ファンの方必見!日産ラルゴの価格はライバル車と比べてどうなのか?
2015/09/29
takeitokiyoto
ファビアご存知でした?チェコのシュコダが造る小型自動車です。調べました!!シュコダ・ファビアならではの性能や低価格の秘密。シュコダ・ファビアの生い立ちからご一緒に見て行きませんか?!シュコダ・ファビアの中古車価格も・・・・!
シュコダ・ファビア (Škoda Fabia) は、チェコの自動車メーカー・シュコダが製造・販売する欧州Bセグメント級の小型自動車です。
2001年に生産中止となったフェリツィア (Felicia) の後継車種でもあります。
あまり日本では知られていない車両かもしれませんが、シュコダ社はあのフォルクスワーゲンの子会社になっていて、チェコ国内ではシェアNo.1の自動車会社です。
SkodaFabia-Original
その為、ファビアに使用されているプラットフォームはフォルクスワーゲンポロと共有しています。
フォルクスワーゲン社の子会社なのにファビアはポロやルポよりも価格が安いのが特徴です。
ヴォワチュレットA(1905)
シュコダは創業100年を越える、世界的にも古い老舗自動車メーカーです。
その歴史は、1905年にチェコのボヘミア地方で自動車製造業を始めたラウリン&クレメント社(Laurin&Klement社)にまで遡ります。
1925年、ラウリン&クレメント社は、主に鉄鋼製造業を営んでいたシュコダ社に買収され、そのブランド名を継承したのです。
シュコダのロゴ(1925~1934)
シュコダ860(1929)
やがて、第二次世界大戦後のチェコスロバキア社会主義時代に、親会社から分離し国営化されれました。
さらに時を経た1991年、ドイツの「フォルクスワーゲン」の傘下となりました。
シュコダのロゴ(1925~1994)
Škoda 1000MB (1964)
現在、生産量の約20%は親会社のあるドイツに輸出され、シュコダのドイツにおけるシェアは3.4%を占めています。
ちなみに、日本の自動車メーカーでそれを超えているのはトヨタだけだそうです。
シュコダのロゴ(1994年~2011年)
シュコダのロゴ(2011年~現在)
当時、チェコスロバキア共和国は、外資を得るための政策として、共産圏だけでなく西ヨーロッパ諸国にも輸出していました。
とはいえ、70〜80年代のシュコダは、ロシアの「ラーダ」とともに“笑い者”になっていたといいます。
とにかく「時代遅れ」で、あまりにもひどい品質だったのですが、1991年以降そのイメージが一変するのでした。
アフトヴァーズ・ラーダ
フォルクスワーゲンの技術を採り入れた、割安な車種の登場のことです。
当時のコンパクトクラスにしてはやや大きめ、1996年発売のセダン「オクタビア」、そして1999年デビューの初代「ファビア」です。
小型車「ファビア」はフォルクスワーゲン・ポロと同じ車台を使い、8年間で160万台が生産されました。
オクタビア
1999年に5ドアハッチバックが発売されましたが、やや遅れてコンビ(ステーションワゴン)が2000年、セダンが2001年にラインアップに加わっています。
Skoda Fabia Combi
2代目「ファビア」は、ハッチバックモデルのみ。
西ヨーロッパで人気のワゴンと、東ヨーロッパなどで不可欠とされるセダンは、2007年秋のフランクフルト・モーターショーで発表されるということでした。
2代目ファビア
全長×全幅×全高=3992mm×1642mm×1498mm。初代と比べると少し大きく47mm高くなったぶん車内空間は広がったのでした。
ドイツの週刊誌『シュピーゲル』がその広さをクラストップだと褒めました。
装備は、このクラスでは標準以上のレベルで、MINIと競争したいのか(?)、オプションで白い屋根にすることも可能となりました。
「初代の安っぽさは消えた」とドイツの自動車専門雑誌は絶賛でした。
シュコダ ファビア 01
エンジンは7種類で、ガソリンエンジンは、59hpを発生する1.2リッターから103hpの1.6リッターまでありました。
1.6リッターモデルには、ヨーロッパの小型車に少ないATの設定もあり、ディーゼルはターボを備え、同じく59hpの1.4リッターモデルから103hpの1.9リッターまでを用意しました。
ベース車の値段設定は“シュコダ従来通りの戦略”で、「フォルクスワーゲン・ポロ」より約15%安めでした。
では、15%高いポロを買う理由とは何なのか?となりますが、「ポロのブランド」「高性能なGTIバージョンの存在」「1.4リッターのオートマモデル」などの、ニ次的なものではないでしょうか。
実際、2006年ドイツにおける「ポロ」の登録台数は約8万6000台。いっぽうの「ファビア」は約5万5千台と、すでに「ポロ」に近づいているのです(ドイツ自動車局統計)。
ポロ(フォルクスワーゲン)
『ファビア』の新車価格について、現在のシュコダ社のHPから抽出します。
なお円換算価格は、1Kc(チェココルナ)=約5.15円、€1=約27.42Kc、として換算します。
≪The new ŠKODA Superb Hatch - Pricing S≫
(ニュー・シュコダ・ファビアSupreb Hatch S)
●From £18,640 OTR 円換算価格:263万円~
the new SKODA Supreb Hatch S
ニュー・シュコダ・ファビアSupreb Hatch S
●From £18,640 OTR 円換算価格:263万円~
≪The new ŠKODA Superb Hatch - Pricing SE≫
(ニュー・シュコダ・ファビアSupreb Hatch - Pricing SE)
●From £21,190 OTR 円換算価格:299万円~
Skoda Octavia 1.6 TDI SE
ニュー・シュコダ・ファビアSupreb Hatch - Pricing SE
●From £21,190 OTR 円換算価格:299万円~
≪The new ŠKODA Superb Hatch - Pricing SE Business≫
(ニュー・シュコダ・ファビア Superb Hatch - Pricing SE Business)
●From £21,590 OTR 円換算価格:305万円~
Skoda Superb Hatch 2.0 TDI SE Business
ニュー・シュコダ・ファビア Superb Hatch - Pricing SE Business
●From £21,590 OTR 円換算価格:305万円~
≪The new ŠKODA Superb Hatch - Pricing SE L Executive≫
●From £24,220 OTR 円換算価格:342万円~
Skoda Superb SE L Executive
●From £24,220 OTR 円換算価格:342万円~
≪Laurin & Klement≫
(ニュー・シュコダ・ファビア Laurin & Klemen)
●From £28,740 OTR 円換算価格:406万円~
Skoda Superb Combi Laurin & Klement
ニュー・シュコダ・ファビア Laurin & Klemen
●From £28,740 OTR 円換算価格:406万円~
となっていました。
こちらでは、『ファビア』の中古車価格を調べます。
『ファビア』の中古車価格を調べるに国内サイトを調べましたが、『ファビア』の中古車は国内でのデータが見つかりません。
正規輸入車はないようですし、並行輸入車が若干存在するようですが、日本国内の中古車市場に出てくることはないようです。
致し方なく海外の中古車『ファビア』を調べてみました。
以下にその結果を記します。
≪Skoda Fabia1.0 MPI (60bhp) S 5d≫
●本体価格 £8,795:(円換算価格:124.2万円)
●2015/15
●1,277 miles
●Manual
●Petrol
Ingram Skoda,Ayr
≪Skoda Fabia1.0 MPI (60bhp) S 5d≫
本体価格 £8,795(円換算価格:124.2万円)
≪Skoda Fabia 1.4 TSI vRS Hatch 5d DSG≫
●本体価格 £6,275(円換算価格:88.6万円)
●2011/61
●59,738 miles
●Automatic
●Petrol
Birmingham Clearance Car Centre,Birmingham
≪Skoda Fabia 1.4 TSI vRS Hatch 5d DSG≫
本体価格 £6,275(円換算価格:88.6万円)
≪Skoda Fabia 1.4 TSI vRS Hatch 5d DSG≫
●本体価格 £9,490(円換算価格:134万円)
●1996/P
●18,243 miles
●Automatic
●Petrol
Birchwood Skoda Eastbourne,Eastbourne
≪Skoda Fabia 1.4 TSI vRS Hatch 5d DSG≫
本体価格 £9,490(円換算価格:134万円)
となっていました。
ここまで『ファビア』の新車および中古車の価格について見てきましたが、日本に輸入されていない『ファビア』だけに困惑する点がありました。
もちろん車種や程度によって変わる中古車価格ですが、15年落ちの車の割りに高価格であったりしました。
また海外の中古車価格掲載サイトのシステムがそうなっているのかが分かりませんが、同じサイト上にある車の保管場所がヨーロッパ各地に広がっていることです。
そして最も強く感じたのが、我々には馴染みのない『シュコダ・ファビア』の人気度の高さでした。
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