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『M400』!ノーブルのスーパースポーツカー。調べます。性能と価格!

『M400』!ご存知でした?あのノーブルの凄いスーパースポーツカーです。調べました!!この凄さはノーブルの『M400』ならではです。ノーブル・M400の生い立ちから性能・価格を、ご一緒に見て行きませんか?!『M400』の中古車価格も・・・・!

『M400』とは・・・・!!

イギリスの自動車メーカーのノーブル・オートモーティヴが、製造・販売したスポーツカーです。

因みにノーブル・オートモーティヴ(Noble Automotive Ltd. )とは、スポーツカーのみを製造・販売するイギリスの自動車メーカーのことです。

Noble M400

『M400』の歴史

1998年、それまでに様々なロードゴーイングカーの製作に携わっていたリー・ノーブルが自分でスポーツカーの開発を始めました。

15年以上たった現在も、リーはデザインに携わっています。

そのとき旅行代理店のオーナーでラリーのコ・ドライバーの経験もあるトニー・モイに目を掛けられ、M10の量産化を行うためノーブル・オートモーティヴが設立されました。

2000年初めに発表されたM12 GTOが発表されるとノーブルの知名度は一気に上がり、年産20台程度の自社のバーウェル工場ではまかないきれなくなってしまいました。

ノーブル M12 GTO

そこで北米向けにコブラレプリカを製作していたハイテック・オートモーティヴのジミー・プライスに協力を仰ぎ、南アフリカに生産拠点を得ました。

これによってノーブルは、以前と比べて10倍の年産200台規模の生産力を持ちました。

これにより、シャシーは南アフリカ共和国ポート・エリザベスにあるハイテック・オートモーティヴが制作し、そのシャシーをノーブルの工場に送りエンジンやサスペンションを取り付けるという流れで生産が行われるようになりました。

日本では2005年10月からオートトレーディングルフトジャパンが正規輸入元となり、2006年2月にイギリス大使館でM400を発表しました。

Noble M400

『M400』の兄弟車達

『ノーブル・M400』には、いくつかの兄弟車があります。
ここでは、それを簡単にご紹介していきたいと思います。

M10

まずはM10です。
M10は1999年に発表された、ノーブル最初の車種です。
2シーターのオープンカーで、2.5L V6 自然吸気エンジンを搭載していました。
後継車種はM12です。

Noble M10

M12

M12は2シーターのクーペで、「GTO」「GTO-3」「GTO-3R」の3バージョンが存在しました。
オープンモデル「M12 GTC」もモーターショーでは発表されましたが、結局市販化には至りませんでした。

エンジンはフォード製デュラテックV6エンジンをツインターボで過給したもので、「GTO」が2.5L、「GTO-3」「GTO-3R」には3.0L版を搭載しました。
最高出力は310-352英馬力でした。

ボディにはスチール製のフレームや繊維強化プラスチックと貝殻の合成材を使用することで軽量化を図る一方、スチール製のロールケージを装着することでボディ剛性も強化していました。

M12 GTO-3R

M400

3代目がこの『M400』になります。

M400はM12の改良型として2005年から製造されている2シーターのクーペです。

搭載するエンジンはM12系と同じ3.0L デュラテックV6 ツインターボですが、チューニングにより最高出力は425英馬力/6500rpm、最大トルクは54.0kgm/5000rpmまで高められてい。ます。

また、パワーウエイトレシオが400英馬力/tであることから「M400」と名付けられた。

組み合わせられるトランスミッションはゲトラグ製の6速MT。車両重量はM12の「GTO3-R」と同じ1080kgです。

Noble M400

M15

M15は2004年の英国国際モーターショーに出展したコンセプトカーのM14を発展させる形で2006年に製造が開始されました。

純粋なレーシングモデルであったM12やM400に比べるとカーナビゲーションやパワーウィンドウ、TCS、ABSなどが標準で装備されるなど、グランツーリスモとしての性格も取り入れられています。

エンジンはM400と同じですが、最高出力は455英馬力まで向上され、一方で各国の排気ガス規制に適応できるように改良もされています。

M15からプラットフォームが一新され、各国の衝突安全基準を満たすことができるようにボディにはスチールとアルミニウム製のスペースフレームが採用されていました。

2006 Noble M15

M600

M600は2009年に発表されたスーパーカーです。
「1980年代のフェラーリ・F40や1990年代のマクラーレン・F1を現代流にアレンジしたスーパーカー」を目指したこのモデルはノーブル社が言うように、前モデルのM15に比べてTCS、ABS、ESPなどの電子制御デバイスが廃され、ドライバーを選ぶような純粋なレーシングカーとしてでき上がっています。

従来のようにミッドシップに搭載するエンジンは一新され、ボルボ・XC90に搭載されるヤマハ製4.4L V8にツインターボなどのチューンを施した結果、最高出力は650英馬力という強力なものとなっています。

オプションで450英馬力、550英馬力、650英馬力の三種類を選択でき、ノーブル社曰くエンジン自体は750英馬力まで引き上げる余裕があるとのことです。

ボディも従来のものとは違い、スチールチューブラーシャシーにカーボンファイバー・ボディパネルを組み合わせたものとなり、その結果車重は1275kgに抑えられているます

最大出力の650英馬力仕様の公表スペックは、0-100km-3秒、最高速度は362km/hに達するとのことです。

ノーブルM600

『M400』の新車価格は?

ここでは、『M400』がどの程度の価格で販売されているのかを調べてみます。

日本国内のサイトには「公式ページには掲載されていないが、日本では2006年2月から現在までM15ではなくM400が販売されている。価格は1449万円。」という記事を見つけました。

かたやもう一つのサイトには、「ノーブル M400 本体価格 【新車】 1380万円」と表示されています。

いずれにしても『M400』は、かなりの高価格で取引されてるようで、これほどの車を要望するユーザーにとってはサイト上の価格表示などには微動だにしないのかもしれませんネ・・・・?!

noble-m400

『M400』の中古車価格は?

では、『M400』の中古車価格はどうなっているでしょうか・・・・?!

調べてみましょう・・・!

まず、日本国内の中古車価格掲載サイトを調べてみましたが、『M400』を中古車として価格掲載どころか、中古車として登録しているサイトが皆無でした。

そこで海外のサイトを調べてみると、約823万円、メタリック塗料やエアコンなどいくつかのオプションを使用すると1200万円ほどするという記事を見つけました。

『M400』

『M400』の価格のまとめ

ここませ価格について調べてきましたが、思うように価格を抽出することができませんでした。

一応『M400』が新車価格の場合にどの程度の価格帯に位置しているのか、中古車価格になった場合にどの程度の価格帯になっているのかの目安はつかめたかと思います。

この位のスーパーカーの価格帯になると購入希望者は、市中にやたらに出回ることも無い為、前述した輸入販売会社に確認し、直接価格交渉をしているものと思われます。

新車価格で1449万円。中古車価格で823万円。
この価格が安い価格なのか、高い価格と思うのかは、絵画と同じようなものかもしれません。

すなわち、芸術品を価格付けできるのは、それに惚れ込んだ人が価格付けするものだからです。

貴方がどれほど惚れ込んで、どのような価格付けをするのか、楽しみですネ・・・・?!

ノーブルM400のサウンド動画

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