ファンの方必見!日産ラルゴの価格はライバル車と比べてどうなのか?
2015/09/29
takeitokiyoto
DB1!イギリスのアストンマーチン・ラゴンダのスポーツカーです。調べました!!この凄さはアストンマーチンのDB1ならではです。アストンマーチン・ラゴンダDB1の性能・価格を、一緒に見て行きませんか?!中古車価格も・・・・!
DB1はイギリスの高級スポーツカーメーカー・アストンマーチンが1948年から1950年まで生産したスポーツカーのことです。
アストンマーチンが実業家・デヴィッド・ブラウンの経営となってから初の生産車であることから後年になって「DB1」と呼ばれましたが、当時の正しい車名はアストンマーチン2リットル・スポーツ(Aston Martin 2-Litre Sports )でした。
Aston Martin 2-litres
(Aston Martin DB1)
アストンマーティンの起源は1910年代にまで遡ります。
1913(T2)年に開催されたアストン・クリントンのヒルクライムレースでライオネル・マーチン大尉が優勝し、これを記念してマーチンとリチャード・バムフォード(英国シンガー社のロンドン代理人)が創設した自動車会社をアストンマーティンと名づけました。
その後のアストンマーティンは次々と経営者が変わり、1947(S22)年にはデイビッド・ブラウン卿が経営権を掌握して自らの名を冠したDBシリーズをリリースしその最初がDB1なのです。
ただ、1990(H2)年にはフォードの傘下に収まってしまいました。
Aston Martin - 100 Years of Power, Beauty, Soul
『DB1』の生産台数は15台に過ぎないという希少車です。
日本にも最近になって少なくとも1台が輸入されているということですが、確信を得られませんでした。
『DB1』の発表は1948年の英国国際モーターショーにおいてでした。
『DB1』のベースとなったのはアストンマーチンのクロード・ヒル(Claude Hill )が第二次世界大戦中に開発していた「アトム」と呼ばれた排気量1,970ccの2ドアセダン型試作車で、鋼管チューブフレームに直列4気筒エンジンを備えていました。
1940 Aston Martin Atom concept
『DB1』のベースとなった「アトム」
前述のように1947年にトラクターなどの製造で財を成した実業家デヴィッド・ブラウンが経営権を取得すると、このプロジェクトは実現に向かって動き始めました。
『DB1』のプロトタイプは1948年のスパ・フランコルシャン24時間レースにエントリーされ、初戦にも関わらず優勝を遂げ、その性能と耐久性をアピールしました。
この車はサイクルフェンダーを持つシングルシーターのレーシングカーでしたが、ブラウンの命令により同じエンジンを用いて開発された2座スポーツカーが「2リットルスポーツ」として市販化されました。
アストンマーチン・2リッタースポーツ DB1
『アストンマーチン・2リッタースポーツ DB1』のエンジン出力は90馬力と、当時の2,000ccクラスでは高性能で、ふくよかな独立式フェンダーを持つ過渡的なデザインの車体が軽量だったこともあって、最高速度は150km/hに達しました。
また、このモデルで初めて用いられた3分割式のフロントグリルは今日までアストンマーチン車のアイデンティティとなっています。
1950年には、後継車のラゴンダ製直列6気筒エンジンと、フェンダーがボディと完全に一体化した近代的なスタイルのDB2が発表されて、世代交代となりました。
Aston Martin Db2
ここでは、『DB1』の新車当時の価格を調べたいと思います。
日本国内外の検索エンジンでDB1の新車価格の掲載サイトを検索しましたが、はっきりと新車価格を記載しているサイトは見つかりませんでした。
しかし、DB1 以外の車種に関する新車価格は調査できましたので、以下に記載します。
≪アストンマーティン DB7≫
●新車時価格:1565万円~1730万円
●生産時期:1995年8月~2003年9月
ASTON MARTIN DB7
新車時価格:1565万円~1730万円
≪アストンマーティン DB7ヴォランテ≫
●新車時価格:1565万円~1730万円
●生産時期:1997年4月~2003年9月
≪アストンマーティン DB9≫
●新車時価格: 2062.2万円~2349.5万円
●生産時期:2003年10月~生産中
ASTONMARTIN_DB9
新車時価格: 2062.2万円~2349.5万円
となっていて、DB1の新車価格もこの辺から推測できるのかもしれませんネ・・・・?!
一方、『DB1』の中古車価格についても調べてみましたが、中古車価格掲載サイトにはなかなかDB1の価格が掲載されていませんでした。
考えてみると、当然のことです。前述しましたが、『アストンマーチン・DB1』の生産台数は15台に過ぎなかったのです。
そのような車が、半世紀、50年以上経過した今、我々の前にいること自体有り得ないことでした。
調べるうちに、次のような資料に行き当りました。
『DB1』ではありませんが、全体像が見えればと思い記載します。
≪1963アストンマーティンDB4≫
●平均本体価格:$443,075(円換算価格:5470万円)
●車体:2ドアセダン
●エンジン:3670cc / 243hp
●傾向:年々価格は上昇傾向です
≪1963 Aston Martin DB4≫
●平均本体価格:$867,860(円換算価格:1億714万円)
●車体:2ドアコンバーチブル
●エンジン:3670cc/243hp
●傾向:年々価格は上昇傾向です
(参考)アストン・マーティン DB4 シリーズV コンバーチブル
≪1963 Aston Martin DB4 GT≫
●平均本体価格:$1,688,500(円換算価格:2億846万円)
●車体:2ドアクーペ
●エンジン:3670cc/306hp
●傾向:年々価格は上昇傾向です
どうですか?既にヴィンテージ・クラシック・カーの域に入っているアストンマーチンの価格の全体像が見えましたか・・・・?
正確には分からなかったのですが、おそらく『DB1』の新車価格も1500~2000万円したものと想像されます。
超高価格です!!!
やっぱりすごい『DB1』でした。
Aston Martin - 1959 Le Mans Tribute
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