流麗なデザインを備えもつ117クーペの維持費について徹底調査!
2015/10/27
ryo0603
一般公募のパブリックカーに由来する車名の「パブリカ」の維持費や維持費を抑える方法を紹介します。パブリカとはどのような車だったのでしょうか?パブリカの維持費や維持費の抑えるコツを中心に、パブリカの基礎知識、、当時の価格、燃費なども合わせて紹介したいと思います!
維持費を抑える方法に入る前に。
はじめに、1961年に発売されたパブリカとはどのような車だったのでしょうか?
パブリカの歴史を振り返ると共に、基本情報を見て行きたいと思います。
パブリカ700デラックス (初代 UP10D型)
昭和36年6月に発売したパブリカは、700ccで28馬力のエンジンを搭載していました。昭和37年5月にパブリカ バンの発売、昭和38年7月にパブリカ デラックスが発売されました。昭和41年に大規模なマイナーチェンジが行われ、800cc 36馬力のエンジンになりました。それとともに外装もフルモデルチェンジに近い仕様変更も行われました。
パブリカ (初代 UP20型)
パブリカデラックスは、、リクライニングシートやラジオ、ヒーターなどを装備、室内も高級車の雰囲気で大人4人がゆったり座れ頭上や足元空間にも余裕があり、静粛性も高く快適な居住性を持ち合わせていました。さらにメッキモールなどの装飾を施した豪華な外装の装いでした。大人4人乗車で最高時速110キロで走行でき登坂力や加速力も中型車も凌いだと言われました。
パブリカ (2代目)
昭和44年4月に2代目パブリカへとモデルチェンジ。主力エンジンは1,000ccの2K型でした。
その後数回のマイナーチェンジを行い、昭和53年2月、2代目スターレット(KP60系)の登場を機に乗用車モデルの生産・販売を終了しました。
そんなパブリカの燃費はどれくらいだったのでしょうか?
続いて、パブリカの燃費を見てみたいと思います。
2代目パブリカ バン
【パブリカの燃費】
・初代のパブリカは24km/Lとかなり経済的な燃費だったといわれています。
パブリカの実燃費を調べてみると初代でも平均12km/Lくらいのようですね。
さて、そんなパブリカの当時の価格はどれくらいだったでしょうか?
【パブリカの価格】
・初代前期 パブリカ スタンダード 38万9千円
パブリカ デラックス 41万9千円
初代後期 パブリカ 800 43万9千円
・2代目 パブリカ 1000DX 45万円
パブリカについて一通り基本的な概要を見てきたところで、次は本題の維持費!
パブリカの気になる維持費について見て行きたいと思います。
【維持費としてどのような出費が予想されるでしょうか?】
パブリカ コンバーチブル
パブリカの維持費として最低限かかるのは、
・毎年5月に収める自動車税(29,500円~34,500円)
・ガソリン代
・オイルやタイヤ交換などのメンテナンス代
・点検や車検の冠する費用
・環境によっては駐車場代(約3,000円~50,000円になることも)
場合によっては高速道路利用時の使用料金なども掛かりますね。
こうして箇条書きにし改めて見てみると、たくさんの出費が維持費として必要になりますね。
維持費を考える上で税金は大きな割合を占めます!
続いてはパブリカの維持費としてかかる税金各種の金額を見てみましょう。
【維持費の中でも大きな割合を占める税金】
<パブリカの1年あたりの自動車税>
・1リッター以下 29,500円
・1.5リッター以下 34,500円
・軽自動車 72,00円~(参考)
次に車検時(2年毎)に掛かる重量税と自賠責保険料を見てみましょう。
<車検時(2年毎)に掛かる重量税>
・パブリカの場合は最終の1978年式でも37年という月日が経っています。車齢18年
超という事になり「~1トン」なので、25,200円(年12,600円)となります。
・軽自動車 7,600円(年3,800円)参考
<自賠責保険料24ヶ月>
・パブリカ 27,840円(年13,920円)
・軽自動車 26,370円(年13,185円)参考
ざっと税金と強制保険を見てきましたが、やはり税金だけでも大きな出費となりそうですね。
続いて、毎月の維持費として重要なガソリン代を見てみてみると・・・。
<年間のガソリン代として予想される金額>
パブリカは平均実燃費が12.0km/Lということなので、その数値で見てみました。
ガソリン代(レギュラー)122円/L、年間走行距離10,000kmで計算してみると
〔101,666円〕となります。
単純に12等分して月平均にしてみると月8,472円のガソリン代という事になります。
参考までに、20km/L走る最近の軽自動車のガソリン代を同じく年間1万キロ走行、レギュラーガソリン(122円/L)の使用で計算してみると年間61,000円(月5,083円)のガソリン代となります。
燃費はガソリン代という維持費に直接影響してしまいます。毎月のガソリン代は少しでも安くあげたいもの。その為にも、燃費に気を使いエコ運転を心がけるようにしてガソリン代を節約すると共にガソリン自体も節約して限りある資源を大切に使いたいですよね。
普段の生活ではいろいろ出費も多いはず。車にかかる維持費や出費は少しでも抑えたいものです。
そんな維持費や出費を節約できる方法はあるでしょうか?
今まで見てきたように、購入後の維持費は多くかかります。そんな維持費は少しでも抑えられるに越した事はありません。パブリカのように古くなってしまった車は突然機嫌が悪くなってしまう可能性もあると思います。そんな時の蓄えを用意しておく為にも、なるべく無駄な出費は避けたいものですよね。
今回はパブリカの維持費の抑え方に注目して維持費を節約するコツを見て行きたいと思います!
【定期的なメンテナンスを心がけましょう】
パブリカは初代登場からすでに50年以上の年月が経っている高齢の車です。各所にダメージが出てきてもおかしくありません。走行中に突然トラブルというようなことになるリスクを少しでも減らして安心して運転したいですよね。出来る限り定期的なメンテナンスを心がけてみましょう。一般的には整備工場と言うことになると思いまが、整備代が多少かかっても、定期的に整備することで予防とダメージの早期発見に繋がり結果的に維持費の節約に繋がると思います。
パブリカ
【車検費用の節約】
車検を実施している場所は様々で、ディーラーのように少し割高でも整備は万全と言う所、
車検チェーン店などディーラーに次ぐ技術力で値段が安い所、ユーザー車検のようにとにかく
安くなどいろいろです。
まずは車検の見積もりを数社から出してもらい比較することで、安く抑えられれば維持費
節約になりますね!
パブリカ UP20型
【自動車保険の見直しを検討してみませんか?】
任意保険料は等級や年齢、さらに車両保険の有無などで大きく変わってきます。年間数万円の人もいれば、年齢制限なしで車両保険も付ければ15万円~にもなる場合もあります。
同じ保険でも保険会社によっても保険料は変わって来ます。
インターネットなどを使い数社に見積もりを依頼してみるなどして保険料を比較することで、自分にあった保険プラン、保険料金を見つけて維持費節約に役立てたいですよね!
パブリカ
最後に、維持費を節約する為のポイントの1つ、自動車保険の選び方について紹介してみたいと思います。
自動車保険の加入の仕方には大きく分けると、「車を買ったディーラーなどでの代理店型に入る」と「インターネットを経由して通販型のダイレクト自動車保険に入る」と言う2つの方法があります。
それぞれの特徴を見てみたいと思います。
・「車を買ったディーラーなどで代理店型に入る」
1. 担当者と補償内容を相談しながら入れる
2. 担当者がいるので安心感がある
3. 保険料は通販型に比べ高くなる
疑問点や不安な点の説明をすぐに聞くことが出来るなど、安心かつ納得してから契約出来ますね。
・「インターネットを経由して通販型のダイレクト自動車保険に入る」
1.加入は主にネット経由で行われる
2.ネットの利点を活かして複数の会社の見積もりを比較できる
3.代理店型と比べて保険料が安い
入力ミスをしても気が付ないでそのまま決定されてしまった、疑問点を質問しづらいなど、1人でインターネット上で契約するということで、多少の不安も否定出来ませんよね。
任意保険といえど必ず加入しておきたい保険だけに、維持費を考えた時には無視できない存在ですよね!
各社の任意保険の価格を比較してみたい時にはインターネットでの一括見積もりを利用してみるのも1つの方法かもしれません。
同じ保険なら、上手に保険会社を選んで節約したいですよね!
いかがでしたか?
パブリカの維持費にかかる諸費用をまとめてみました!
特にパブリカのように俗に言う絶版車の場合、何かと修理代や整備代に維持費がかかりがち。
しかし手がかかるほど愛着が増すのも確かではないでしょうか?
古くなってしまった車ですが少しでも長く付き合えたら嬉しいですよね!
今後パブリカを維持していく上で、少しでも参考になればと思います!
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