ドライバー憧れの的!ランボルギーニの新型車について知っておこう!
2016/11/21
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ポルシェの象徴とも言える「911」の新型が登場しました。その新型ポルシェ「911カレラ」のエンジンスペック・燃費・価格・旧型との比較・評価などから「911カレラ」の魅力に迫ります。「911カレラ」が気になる方はお見逃しなく!
ポルシェの象徴とも言える「911カルラ」に待望の新型が登場しました。まずはじめに、ポルシェとはどういう車なのかを紹介します。
ポルシェ「911」は、ドイツの伝統あるスポーツカーです。
ポルシェ「356」を継いで1964年に登場し、当時から一貫した特徴は、ボディの最後部にエンジンを搭載する「リヤエンジン・リヤドライブ」方式と水平対向エンジンです。デビュー時には、この搭載方法はリヤシートを設けやすく、エンジンをボディの後部に積めば、後輪の接地性が高まって駆動力の伝達効率に優れるというメリットがありました。しかし80年代に入るとほかのメーカーも走行安定性が高まり、「911」では後輪駆動のクセが気になるようになってきました。。後部が極端に重く、危険回避時などに後輪の横滑りを誘発しやすくなりました。さすがに設計の古さを感じたが、93年のモデルではリヤサスペンションをマルチリンク式に変更し、大幅に運転がしやすくなりました。そしていまでもポルシェを代表するスポーツカーとして、数多くのファンに支えられています。グレードとしては、「911カレラ」がベーシックなモデルです。
そのポルシェの象徴とも言えるポルシェ「911カレラ」の新型が発表された2016年モデルには、特に注目すべき理由があります。ポルシェは、今回のフェイスリフトで911のラインナップを全てターボ化し、「911カレラ」と「911カレラS」には新開発の3.0リッター水平対向6気筒ツインターボをベースエンジンとして搭載しました。
新型「911カレラ」は
「911カレラ」
「911カレラ カブリオレ」
「911カレラS」
「911カレラS カブリオレ」
の4モデルです。
新型ポルシェ「911カレラ」の外観は、エクステリアで特徴的なのはエンジンフードです。新世代エンジンをアピールするかのように、縦スリットを備える形状となりました。過給された吸気を冷やすインタークーラーの熱気はバンパーの開口部から放出される設計となっています。
そのほか、4灯式ウエルカムホームライトを持つ新しいヘッドライト、リセスカバーのないドアハンドルなどアピアランスはリファインされています。
続いて、911のラインナップを全てターボ化した新型ポルシェ「911カレラ」のエンジンスペックに行きましょう!
新型ポルシェ「911カレラ」はこれまでの自然吸気エンジンに替わり、完全に新世代となったツインターボエンジンです。感動的なドライビングプレジャーを、さらに強烈な体験へと引き上げます。
新型ポルシェ「911カレラ」のリアに搭載された水冷水平対向6気筒エンジンは、3.0リッターの排気量から最高出力370PS(272kW)を発生します。高性能版の911カレラSでは、同じ排気量ながら、改良されたコンプレッサーを備えるターボチャージャーや、専用のエグゾーストシステム、エンジン・マネージメントシステムのチューニングにより、さらに強力な420PS(309kW)を発揮します。いずれも先代モデル比で20PS(15kW)のパワーアップを実現しました。
ポルシェ 直噴エンジン
新型ポルシェ「911カレラ」に搭載される直噴エンジンの断面図
ポルシェ 911 エンジン
新型ポルシェ「911カレラ」に搭載される3.6L水平対向直噴エンジン 345psを発揮します。
新型ポルシェ「911カレラ」の新しいエンジンを特徴づけるものは、大幅に向上したトルクです。いずれも1,700rpmの低回転域から5,000rpmに至るまで、「カレラ」は450Nm、「カレラS」では500Nmの最大トルクを常に発生し、優れたドライビングパフォーマンスを約束します。(共に先代比60Nm増)。同時に、最高回転数が7,500rpmに達する新世代のエンジンは、従来のターボエンジンの最高回転数を大幅に上回ります。
新型ポルシェ「911カレラ」は「カブリオレ」も、これまで以上に速く、パワフルになりました。ポルシェは何かを奪っても、それ以上に多くを与えることで補ってしまう。これからも世界中のエンスージァストの耳を魅了し続けるでしょう。
The new Porsche 911 Carrera – Engine
新型ポルシェ「911カレラ」のエンジン音をぜひ聞いてみてましょう!
新型ポルシェ「911カレラ」のターボはスペックも充分だけど、前型エンジンにはファンも多いので、少しの間は前型エンジンの人気が高まるなんてこともあるかもしれません。
次は新世代ツインターボエンジンを搭載した新型ポルシェ「911カレラ」の燃費はどうでしょうか。
急加速する低燃費志向は、ポルシェといえど無視できません。新型ポルシェ「911カレラ」および「カレラS」も大幅に効率を高めました。どのモデルも走行距離100 kmあたりの燃料消費量は、10Lを下回っています。先代モデルと比較した場合、燃料消費量とエミッション排出量は最大16%の低下を実現しました。これは、オートスタート/ストップ機能(アイドリングストップ機能)、熱管理システム、エネルギー回生機能、世界初の7速マニュアルトランスミッション、さらにはコースト走行機能(ポルシェ・ドッペルクップルング仕様車)などを採用したことで実現しました。。新しい電気機械式のパワーステアリングは、ポルシェならではの精度とフィードバックを誇るだけでなく、効率性の向上と燃料消費量の削減にも寄与しています。そして、CO 2排出量は194 g/kmを達成。ポルシェのスポーツカーとしては初めて200 g/kmを切ることに成功しました。
新型ポルシェ「911カレラ」燃費
カレラ 13.5km/L
カレラ S 13.0km/L
新型ポルシェ「911カレラ」は低燃費化しながら、どのモデルもパフォーマンスを向上。PDK仕様車の「カレラS」は、0-100 km/h加速で、わずか4.3秒のタイムをマークしました。 オプションのスポーツクロノパッケージを装備してスポーツプラスボタンを押した場合は、さらに4.1秒にまで短縮されます。また、PDK仕様車のカレラは、4.6秒(Sport Plusの場合4.4秒)を叩き出しています。
続いて新型ポルシェ「911カレラ」の価格はどうでしょうか。
メーカー希望小売価格は以下の通り。いずれも左右ハンドルが設定されています。
911 カレラ:1244万円~1510万円
911 カレラ S:1519万1000円~1813万円
911 カレラ4:1372万円~1610万円
911 カレラ4S:1647万円~1913万円
日本では、既に9月11日より全国のポルシェ正規販売店で新型911カレラの予約受注が開始されています。
それでは、ポルシェ「911カレラ」の発売にあたって、現行ポルシェ「911カレラ」との特徴を比較してみようと思います!
The new 911 Carrera – Ever ahead
標準エンジンをターボ化することによって出力もトルクも向上し、自然吸気版より低い回転から太いトルクを発生させ、なおかつ燃費も良くなり、絵に描いたような過給ダウンサイジングの適用させました。四輪駆動システムに、新たに電子油圧制御システムを採用したのも、進化のポイントです。新しい駆動システムも加速性能のアップと省燃費性能に貢献しているということです。
先代モデル比で20PS(15kW)のパワーアップだけでなく、燃費性能も16%改善したという、まさにダウンサイジングターボらしいパフォーマンスを実現した新型ポルシェ「911カレラ」です。
新型ポルシェ「911カレラ」インテリア
「パナメーラ」似" と思われたインテリア
「パナメーラ」似" と思われたインテリアは、ポルシェによれば2003年から1,270台が限定生産されたスーパーカー「カレラGT」のデザインをモチーフにしました。ダッシュボートに向けて斜めにせり上がったセンター・コンソールによって、シフト・レバーとステアリング・ホイールの距離が「レーシンク゜マシンと同様に」近くなりました。メーター類の中央に陣取ったタコメーターや、左手で捻るイグニションというポルシェの伝統は不変のままです。
そして何よりも素晴らしかったのが、その走りのポテンシャル。なるほど、3000rpmを下回るようなシーンでの、フレキシブルさと力強さが増していることは実感できた。回転の高まりに連れてよどみなく盛り上がるパワー感、そして、自在になるハンドリングの感覚が、そもそも素晴らしかった従来型にも増して磨かれていることは、はたから見ていても明らかだ。
助手席での印象だが、ターボっぽさは感じず、7000rpm以上までストレスなくエンジンが回っている。これは嬉しいことではないか。私が乗ったカレラのステアリングを握るテストドライバーはPSMをオフにしてドリフト走行も披露してくれた。ドライバーいわく、3000rpm前後のトルクが太くなったので、低い回転からドリフトできるとのこと。ターボでRRの二輪駆動はGT2しかなかったが、新型カレラ/カレラSが加わったのだ。
ピットに戻る最終ラップをゆっくりと走ってもらった。すると、911カレラとは思えないほど、静かでエンジンの振動も少ないことに気がついた。より高級感と快適性も増した新型911カレラは、やはり正常進化だったのだ。
ポルシェの素晴らしさは、卓越した速さをもちながらも、日常の足としても使えるフレキシブルさも魅力のひとつです。ですが、最近の傾向として、スポーツカーやSUVといった一般的に燃費が悪いとされるクルマは世間的に肩身が狭い状態です。ポルシェもそのあたりは十分理解していて、ハイブリッドカーやEVのスポーツカーの開発も急ピッチに進んでいます。今は過渡期とはいえ、着実に燃費性能をアップさせ、スポーツカーとはいえ燃費がよいことをアピールすることで、こういったクルマを買いやすい環境を作ることも重要になってくると言えそうです。
新型ポルシェ「911カレラ」は、日常と非日常を1台で楽しめる世界的にも数少ないクルマです。そこにこれからは環境問題が加わります。この新型ポルシェ「911カレラ」から、ポルシェ流のスポーツカーと環境の付き合い方を提示するクルマ作りが始まったといえるのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
ポルシェの象徴とも新型ポルシェ「911カレラ」のエンジンスペック・燃費・価格・旧型との比較・評価などから「911カレラ」の魅力に迫りました。「911カレラ」が気になる方はぜひ参考にして下さい!
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