コンパクトセダンのベルタ!その維持費と維持費を抑える方法とは?
2015/10/20
ヒロメリー
今回は、ワイドボディで人気のミニバン「日産ラルゴ」の維持費や維持費を抑える方法を紹介します。ラルゴを買う前に維持費や維持費を抑える際のコツを確認しておけば、お気に入りの愛車を手放すなんて事態も免れます!ぜひ、購入前にラルゴの維持費を確認してみましょう。
維持費を抑える方法に入る前に・・・
はじめに、ワイドボディで人気だったミニバンとして、日産ラルゴが注目されていましたが、日産ラルゴとは、どのような車なのかを見ていきたいと思います。
日産ラルゴは、かつて、愛知機械工業が設計、生産し、日産自動車が販売していたワンボックスカーとミニバンです。1982年9月にバネットラルゴとして販売を開始し、数回のマイナーチェンジ、モデルチェンジを経て、1999年6月に生産を終了しました。
その特徴は、車幅が1745mmの堂々としたワイドボディを誇り、ラージサイズのキャブオーバータイプのミニバンだったという点です。
そんなラルゴの走行性能は、はたしてどういったものだったのでしょうか?
ラルゴ ハイウェイスターⅡには、2.4L 水冷直列4気筒DOHC16バルブエンジンが搭載されています。このエンジンは、最高出力:145ps(107kW)/5,200rpm、最大トルク:22.0kgm(215.7Nm)/4,000rpmを発揮します。トランスミッションは、4速ATを採用しています。また、燃料供給装置は、ニッサンEGI(ECCS)電子制御燃料噴射装置を採用しました。
そんなラルゴの燃費はどれくらいなのでしょうか?
続いて、日産ラルゴの燃費を見ていきたいと思います。
日産ラルゴの気になる燃費(10・15モード)は、
・ラルゴ ハイウェイスターⅡ ⇒ 7.8km/L
となっています。
当然のことですが、ラルゴは、エコカー減税の対象になっていません。
そんな注目の日産ラルゴの価格はいくらなのでしょうか?
日産ラルゴのメーカー希望小売価格は、
・ラルゴ ハイウェイスターⅡ ⇒ 2,858,000円
となっています。
ラルゴについて、一通り基本的な概要を見たところで、次は本題に入りましょう。
ラルゴの気になる維持費について見ていきたいと思います。
ラルゴの維持費としてかかるのは、
・毎年5月に納める自動車税(45,000円)
・ガソリン代
・自動車保険
・オイルやタイヤ交換などのメンテナンス代
・点検や車検に関する費用
※人によっては駐車場代(約3,000~30,000円)
また、これは交通費になるかもしれませんが、高速道路利用料金も掛かります。
このように箇条書きにしてみると、維持費として多くの出費がありそうですね。
また、維持費を考える上で注意しておきたいのが自動車税です。
ラルゴの場合、排気量2.4Lで毎年自動車税が課せられています。
この、自動車税の違いにより、年間の維持費が変わってきます。
【ラルゴの1年あたりの自動車税】
・ラルゴ ハイウェイスターⅡ(2.4L) ⇒ 45,000円
ちなみに、
・排気量2.0Lの車 ⇒ 39,500円
・軽自動車 ⇒ 7,200円
となっています。
続いて、車検時(2年毎)に掛かる重量税と自賠責保険も重量により大きな差があるのでそれぞれ見ていきましょう。
【ラルゴの車検時(2年毎)に掛かる重量税】
・ラルゴ ハイウェイスターⅡ(1,720kg)<2t ⇒32,800円(年16,400円)
ちなみに、軽自動車は、
・軽自動車 6,600円(年3,300円)
となっています。
【ラルゴの自賠責保険】(自賠責保険24ヶ月)
・ラルゴ ハイウェイスターⅡ ⇒27,840円(年13,920円)
ちなみに、軽自動車は、
・軽自動車 26,370円(年13,185円)
となっています。
ざっと税金と強制保険だけでこれだけ違います。これは、維持費もだいぶ変わってくるはずです。
それでは、次に、定期的に必ず必要なガソリン代を見てみると・・・・
【ラルゴのガソリン代の比較=年間走行距離:10,000km、燃費:カタログ値、ガソリン単価:140円/Lにて算出】
・ラルゴ ハイウェイスターⅡ ⇒179,487円(カタログ燃費:7.8km/L)
ちなみに、
・カタログ燃費:13.6km/Lの車 ⇒102,941円
・軽自動車 ⇒ 46,667円(カタログ燃費:30km/L)
となっています。
ガソリン代は、ラルゴの方が、軽自動車よりも4倍近くの金額が必要です。また、任意保険料も車両保険を入れると大体倍ぐらいになると考えられます。
これほどまでに維持費が変わります!
車は購入だけでなく維持費もかなりかかるのですね。
これは、ラルゴを購入する前に一度、維持費も検討材料に含めたほうがよさそうです。
さて、先ほど調べたように、車は購入時だけでなく維持費も多くかかります。
そんな維持費を安く抑える方法はあるのでしょうか?
今回は、ラルゴの維持費の抑え方に注目して、維持費を安く抑えるためのコツを見ていきましょう!
ラルゴの自動車保険料は、免許証の色、運転する人の年齢や等級、車両保険の有無などで大きく変わってきます。年間数万円の人も居れば、年齢制限なしで車両保険も入れば年10万~15万円以上の人も居るでしょう。また、保険会社によっても保険料が変わってきます。
維持費節約のためにも、保険会社は上手に選びたいですね。
続いて、ラルゴ ハイウェイスターⅡと排気量1.8Lの車を比べると、7年間の維持費で約57万円違っています。
例えば、トヨタ アイシス L(1.8L、4WD、燃費:13.6km/L)に乗り換えた場合、イニシャルコストは必要ですが、ランニングコストは、年間約8万円も違ってきます。やはり、維持費を事前に検討することは、非常に大事ですね。
最後に、維持費を工夫するにあたってのポイントです。
近年では、インターネットで複数の保険会社に一括で見積もりが取れるサイトがあります。
自己責任においてですが、保険料の比較検討から、保険内容の把握、契約にいたるまでネットで簡単に実施できます。
ただし、記入間違いや操作ミスによる誤入力があったとしても、契約が確定してしまう場合がありますので、注意が必要です。
お勧めしたいのは、やはり、十分な比較検討と同時に、保険の知識も勉強できる対面式の契約が安心です。
最近では、一つの店舗で複数の保険会社を扱っており、本人の要望にあった適切な内容の保険を見つけてくれます。
自動車購入の際には、このような方法も考慮すべきでしょう。
いかがでしたか?
ラルゴの維持費にかかる諸経費をまとめてみました。
車を購入する際に、維持費がどれくらいかかるのかを把握することは、非常に重要なポイントですね。
ラルゴの購入を検討されている方は、是非参考にしてみてください!
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