2015/11/15
YMOTOHASHI
2015/11/05 更新
SUV型のハイブリッド車としては世界で2番目に発売されたハリアーハイブリッド。ハリアーハイブリッドの走行評価、燃費評価、乗り心地評価を見ていきます。それらの評価を参考にハリアーハイブリッドのメリット、デメリットを探っていきます。
初代ハリアーハイブリッドは、ハリアーとしては2代目になっています。型式はMHU38W型で2003年~2012年に生産、販売されていました。
では、ハリアーハイブリッドとはいったいどんな車なのでしょうか。
走行評価、燃費評価、乗り心地評価、総合的な評価を見ていく前に、まずは軽くハリアーハイブリッドについて紹介します。
ハリアーハイブリッドはレクサスからも「RX400h」や「RX450h」という名で販売されています。
2012年9月にハリアーハイブリッド公式ホームページに「ハリアーハイブリッドの生産はすでに終了しております。在庫状況は販売店によって異なりますので、詳しくは販売店へお問い合わせください」との告知が掲載され、以後は在庫限りの販売となり、その後ホームページも消滅しました。
2013年11月13日に「ハリアー」が日本国内専売車種として3代目にモデルチェンジされたとき、初代では別扱いとなっていた「ハリアーハイブリッド」は「ハリアー」に吸収統合され、各グレードにハイブリッド車とガソリン車を設ける形で販売されました。
ではここで、2代目となる現行モデルのハリアーハイブリッドの燃費と価格を紹介します。
PREMIUM“Advanced Package”
JC08モード 国土交通省審査値燃料消費率21.4km/L
4,591,963円
PREMIUM
JC08モード 国土交通省審査値燃料消費率21.4km/L
4,032,000円
ELEGANCE
JC08モード 国土交通省審査値燃料消費率21.4km/L
3,774,857円
GRAND
JC08モード 国土交通省審査値燃料消費率21.8km/L
3,713,143円
ここまでがハリアーハイブリッドの紹介です。
次はハリアーハイブリッドを購入した人の走行評価、燃費評価、乗り心地評価、総合的な評価を見ていきます。
そこから見えてくるハリアーハイブリッドのメリット、デメリットを探ってみます。
まずはハリアーハイブリッドの走行評価を見ていきます。
ラグジュアリーなSUV車のハリアーハイブリッドはどのような走りをするのでしょうか。
ちなみにハリアーハイブリッドの搭載エンジンは2.5L 2AR-FXEエンジンで、優れた燃費・環境性能、スムーズな走りや静粛性を実現しています。
その評価は
踏み込めばグッとくるトルク感がある。意外と小回りがきくので、FRセダンからの乗り換えだがあまり不自由を感じない。グレードをエレガンスにした理由の一つは最小回転半径が小さかったからだが、正解だった。オプションのレーダークルーズコントロールは自動で減速加速するので面白い。特に高速道では便利かも。
グレードによって最小回転半径が違うようですね。
クルーズコントロールも便利そうですね。
そのほかの評価は
レーダークルーズコントロールが一番いいですね。高速はもちろんですが一般道でも十分です。特に長距離になる時には疲れがありません。40㎞/h以下になると切れますので、低速でも作動すると渋滞の時に役に立つのですが・・・。困ったのは、都市高速での(一般道でも)カーブ。前の車が曲がった後、前車がいないと判断して、いきなりスピードを上げます。何とかしてほしいのですが・・・。自分で運転すると、カーブの前には少しスピードを落としますが、自動だと、あまりに設定速度に忠実で、カーブでもスピードを落とさない・・・こんなものでしょうけど危険を感じます。
レーダークルーズコントロールは便利な一方で、自分の運転とは違う動きになるため、不安を感じる方もいるようです。
あくまで補助的なものととらえて使用し、万が一の事態を避けたいものですね。
次はハリアーハイブリッドの燃費についての評価です。
先ほど紹介したカタログ値を踏まえつつ、実際の燃費を見ていきましょう。
その評価は
まだ、1000㎞程の走行ですが、通常モードで高速道路で16㎞/l前後、街乗りで14㎞/l位でした。うちの軽と変わらないスコアなので十分満足ですが、他の方の20㎞/lオーバーもあるとの話も気になっていました。そこで、直近走行ではエコモード&エアコンなしでエコ走行にチャレンジしました。結果は22.8㎞/l、平坦地でのピークは25.7㎞/lをマークしました。(いずれもインジケーター表示)乗り方次第で低燃費が稼げることがわかりました。私は通常モードでの走りをしたいと思います。
ハリアーハイブリッドに関わらず言えることですが、エコ走行にすると燃費はもちろん伸びます。
しかし、いつも平坦な道ではないし、気温が一定なわけでもありませんから、常にエコ走行するのは不可能に近いことです。
カタログ値よりはやはり落ちるものの、SUVであることを考えれば燃費はいいほうなのではないかと思います。
次はハリアーハイブリッドの乗り心地についての評価です。
その評価は
そのほかの評価は
フワフワした乗り心地と他レビューでありますが、確かにその通りだと思います。ここも好みが分かれるところかと思いますが、私はガツガツしていたり飛び跳ねる感じより、フワフワして段差でもあまりギャップ感を感じない現在のセッティングの方が、走行にも余裕と上質感が感じられてたいへん良いと思います。
乗り心地評価で多かったのはふわふわしているというものでした。
それとは全く逆でごつごつして飛び跳ねる感じがするというものもあります。
乗り手の感覚によるものなので何とも言えませんが、気になる方は購入前に必ず試乗されることをおすすめします。
最後にハリアーハイブリッドの評価を見ていきます。
ハリアーハイブリッドの購入者はどのように評価しているのでしょうか。
その評価は
よくモデリスタエアロを装着された方の写真をお見受けしますが、それもまた素晴らしくカッコいいと思いますが、私はオリジナルのデザインに惚れ込んで購入を決意したので、あえて外装は何も手を加えませんでした。また、これまでのプリウスで左右に着いている小窓からの視界を確認して曲がることができましたが、ハリアーはミラーが大きくて特に左折時に見通しが悪いことがありました。良いところも改善してほしいところもありますが、手に入れることができて本当に良かったと思う一台になりました。
ハリアーハイブリッドを購入する方のほとんどが、あの猛禽類を思わせる特徴的なデザインに惹かれての購入だそうです。
トヨタのホームページにもありますが、夜に見るハリアーは本当に猛禽類そのものといった感じです。
ハリアーハイブリッドは価格ももちろん高めの設定ですが、その価格設定が納得できてしまう高級感があると思います。
外装のデザインももちろんですが、選べるカラーも内装も高級感あふれるものばかりに感じます。
いかがでしたか。
ハリアーハイブリッドのメリットはやはり高級感と乗りやすさではないかと思います。
ブレーキアシストやクルーズコントロール、そして小回りが利くという嬉しさ。そしてSUV車としてはかなり燃費もいいと思います。
デメリットとしては強いて言うなら、クルーズコントロールの設定速度に忠実すぎる点ですかね。
しかし、ハリアーハイブリッドの全体的な評価はいい評価のほうが多かったです。
ハイブリッドのSUVをお探しの方、購入を検討中の方は、ぜひハリアーハイブリッドの評価も参考にしてみてください。
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