2015/11/10
anirupakuharu
ミニバンにはない独特なプロポーションのオデッセイ。オデッセイの車内空間は広くみえるが、果たして車中泊はできるのか?ストレスなく車中泊を快適に過ごせるのか?オデッセイの性能と評価を調べてみましたので、オデッセイの車中泊をお考えの方は参考にしてください。
オデッセイはワンボックス・カーの広い空間とセダンの快適さや走行性能を合わせ 持つ新しいコンセプトの6、7人乗りで乗用車感覚の新型車として1994年に発売されました。
ホンダ・オデッセイ(初代)
RA1/2/3/4/5型
乗用車と同じフロントエンジン・レイアウトにより床を低くすることで、ワンボックス・カーのようなゆとりの空間を確保し、シートを3列配置。また、6人乗りと7人乗りの2つのシートタイプを設定しました。
センターウォークスルー
床をフラットにしてセンターウォークスルーを設けることで、ドライバーを孤立させることなくスムーズな座席間移動を可能にしました。
シアターフロア
シートを高めに設置したハイ・アイポイント設計に加え、後列にいくほどヒップポイントとフロアを少しずつ高くしたシアターフロア設計により、ワイドなグラスエリアとあいまって全座席からの良好な視界を確保しました。
セダンタイプの4枚ドア
低床に加えてセダンタイプの4枚ドアを採用することで、小さな子供やお年寄りでも楽に乗り降りできるようにしました。
ハイレベルな静粛性
一般のワンボックス・カーに見られる床下エンジン・レイアウトに対し、エンジンからの透過音や振動の遮断という面で優位性を持つフロントエンジン・レイアウトを活かしたうえで、細部にわたる徹底した騒音対策を実施。3列共にセダンに匹敵するハイレベルな静粛性を実現。
シートアレンジメント
2列めのシートにキャプテンシート(6人乗り)とベンチシート(7人乗り)を設定。2つのタイプとも、それぞれ人数や目的に合わせてフレキシブルに対応できるよう、多彩なシートアレンジメントやカーゴスペースの活用を可能にしました。
ホンダ・オデッセイ(2代目)
RA6/7/8/9型
ホンダ・オデッセイ(3代目)
RB1/2型
新開発の低床プラットフォームにより、ミニバンとしては異例となる機械式立体駐車場に入庫可能な1,550mm(四輪駆動車は1,570mm)に全高が収まり、車名ロゴが初代から継続されていた「ODYSSEY」から「OdyssEy」に変更されました。
ホンダ・オデッセイ(4代目)
RB3/4型
2008年10月16日にフルモデルチェンジ。室内長は60mm拡大され、2列目シート座面裏を削り込み、3列目シートの足元空間を拡大し、後席ドアの開口部も広げられました。視界に関しては、Aピラーを30%細めて後退させることで改善。2-3-2のシートは全席で前方視界が確保できるよう、V字に配列しました。荷室はフィット同様にスペアタイヤを廃止。
ホンダ・オデッセイ(5代目)
RC1/2型
2列目・3列目のヘッドクリアランスをラージクラスと同等レベルのゆとりを持たせ、タンデムディスタンスや室内幅も拡大。3列目シートは3人掛けでリクライニング構造を3分割にし、左右席と中央席でリクライニング角度を変えることで各乗員の肩に触れることなく3名が座れるように工夫されました。2列目シートは乗員人数によって異なり、従来からの7人乗り仕様はシートバックを倒すと連動でシートクッション前面が最適な角度に持ち上がって優しくホールドするとともに、内蔵式オットマン・中折れ機構付シートバック・ロングスライド機構を備えたプレミアムクレードルシートが採用されました。
8人乗り仕様は、6:4分割スライドシートを採用。なお、「G」と「ABSOLUTE」のFF車は7人乗り仕様・8人乗り仕様の選択が可能で、EX系は7人乗り仕様のみ、「B」のFF車及び全グレードの4WD車は8人乗り仕様のみの設定。また、EX系はメーカーオプションで本革シートの設定が可能。
ABSOLUTE(FF/7人乗り)
価格2,760,000円~
燃費14.0~12.6km/L
全タイプでレギュラーガソリンに対応するなど新世代の環境性能を備えたエンジンや優れた空力性能等で、クラストップの低燃費を実現。
車中泊・・・つまり車の中で寝泊まりするということですが、どのようなメリット、デメリットがあるでしょうか。
①駐車スペースがあれば車を停めたまま寝ることができる
②チェックイン、チェックアウトという時間制限がなく自由である
③宿泊代がかからない
④ペットがいても問題ない
①ホテルや旅館のように寝る姿勢が自由にならない
②トイレや洗面などがあるところを探さなければならない
③季節対策が必要
宿泊代がかからないことはメリットですが、車中泊するには室内温度の調節やトイレが近くにあることなど必要なこともたくさんあります。また、ペットが一緒だったり子どもがいたりとスペースの問題もあります。
それでは、オデッセイで車中泊は快適にできるのでしょうか?オデッセイの車内について調べてみました。
背もたれを倒すと連動して座面前部が持ち上がり、姿勢を優しくホールド。ゆとりのロングスライド機能や背もたれの中折れ機構、内蔵式オットマンも装備。
3人がけで床下格納を実現した3列目シートは、背もたれを1席ごとに独立してリクライニング可能。
角度をずらすことで大人3人が肩を触れあうことなくゆったりと座れます。
車中泊に必要な空間が確保できそうですね。
オデッセイの車内は広々としていて、車中泊には適しているようですね。でも、実際にはどうでしょうか?
フルフラットシートとは、全シートをフルリクライニングさせて座面と背もたれをほぼ水平につなげ、ベッドのように使えるようにするシートアレンジのことです。ミニバンを中心に普及していますが、完全にフラットになるものは少ないそうです。利点は仮眠がしやすいこと。弱点はこれを追求するとシートが小さくなったり、平板になり、シート本来の掛け心地を悪化しがちなことで、当然、その影響はコンパクトなクルマほど大きいそうです。
2列目シートを後ろに動かし、1列目シートバックを後ろに倒すと、
ゆったりくつろげる快適なスペースに。車中泊にはちょっと窮屈かな?
3列目シートを床下格納して2列目をロングスライドさせると、まるでファーストクラスのような解放感。2列目をフラットにすれば広い空間になり、車中泊できそうですね。
実際にオデッセイで車中泊をした人の感想です。
オデッセイはフルフラットシートにはならないので、3列目を格納、2列目を倒してその間に2列目のシートの後ろにある板を倒すと一応フラットになります。上に何か敷けば寝られます。
車中泊の時に2列目と3列目シートを格納した時に使う橋渡し板は車中泊用に使うのだが、小さくて折れそう。シートをフラットにしたとき、セカンドシートの背もたれにあるプラスチックが背中に当たる。車中泊すると気になるし痛い。マットを敷くと快適になる。
後部シートを倒してフラットな状態にしてマットを敷くとかなり楽な車中泊ができる。オデッセイはルーフが低いので頭上に注意が必要。
もともとオデッセイは車中泊するために作られているわけではないので、快適に車中泊するには工夫が必要なようです。
それでは、オデッセイで車中泊するときに必要なものは何でしょう?
シートがフラットにならないのでマットがあるといいでしょう。ただ、天井が低いので厚手のマットだと圧迫感があるかもしれませんね。今は車中泊用のマットも売っているようですし、アウトドアの商品を用いてもいいと思います。
外から見えるためカーテンがあるといいですね。夜も駐車場の灯りなどが入りにくく、快適な車中泊ができそうです。
オデッセイ ロールカーテンシェイド
リアドアウインドウ用 左右セット
¥27,000(消費税8%抜き ¥25,000)
いかがでしたか?オデッセイでの車中泊は工夫すれば快適に過ごせそうですね。季節によってはエアコンが切れるとなかなかつらい車中泊になりそうですね・・・せっかく広々空間のオデッセイなのですから一度くらいは車中泊を試してみてはいかがでしょうか?
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局