ミディアムクラスサルーンBMW5シリーズ。525Iの2.5Lは170馬力を発生
2016/02/05
とっぱらや
いつまでもみんなの憧れであり続けるBMWというブランド。今回はその中から30年という長い歴史をもつ”GS”の血をご紹介いたします。時代の流れの中で形を変えつつも、BMW GSには頑なに変わらない伝統もある。そんな魅力あふれるバイク達をご紹介いたします。
BMW GSとは1980年にBMWから販売されたR80G/S以来30年以上にも渡り進化を続け、生き続けているシリーズです。GS(当時はG/S)は「ゲレンデ・シュポルト」の略で、ドイツ語で山野を駆け巡るスポーツモデル、という意味で、BMWのGSシリーズはデュアルパーパスというオフロードとオンロード、どちらも両立するバイクです。80 年代前半のパリ・ダカールラリー黎明期には3連覇を含む輝かしい実績を残しており、時代に合わせて進化を重ねつつも、水平対向2気筒の伝統は頑なに守ってきた、そんなバイクです。
BMW F 700 GS
それでは、次はBMW GSシリーズを大まかに見ていきたいと思います。
BMW GS
これがBMWのGSシリーズの先駆けであるR80G/Sです。
80年から7年ほど販売されました。販売価格は当時の価格で135万円でした。
エンジン形式 4ストローク水平対向2気筒
最高出力 50hp / 6,500rpm
最大トルク 56.7Nm / 5,000rpm
BMW GS
こちらはR100GSです。
販売時期は1987年~96年です。
販売価格は124万円で、
エンジン形式 4ストローク水平対向2気筒
最高出力 60hp / 6,500rpm
最大トルク 76Nm / 3,750rpm
となっています。
BMW GS
こちらはR1100GSです。
販売時期1994年~1999年です。
エンジン形式 4ストローク水平対向2気筒
最高出力 80 ps / 6,750rpm
最大トルク 97 Nm / 5,250rpm
BMW GS
R1150GS
販売時期は1999~2003年で、
当時の価格は177万円です。
エンジン形式 4ストローク水平対向2気筒
最高出力 85 ps / 6,750rpm
最大トルク 98 Nm / 5,250rpm
BMW GS
R1200GS
販売時期は2004~2007年
価格は197万円~です。
エンジン形式 4ストローク水平対向2気筒
最高出力 100ps / 7,000rpm
最大トルク 115Nm / 5,500rpm
となっています。
年を追うごとにデザインも性能も洗練されていってますね。
BMW GSの中でも最後に紹介したBMW R1200GSは、ついに最高出力は100psに到達し、ブレーキ&サスペンションシステムで安全も申し分なく、価格は200万円程になっていますが、しっかり価格に見合った性能を見せてくれるものになっていると言えます。
ここまで歴代のBMW GSシリーズをご紹介しました。
ここからは現在のBMW GSの上級グレードであるBMW R1200GSについて
くわしく見ていきたいと思います。
BMW GS
BMW R1200GS
BMW R1200GSのエンジンは伝統をしっかり受け継いだボクサーエンジン。
このエンジンがオフロードもオンロードもあらゆる道路を安全に、快適に走破します。
エンジンは部分的に水冷化された水平対向2気筒で、柔軟性と剛性のバランスに優れるフレームに搭載。フロントサスペンションは BMW 独自のテレレバーを採用し、優れた安定性とコーナリング性能を持っている。オフロードを得意としながらスーパースポーツモデルに匹敵する動力性能を持っているのも特徴だ。
ライディングモードは『レイン』『ロード』『ダイナミック』『エンデューロ』『エンデューロプロ』(エンデューロプロは公道使用不可)の5種を備え、ABS、ASC(スタビリティコントロール)、ダイナミック ESA(電子制御サスペンション)がそれぞれのモードに応じて最適な設定へと自動調整され、どんな場面でも破綻のない走りでライダーをサポートする。
これらの制御により、BMW R1200GSは240kgという巨体を物ともせず、オフロードを愉しむことのできるバイクとなっています。
また、BMW R1200GSの燃費についてですが、
タンクの容量が20リットル
90km/h定速走行時における100km当たりの燃費24.4km/L
120km/h定速走行時おける100km当たりの燃費 18.2km/L
となっており、一般道では約20km/Lほどのようです。
次はBMW R1200GSの細部のデザインをご紹介します。
BMW R1200GS
フロントマスクです。
左右非対称のライトがハイセンスですね。
ウインドシールドは右手のダイヤルで調整できるようになっています。
BMW R1200GS
ディスプレイを拡大して多機能化しました。
これによりツーリングでの使い勝っても向上しています。
BMW R1200GS
マフラーの取り回しは右出しに変更され、かつ細見なデザインになっています。
BMW R1200GS
以上、BMWのGSシリーズをご紹介しました。
30年以上の歴史を持つGSシリーズは進化をやめず、どんどん洗練されていっています。
そして見た瞬間BMWのバイクだと分かる独特のデザインは4輪の方にも通じるものがあるような気がしますね。
どの分野でもさらに上をいくBMWのモーターサイクルを体感してください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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