ホーネット・コモドール・カスタムという自動車をご存知でしょうか?
2016/01/09
tace
ホーネットは1951年からアメリカミシガン州で製造されていた、歴史ある乗用車です。このフォルムどこかでみたことはありませんか?カーズで出ていたドック・ハドソンのモデルになった車なのです。個性的なフォルムのハドソンのホーネットの魅力をまとめました!
まずは、ハドソンのホーネット基本知識をご紹介してまいりたいと思います。ホーネットの魅力とはなんでしょうか?
ハドソンのホーネット
1951年の発売された当時は他の車両と比べて低重心の車台で、ハンドリングに優れた車だったようです。レース用のベース車両としても好まれていたようです。
ハドソンの第1世代のホーネットの構造はボディとフレームを一体構造とし流線型スタイリングで独特な外観から個性的な自動車とされています。
ピクサーの人気映画「カーズ」で診療所の医者兼町の判事を務めているドック・ハドソンのモデルになった車でもあります。
「カーズ」ドッグ・ハドソン
ちなみに、ホーネットは1957年7月25日で生産を終了しています。
それでは、ハドソンのホーネットの魅力をお伝えしてまいります!お付き合いいただければ光栄です。
それでは、ハドソンのホーネットの性能を見ていきたいと思います。スポーツカーレースでも活躍したホーネット!その走りに注目です!
ハドソンのホーネット
ハドソンはスポーツカーレースに参戦した初めての自動車メーカーだそうです。
ホーネットはすべてハドソンの高圧縮ストレートシックス(直列6気筒)H-145エンジンを搭載しています。
当時、V型8気筒エンジン搭載した新型車が登場していくなかエンジン開発余力が乏しかったのでサイドバルブ6気筒の大排気量に頼らなければならなかったようです。そのため手持ちのエンジンを強化するのに努力がされたようです。
ハドソンのホーネット
後ろからみても滑らかな曲線を描いていて美しい自動車ですね。
1955年に初めてハドソンの第2世代目ホーネットにV8エンジンを搭載しました。ですが、当時のアメリカ製中級車でのV8エンジン搭載は遅かったようです。
ハドソンのホーネットは1957年に生産を中止しているためか、乗っている方の声は調べが付きませんでした。ただ、ハンドリングはとても滑らかだったようです。
スポーツレースカーとしても優秀で1952年NASCARグランドナショナルでは34勝27敗、1953年37戦22勝、1954年37戦17勝と素晴らしい成績をあげています。素晴らしい走りだったことは間違いなさそうです。
続いて、ハドソン ホーネットのデザインの魅力をお伝えしていきたいと思います。
ハドソンのホーネット
ハドソンのホーネットの魅力といったら流れるようなラインではないでしょうか?風をなめらかに切り抜けて、滑るように走りそうですね。
ハドソンのホーネット プラモデル
ハドソンのホーネットは個性的で美しいデザインのためプラモデルも多く見られます。ホーネットが自分の手のひらに収まるサイズになると考えるとなんだかワクワクしてきます。
ハドソンのホーネット
内装も歴史を感じる作りですね。内装もとてもこだわられたデザインになっているようです。本当に良いものは時が過ぎても素敵でおしゃれに見えます。
ハドソンのホーネット
ハドソンのホーネットの特徴といえば、後輪ホイルアーチがないことでしょう。後輪はボディ外板で覆われています。すっきりとした外観になっていてカッコいいですね!
ハドソンのホーネット
こちらは、ハドソンのエンブレムになります。
ハドソンのホーネット
ハドソンのホーネットのボディのカラーも多様だったようです。ツートーン塗装とホワイトサイドウォールタイヤはオプションでした。ツートーンもかわいいですね。
ハドソンのホーネット
赤いホーネットも素敵ですね。
ハドソンは低重心構造を採用しています。これは、乗員6人が低い着座位置でゆとりを持って座れるようになっていたようです。乗り心地も良さそうですね。
それでは、当時の価格を発表したいと思います。
ハドソンのホーネット
一体いかほどなのでしょうか・・・?
$2543から$3099ほどだったそうです。
ホーネットの年代別生産台数
1951年 43656台
1952年 35921台
1953年 27208台
1954年 24833台
ハドソンのホーネット
やはり、この後ろからみた滑らかなラインが素敵ですね!!
いかがだったでしょう?ハドソンのホーネットの魅力を堪能していただけたでしょうか?ホーネットは今はなかなかご覧になることはないかもしれません。寂しいですね。
魅力たっぷりの自動車でしたね。ハドソンのホーネットは歴史に名を刻んだ自動車と言っても過言ではないでしょう。もし、ご覧になる機会があった時にこの記事を思い出していただけたら光栄です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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