7,980,000円)
アルファロメオ4Cの価格は以下の通りです。
アルファロメオ 4C 8,067,600円(消費税抜き 7,470,000円)
アルファロメオ 4C Launch Edition 8,910,000円(消費税抜き 8,250,000円)
ともに輸送費及び予備検査代として別途108,000円(消費税込)がかかるようです。
アルファロメオ4C
アルファロメオ4Cは、スーパーカーのスペックを持ちながら、その価格をできるだけ抑えたアルファロメオ社初のミッドシップの量産市販車です。
さていかがでしたか?今回はアルファロメオ4Cを性能面を含め、様々な角度から見てきました。アルファロメオ4Cのデザインは、どこから見てもミッドシップスポーツカーらしく、美しいクルマですよね。
これをきっかけに、改めてミッドシップスポーツかーについて見直してみるのもいいですね。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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