アキュラZDX!アキュラの高級車です!調べました!!性能と価格。
2015/11/15
tace
日産グロリアA30。ご存知ですよネ・・・!あの日産の当時最上位セダンです。調べました!!この凄さは日産グロリアA30ならではです。日産グロリアA30の性能・価格を、一緒に見て行きませんか?!中古車価格も・・・・!
A30を検索ソフトで調べると、「第二次世界大戦のイギリス陸軍が使用した巡航戦車」とか「JR北海道の駅番号がA30なので新旭川駅のこと」など色々と出てきます。
しかしながら、ここでは『A30』を『日産グロリアA30』のことと規定して話を進めます。
グロリア(A30)初期型
『日産グロリアA30』のグロリア(GLORIA)とは、プリンス自動車工業、日産自動車が1959年から2004年まで製造・販売していた上級セダンです。
ここで出てきたプリンス自動車工業は、1947年に創業、以後変遷を経ながら1966年に日産自動車と合併(実質的な吸収合併)された自動車メーカーです。
1959年1月 に 初代グロリアが前述のプリンス自動車工業から発売されました。
その翌月4月には、 当時の皇太子明仁親王(今上天皇)に『A30』納入され、以降私用車として自ら運転なされていたことでも有名になりました。
その特徴的なA30のフロントデザインから「縦目グロリア」「タテグロ」などの愛称でも呼ばれました。
プリンス・グロリア(初代) BLSIP型
A30はグロリアの3代目に登場した車種で、1967年に発表されました。
折から車名が「日産・グロリア」と変わった時でした。
ただし車検証の車名は、元々プリンスの「S6系」として開発が進められていた関係で。「プリンス」だったということです。
日産・グロリア(3代目) A30型系
『日産グロリアA30』は、その特徴的なフロントデザインから「縦目グロリア」「タテグロ」などの愛称でも呼ばれるほど親しまれる車に成長していきました。
日産・グロリア(3代目) A30型系
発売当初のグレード体系は上から、スーパーデラックス、スーパー6(以上6気筒)、スタンダード(4気筒ガソリン・LPG)、それとバンデラックス(6気筒)、バンスタンダード(4気筒)を用意。末期にはスーパーデラックスを豪華に仕立てたGLが追加されました。
日産・グロリア セダン スーパーデラックス (3代目後期型 )
その後日産グロリアは11代までモデルチェンジを繰り返し、ついに2004年10月14日 後継車の「フーガ」登場に伴い、1959年から45年間の歴史に幕を閉じました。
『日産グロリアA30』の新車価格や『A30』の中古車価格を調べてみたいと思います。
まずは『A30』の中古車価格について見てみたいので、国内の中古車価格サイトを調べました。
ところが、国内の中古車価格サイトのどれ一つとして『日産グロリアA30』が登録されているサイトが有りませんでした。
これは、既に『A30』発売当初から56年もの年月が過ぎているためかと思われますし、健全に残っていたとしてもそれはヴィンテージカーとして特別な価格で扱われているからだと思われます。
グロリアA30
一方、当時の新車価格は如何ほどだったのでしょうか?
こちらを調べてみると、ある記事の中にこんな記述を見つけました。
ですが、このほぼ半世紀前の新車価格:101万5000円や新車価格:75万5000円が高いのか安いのか実感がわきませんネ・・・・!
そこで、今のお金に換算する事によって、価格を実感してみたいと思います。
そのためには、当時に1万円ぼ価格の物が、現在は何円ぐらいなのかということから、大体の価格を見てみることにします。
グロリアA30 エンジンルーム
好都合にも、企業物価および消費者物価の戦前基準指数が1つの参考材料になります。
企業物価の戦前基準指数を見ると、平成26年の物価は昭和40年の約2.0倍なので、昭和40年の価格1万円は平成26年の価格約2.0万円に相当する計算になります。
また、消費者物価では約4.0倍なので、価格約4.0万円に相当するという計算になります。
ちなみに当時の大卒初任給を調べましたところ、1967年(昭和42年)の大卒初任給が25584 円でした。
このように価格上昇率のモノサシとして何を使うかで、どうしても計算結果はまちまちになります。
そこで、今回は企業物価および消費者物価の換算値の平均、
すなわち (4倍+2倍)÷2=3倍
と、3倍を換算値とします。
ということで、グロリアA30 スーパー6が新車価格:101万5000円。グロリアA30スタンダードが新車価格:75万5000円を換算すると、
≪グロリアA30 スーパー6≫が新車価格:304万5000円
≪グロリアA30 スタンダード≫が新車価格:226万5000円
となります。
グロリアA30 フロント
さてあなたは、今の価格として高いと思われますか?それとも今の価格として安いと思われますか?
日産グロリアは、45年間の長きにわたり国産高級乗用車の一角を守り続けてくれた数少ない車種の一つでした。
それは、当時の皇太子(今上天皇)がマイカーとしてお持ちになられたことからも、明らかなことです。
そして日産グロリアは、その進化の最中に例えば『スカイライン』であったり「セドリック」であったりと超有名な名車たちに影響を与え続けていたことも、忘れないよう書き記しておきたいと思います。
日産・プリンスグロリアA30
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