BMWのセダンに乗るという選択。本物の上質を求めるあなたへ！

「セダン」というのは、どのような車のことをいうのでしょうか。
「高級感がある」とか「ちょっと古臭い感じ」とか、セダンに持つイメージは色々あり、誰もが気軽に使っている言葉ではありますが、その定義を聞かれると、「？」となってしまう方もいるのでは？

曖昧なイメージではなく、具体的な視点でセダンの魅力に迫るためにも、BMWのセダンについてご紹介する前に、まずはセダンの定義についてご説明しましょう。

セダンというのは、自動車のボディタイプの一つのことです。

一般的には、4ドアでシートは2列、そしてリアに独立したトランクがある3ボックスタイプの車のことをセダンと呼びます。

よくセダンと比較される「クーペ」との最もわかりやすい違いは、ドアの数でしょう。
クーペは基本的に2ドアでシートが1列の、2人乗りの車です。
（ただし、最近ではセダンに近い4ドアクーペも少なくありません。）

あくまでも一般的な考え方ですが、居住性や快適性を求めるならセダンを、運動性能やデザイン性を求めるならクーペを、という選択が為されることが多いのではないでしょうか。

他にも、セダンより床が高い「SUV」車や、3列シートの「ミニバン」、セダンのルーフ後方を延長し座席スペースとトランクスペースを同一にした「ステーションワゴン」など、色々なボディタイプがあります。

以前は販売の主流であったセダンですが、1990年代以降は、クルマへのニーズが多様化し、セダン以外にも様々な車種が市場に出るようになり、セダンの需要は縮小していきました。

しかしながら、BMWやメルセデス・ベンツ、アウディなどの代表的な輸入車では、依然としてセダンが高い人気を誇っているのも事実です。

多種多様なタイプの自動車があふれている今、あえてセダンに乗るメリットはなんでしょう?
セダンにはいったいどのような利点があるのか、考えてみましょう。

セダンの良い点としてまず一番に挙げられるのがその安全性の高さでしょう。
ここでは、セダンのどんなところが安全と評価されているのか具体的に見ていきます。

・セダンのボディは、エンジン、キャビン、トランクとバランスよく3つに別れている3ボックス構造なので、ボディ剛性が高く、万が一の事故の際でも、前後のスペースがクラッシャブルゾーンとなり座席スペースを保護してくれることが期待できます。

・さらに、エンジンルームがキャビンエリアと明確に分かれていることで、事故などによる発火に対しても一定の安心感がありますし、トランクルームと座席の間にある隔壁も後方からの衝撃に対して有効なシールドとなってくれます。

・セダンは車高や重心が低いので走行安定性に優れており、強風などの天候不順時や高速道路での走行、コーナーを曲がる際などにもふらつきが少ない、という安心感があります。

・セダンは座席の位置が低めなので、ミニバンやSUVなどに比べて左側の死角が少なくなっています。
また、車高全体も低めなので後方車からの視界も良く、結果的に追突されるリスクも軽減されると言えます。

セダンは重心も車高も低いので左右に振られにくく、走行中も車体が安定しています。
天候が荒れている時やカーブの多い道路を走行する時など、車に酔いやすい人はもちろん、そうでない人にも嬉しい、穏やかな乗り心地が特徴と言えるでしょう。

さらに、ボディ剛性が高いので走行中の不快な振動やノイズ音も小さく、静かで快適な乗り心地を実現しています。

実は中古車市場での値下がり率が高いという特徴があるセダン。
中古車市場ではあまり人気がないため、逆に狙い目というわけです。

新車では手が届かないような高級車や排気量の大きい車などが、格段に安く販売されていることがあります。
セダンの持つ高級感、セダンならではのステータスをお手頃価格で手に入れることができる中古車市場も、要チェックですね。

セダンについて、その特徴や魅力がおわかりいただけたでしょうか?
では次に、いよいよ本題のBMWセダンについてのお話をしていきましょう。

高級輸入車の代名詞と言っても過言ではないBMW。
そのBMWの「主力」と言えば、やはり3シリーズでしょう。

ここではそのBMW 3シリーズに注目して、BMWセダンのエクステリアデザインの魅力を分析していきます。

まるでアスリートのような見事なバランス。
スポーティかつエレガントなBMW3シリーズセダンのデザインは、このシリーズがあらゆる時代にBMWのベストセラーであり続けていることを体現しているようです。

長いエンジンフードに、滑らかなラインを描くルーフ。
スポーティな走りと安定のコーナーリングを実現する、ショート・オーバーハング、ロングホイールベース。

BMW3シリーズセダンのエクステリアデザインは、真のスポーツセダンとしての資質に常に磨きをかけ続けているのです。

技術大国とも言われるドイツで生まれたBMW。
多くのオーナーが信頼を置いているのが、その確かな安全性でしょう。

ボディ剛性については、もちろん長きにわたって高い評価を得ていますが、ここでは、最新の技術を駆使した安全性能について、5シリーズセダンをピックアップして探ってみたいと思います。

・BMWヘッドアップディスプレイ・・・さまざまな走行情報をフロントウィンドウに投影。ドライバーが前方の道路状況に常に集中できるようにフォローする機能です。

・iDriveコントローラー・・・コントロールディスプレイに表示されるさまざまな機能を、直観的に操作・設定できます。運転に集中しつつ、便利な機能を享受することができます。

・アクティブプロテクション・・・衝突の可能性が高まったと判断した場合に、フロント・シートベルトを引き締め、あいているウィンドーや電動ガラスを自動的に閉めます。事故が発生してしまった場合は、システムが車を停止させ、さらなる衝突を防いだり被害を最小限に抑えたりします。また、ドライバーに休憩を促す機能も付いています。

※一部、モデルによってはオプションとなります

あなたはセダンに何を求めますか?ステータスやデザイン、快適性？
でも、やっぱり、パワフルな走りだって追求したい！
そう思いませんか?

ラグジュアリーでありながら、心まで加速させる比類なきパワー。
BMWのM3セダンには、ドライバーの理想が詰まっています。

新開発3リッター直列6気筒　M ツインパワーターボエンジン・・・7,600rpmの高回転と最大550Nmという圧倒的なパワーを実現。

スクロール方式のツインターボチャージャーや、高精度ダイレクトインジェクションシステム。
これらの革新的なテクノロジーと、Mならではの絶妙なチューニング。
アクセルペダルの微細なコントロールに対しても、強烈なパワーと鋭いレスポンスで応えます。

卓越したパフォーマンスと燃費性能を両立したこのエンジンは、その秀逸さが評価され、「インターナショナル・オブ・ザ・イヤー　2014」の2.5～3.0ℓ部門にて栄誉を獲得しています。

さて次は、BMWのセダンとライバル車との比較をしてみましょう。

BMWのライバルと言えば、やはりドイツ生まれのメルセデス・ベンツやアウディの名前がまず挙がるのではないでしょうか。
そしてもちろん、国産車の中にもBMWと肩を並べるようなハイクラスな車があります。

今回はまずドイツ車どうしで比較、そしてさらに国産車とも比較してみたいと思います。

※なお、価格はすべて税込み価格、燃費については、JC08モード（国土交通省審査値）となっています。

BMW　3シリーズの燃費と価格はこのようになっています。
ではライバル車はどうでしょう？

BMW　3シリーズのライバル車として、まずはトヨタが展開している高級車ブランド「レクサス」のISシリーズを取り上げてみました｡

それぞれ、ハイブリッド車についてもご紹介しています。

ガソリン車で比較してみると、燃費の良さではかなりの差でBMWが勝っていますね。
ハイブリッド車の場合ではレクサスに軍配が上がります。

価格面を見ていくと、ガソリン車ではこの比較の中で最も安価なモデルも最も高価なモデルもBMWとなっており、レクサスよりもBMWのほうが選択の幅が広いということが言えるでしょう。
ハイブリッド車の場合は、レクサスのほうが安価になっていrます。

ではもう一台、今度はドイツ車どうしで比較してみましょう。

先ほどご紹介した3シリーズとともに、BMWのラインナップの中でも代表的な位置を占めている5シリーズの燃費や価格は、上記のようになっています。

同じドイツ生まれの高級車、BMWとメルセデス・ベンツ。
何かと比較されることが多いですね。

まずガソリン車の燃費について見ていくと、最も低燃費なモデルも逆に最も燃費の良くないモデルもベンツであり、BMWのほうが平均的な数字になっていると言えます。
ハイブリッド車については、ベンツのほうがいくらか低燃費です。

価格については、ガソリン車の場合はBMWのほうがお求め安くなっています。
ハイブリッド車の場合は、ベンツが1モデルであるのに対して、BMWはそれより若干低価格なモデルと、ワンランク上のモデルがあります。

BMWセダンと国産高級車レクサスのセダン、そしてBMWセダンと同じくドイツ生まれの高級車メルセデスベンツのセダン。

よく比較されるランクのモデルどうしをピックアップして、燃費や価格の違いをチェックしてみたわけですが、いかがでしたか？
BMWセダンを購入する際の一つの指針になりましたでしょうか?

他社製のセダンと比較検討することで、さらに深くBMWセダンの特徴や魅力に気付いていただければと思います。

では最後に、実際にBMWのセダンを購入された方の声をご紹介しましょう。

BMWセダンを購入し、運転している方が、BMWセダンをどのように評価しているのか？
気になる感想・評価をぜひご覧ください。

BMWのセダンについて、その特徴や魅力をご紹介してきましたが、いかがでしたか？

若年層からは少々古臭く見られがちなセダンですが、BMWなど高級輸入車というジャンルでは、その高いステータスを体現し、幅広い世代からの支持を得ているように思います。

ここではご紹介しきれなかった魅力がまだまだあふれているBMWセダン。
ぜひ、メーカーのHPや各種販売店のサイト、そして実際にお店に足を運んで、BMWセダンの素晴らしさを実感して下さいね。