記事ID9043のサムネイル画像

アメリカン4ドアセダンの代表!クライスラー300の魅力とは?

クライスラー300は、2004年に300Mの後継モデルして、クライスラーがベンツの部品を用いた新しいプラットフォームで開発され、現在も発売されている4ドアセダンです。今回はクライスラー300の魅力を改めて調べてみたいと思います。

クライスラー300ってどんなクルマ?

クライスラー300

クライスラー300は、2001年のデトロイト・オートショーに1950年代スタイルのダッジ スーパー 8 HEMIコンセプトとして出展されたモデルを前身とし、2004年にクライスラー 300として発売されました。

クライスラー300は、その迫力あるスタイル、充実した装備にもかかわらず日欧の競合車と比較して安価だったため人気モデルとなり、旧ダイムラークライスラー、クライスラー部門の業績回復に貢献しました。

クライスラー300

・全長 5,015 mm
・全幅 1,910 mm
・全高 1,420 mm
・ホイールベース 2,870 mm

クライスラー300のプラットフォームは、「クライスラー・LXプラットフォーム」と呼ばれるもので、メルセデスベンツEクラスの構成部品が、リアサスペンションやトランスミッションなどに流用されています。

クライスラー300の性能は?

クライスラー300

【300 3,5L】
V6 OHCエンジン
総排気量 3,518cc
最高出力 249ps/6400rpm
最大トルク 34.7kgfm/3800rpm

【300C 5,7HEMI 5,7L】
V8 OHVエンジン
総排気量 5,654cc
最高出力 340ps/5000rpm
最大トルク 53,5kgfm/4000rpm

クライスラー300は、販売当時セダンの3グレード、ワゴンの2グレードが、ダイムラークライスラー日本により正規販売されていました。

クライスラー300

クライスラー300は、2005年に専用バンパーと20インチホイールを装備し、6.1リットルV型8気筒OHVヘミエンジン(425馬力)を搭載したSRT-8を追加しました。

クライスラー300SRT-8に搭載されるヘミエンジンは、気筒休止機構を採用しているため、6リットル前後の大排気量車の割には燃費が良く、ガソリン価格高騰時にもそこそこの売り上げを見せていました。

クライスラー300は、2015年モデルチェンジ時に、日本ではエンジンをV型6気筒3.6Lのペンタスターエンジン1種のみにし、これにZF製の8速ATを組み合わせました。グレードは「300S」右ハンドルのみの設定となりました。

それでは、実際に所有しているクライスラー300のユーザーレビューを見ていきましょう!

『イタリア人デザイナーの手が入り高級感が増した現行モデルは走りもレギュラーガソリン仕様のエンジンとしては上出来のパワー&トルク。そのエンジンに絶妙にマッチしたミッション。』

『車体が重いからか走り出しが重く感じます。加速は問題なくそれ以外は気になりません。』

クライスラー300のユーザーは、そのパワーを含め走行性能には概ね満足している方が多いようです。

クライスラー300の乗り心地とデザインは?

では続いて、クライスラー300の乗り心地とデザインについて見ていきましょう!

クライスラー300

クライスラー300のデザインはマイナーチェンジでかなり優しくなったものの、その威圧感と威厳のある顔つきはいかにもアメリカンですね。

クライスラー300

クライスラー300のインテリアは、基本的に前モデルを継承していますが、新たな特徴としてクライスラーの統合情報端末である「Uコネクト」が搭載されています。リアサスペンションにべンツEクラスの構成部品も使われていることで、しっかりとした乗り心地が期待できそうです。

クライスラー300

リアデザインはフロントに比べて落ち着いてセダンらしい雰囲気を醸し出していますね。

では続いて、クライスラー300の乗り心地とデザインについて、ユーザーのレビューを見ていきましょう!

『まず見た目!サイズ!全てにおいてアメリカンセダン秀逸なのは高速巡航性能。100kmで走行してるとディーゼル並みのエンジン回転数。』

『車体自体の剛性感も素晴らしく、走りも高速&街中共にとても素直で運転しやすい。従来のアメ車からは一皮むけた。』

『少しレスポンスはもっさりしているが、踏めばしっかりトルクの出るエンジン&8速ATはかなりイイ!コーナーもしっかり粘る。セダンにしては運転自体が楽しくなる。ちょっとありそうで無いとても雰囲気のある車と思う。』

クライスラー300の価格は?

それでは気になるクライスラー300の価格について見ていきましょう!

クライスラー300 SRT8

クライスラー300の高性能バージョン。SRTはクライスラーの高性能モデルに与えられている名称で、専用のエアロボディが与えられるほか、専用スポーツサスペンションとブレンボ製ディスクブレーキを装備、エンジンはV型8気筒HEMIを搭載しますが、6.4リットルのエンジンは476psを発生、0-60mph(約97km/h)加速を4秒で行うパフォーマンスを発生します。

2015年現在の価格は以下の通りです。

【クライスラー300 S】5,778,000円
【クライスラー300 SRT8】7,560,000円

クライスラー300の総括

クライスラー300

クライスラー300は、そのスタイルからカスタムベースでの人気も高く、様々なパーツも販売されています。

さていかがでしたか?今回はクライスラー300を性能面を含め、様々な角度から見てきました。現在もグレードは絞られたものの販売を継続しています。クライスラー300の押しの強いデザインは、普通のセダンでは納得しない方にオススメの1台です。

これをきっかけに、4ドアセダンについて見直してみるのもいいですね。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ