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富士重工業(スバル)が開発した軽自動車S360の中古車情報

日本の自動車史のみならず戦後日本の歴史を語る上で欠かすことのできない「名車」スバルS360の中古車を選ぶときの決め手となる情報を一気にまとめています!S360の中古購入を考えている方には必見の内容となっています。最後まで目を通してみてください!

日本が誇るてんとう虫。 スバルS360

スバルS360

日本が誇るてんとう虫。
カブト虫よりかわいいのだ。
そのルックスの愛らしさだけでなく
大衆的でもありみんなに親しまれた。
みんなが乗っていた。
その役割を終えた今も、みんなが大好きな車だ。てんとう虫。

P1(スバル1500)の生産を断念した富士重工は、当時高嶺の花だった自動車を誰でも乗れる低価格で提供することを決心した。排気量、車体の大きさを軽自動車の規定にし、4人が乗れる車...これは誰も成功しなかったどころか、考えもしなかった無謀な取り組みだった。ボディの鉄板の徹底的な軽量化、その強度を向上させるための独特のフォルム、サスペンションへのねじりバネ方式の採用による車内スペースの確保...正に何度も何度も突き当たる大きく硬い壁を乗り越え打ち破った当時のスタッフたちの叡智と努力の結晶である。

その結果生まれた「てんとう虫」は、芸術ともいえる作品だった。

スバルS360のスペック

スバルS360

昭和33年に発売開始。
全長:2995mm
全幅:1300mm
前高:1335mm(幅より高い!)
車重:385kg
エンジン:強制空冷2サイクル2気筒 自然吸気式 25馬力 リアエンジン・リア駆動

昭和43年11月登場のヤングSSは、SUソレックスツインを搭載し、36馬力・トルク3.5kgで車重425Kgであった。しかし、生産は10ヶ月で終了

スバルS360中古価格帯

スバルS360


スバル 360の中古車   69~250万円

1968(S43)年式  スバル360デラックス 69.0万円
1969(S44)年式  スバル360 ヤングSS 250.0万円

ヤングのイエローの中古車が価格が高めになっています

スバルS360の中古車購入チェックポイント:車体の状態

スバルS360

スバルS360中古車購入チェックポイント

中古車を購入しようと思って販売店に出かけてみても、どこをチェックすればいいか分からない人も多いはず。そこで役立つチェックポイントを紹介します。

中古車の品質の良し悪しはそれまでの使われ方に拠ります。ゆえに、前オーナーがどんな乗り方をしていたかを推測することが重要です

スバルS360内装、電装品

スバルS360

一度運転席に座りその雰囲気を味わってみよう。

【ダッシュボード・グローブボックスの中】
開いてみると、中にガソリンの領収書が入っていたりして、そこから前所有者の手がかりが得られます。例えば領収書を見てレギュラー指定のクルマなのにハイオクを入れていたりしたら、クルマ好きだったのかな、とか。

【灰皿の裏・シガーソケット】
灰皿の裏は、普通は掃除をしません。ゆえに、ここにヤニがべっとりついているようだと、前所有者はヘビースモーカーだったのかも、と推測できます。シガーソケットも、純粋な禁煙車ならほとんど汚れていないものです。

【スイッチの磨耗度合い】
スイッチなどの磨り減り方は、ほぼ走行距離に比例します。ゆえに、走行距離はそれほど多くないのにスイッチが異常に磨耗している場合は、メーター巻き戻しの可能性あり。店員によく確認しましょう。

【電気系の可動状況】
ワイパー、ウインカー、ハザード、ヘッドライト、室内灯、などなど、とにかく動かせるところは全て動かしてみること。動けばそれで良し。不調なら店員に対応を確認。

スバルS360エンジンルーム

スバルS360

エンジンをかけてみましょう。スムーズにかかりますでしょうか?また、排気ガスは黒や白ではないでしょうか?排気ガスの色も問題無い事を確認しておきましょう。異音や振動が無い事も確認しておきましょう。出来れば、高回転域まで問題が無い事も確認しておきましょう。

【オイルキャップの裏】
エンジンオイル注入口をカバーしているのがオイルキャップ。エンジンオイルを定期的に交換していたクルマはこの裏面もそれほど汚れていませんが、ほとんどオイル交換をしていなかった場合など、ここにべっとりと汚れが付いています。メンテナンス状況を知る数少ない手がかりです。

【トランク・ボンネットの雨どい】
ボディ表面はきれいに磨き上げていても、ここが汚れているクルマは多いもの。逆に、ここがきれいであれば、前オーナーは几帳面にクルマを洗っていたと推測できるので、そのクルマは「買い」です。

スバルS360車体全体を確認する

スバルS360

【ドアなど開閉部の可動状況】
運転席、助手席を始めとして、トランクやボンネット、給油口のフタまで、開閉できる外板部は全て可動状況を確認すること。きちんと開閉できればそれでOKですが、不都合があれば納車時までに直してもらえるかを確認すること。

【助手席側のホイール・ミラー】
運転が下手だったことを物語っています。下手な人が運転したクルマは、えてしてエンジンやミッションも傷みが早いもの。逆に走行距離の割にキレイならば、上手い人が所有していたかも、という期待がもてます

【トランクの中】
例えば前オーナーが釣りをする人だった場合に魚の臭いが残っていたりします。そうでなくてもフロアマットをはがしてよく見ること。汚れ具合で管理状態が分かるし、場合によっては水が溜まっていたり、スペアタイヤや車載工具がなかったりもします。

スバルS360の中古車を購入する際の注意点~値引き~

スバルS360中古車購入値引き必勝法 その①

中古車販売店やホンダディーラーなどいくつかのお店で見積もりをしてもらい、交渉しましょう。ただし、型式が古い中古車は台数が稀少のためなかなか難しい場合もあります。

スバルS360中古車購入値引き必勝法 その②

今まで乗っていた車をオンラインなどで無料査定し、それを持って行くことで高価下取りが可能になる場合があります。
中古車の見積もりが値引きの限界になっても、その分高額に下取りしてもらえたら差額分が少なくて済むかもしれません。

スバルS360中古車購入値引き必勝法 その③


スバルS360中古車を購入する際にはライバル車であるアルトなどを兼ね合いにするのが良いと思いますが、希少性が高いホンダN360を兼ね合いに使用する方が値引き額に反映されるかもしれません。出来るだけ良い常態のライバル車を兼ね合いに使用して下さい。

ホンダN360

スバルS360の中古車を実際に購入した人の声を聞いてみました!

スバルS360の中古車を実際に乗っている人の感想を集めましたのでご紹介します。旧車ですから実際に乗っている人の意見は貴重で非常に参考になりますので是非、スバルS360中古車購入の参考にして下さい。

【総合評価】燃費が良く乗り心地が快適でした。


【良い点】まず燃費が良くて遠くに行く時に助かりました。また乗り心地が快適で楽しい
ドライブができました。


【悪い点】車内が少し狭いかなと思いました。

出典:http://car.biglobe.ne.jp

【総合評価】
面白い車360ccにしては良く走る。

【良い点】
燃費がよく車体が軽い。名車の仲間入りしたこと。

【悪い点】

やはり360ccだとすべてにおいて限界がある。

出典:http://car.biglobe.ne.jp

【総合評価】
ファーストカーとして普段使いしていますが、街乗りで遅すぎて困ると言う事はありません。

調子の良い固体なら、高速でも80〜100キロでの巡航も可能です。
ただし製造中期迄の3速車だと高速巡航は少し辛いかもしれません。

室内は強烈にコンパクトで、クーラー等勿論ありませんし、
暖房もオプションのファン付きでないと効きがよくありません
(それでも現在の車とは比較にならない)。

それでも乗っていて楽しい車。
【悪い点】
★現代の車から乗り換えるとその全てに驚愕する性能★
幹線道路では加速時基本的にアクセル全開、
大型車の横をゴーカートの様な目線でフワフワ走ります。

そして乗る人が1人増えればそれに伴い遅くなる・・・
大人4人が乗って遠くまでドライブ等は、かなりの大冒険です。
車内は強烈に狭く、そして走りは強烈に遅くなります。

新車時シートベルトやハザードもオプションの車、
よくぞ今まで生き残ったと労わって下さい(笑)。

★空冷2サイクルエンジンの為、音がうるさい★
音は昔の原付そのもの。アイドリング時はポロンポロン、
加速巡航時はビイイイーーーン!と唸りを上げ、一生懸命走ります。

★慣れるまで扱いに戸惑う★
エンジンを掛ける際、チョークレバーを引いて始動したり、
左側にあるウインカーレバー、左下に1速があるレーシーなシフトパターン、
2速から1速へはダブルクラッチが必要、
ドアが前開きの為半ドア走行は厳禁!等、慣れるまでには戸惑いが一杯。
でも携帯の機種変更みたいに、使っている内に不思議と馴れるもんです。

★夏暑く冬寒い★
夏場は走行中に窓を開けていれば外からか風が入ってくるので
まだ良いのですが、渋滞にはまると最悪。
冬はエンジンの熱を利用した暖房だけなので、
寒いわオイルの香りがほんのりするわで、苦手な方はまた最悪(苦笑)。
後ろに乗る人は特に寒いと思います。
セーターやコートを着て乗るのが得策です。

★故障時の部品入手に苦労することがある★
面倒見の良いお店が近所にあったり、自分で直そうと言うガッツの
ある方なら良いのですが、
万一出先で壊れた場合、どこの車屋さんでも修理可能と言う訳ではないので、
遠出等は扱いに慣れてからの方が良い。

出典:http://car.biglobe.ne.jp

スバルS360の中古車を購入検討する為にも販売店へ見に行こう

スバルS360

スバルS360の中古車についてご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?ほとんどがボロボロな状態かもしれませんがある程度、手を加えることも考慮して販売店の人と相談して下さい。

スバルS360中古車販売の大手サイトです。

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