ポルシェを中古で買いたいなら！チェックポイントまとめ

高級スポーツカーやレーシングカーを販売する自動車メーカー、ポルシェ。車好きな人の憧れ度No.1とも言えるブランドですね。そのポルシェの販売車種は、現行モデルだけでも911、ボクスター、ケイマン、カイエン、パナメーラ、マカンと多彩なラインナップです。その中でも911は、1964年から製造販売され、現在も改良を加えながら継承されている「伝説の名車」です。

【ポルシェ911】
ポルシェの看板車種。1963年のデビュー以来、改良を加えながら、今も最先端であり続ける驚異的な長寿命のスポーツカー。
デビュー当時2.0Lだったエンジンも、現在は最大3.8Lにまで拡大された。
1998年～2004年に販売された996型は、初めて水冷エンジンを搭載した911となる。ボディの大型化、エンジンヘッドのDOHC化、普通の吊り下げ式ペダルなど多くの変更が行われた。
2004年～現行モデルである997型の販売が開始。丸型ヘッドライトが復活した。

【ポルシェ　ボクスター】
1997年の登場以来、ポルシェのミッドエンジンモデルとして進化を続けているモデル。 ポルシェの中では、最もリーズナブルな価格のオープンスポーツカー。
空冷エンジンポルシェにつきものだった「メンテナンスにお金がかかる」という点も国産車に近いレベルにまで改善されている。

【ポルシェ　ケイマン】
2005年秋に販売が開始された。ロードスターモデルであるボクスターのエンジンをベースに3.4Lまで排気量アップし、ボディもオープンからクーペになった。
上位車種である911と比べ、ひと回り小さく、軽く、ミッドシップエンジンであることが特徴。

【ポルシェ　カイエン】
ポルシェ初のSUVとして2002年にデビュー。日本では、セレブカーとして人気がある。
フォルクスワーゲン社との共同開発で、フォルクスワーゲン・トゥアレグとは多くのパーツを共有する。ポルシェの中古車市場でも一番人気の車種。

【ポルシェ　パナメーラ】
2009年10月に発売された、ポルシェ初の４シータースポーツカー。 全長が約5mという、ベンツSクラスやBMWの7シリーズに匹敵するほどの大きさであるが、実物を見てみると、低く構えた姿勢はセダンとは明らかに一線を画し、まさにスポーツカーといった雰囲気を漂わせる。

様々なバリエーションを持つポルシェの車ですが、憧れではあっても、やはり価格が高いという理由で購入をためらう人も多いのではないでしょうか。ポルシェ911カレラの新車価格は、なんと1,178～1,827万円。気軽に手が出せる金額ではありませんね。
でも、諦めるのはまだ早い！ポルシェを中古で購入するという方法もあるのです。国産の新車を買う予算があれば、状態の良い中古のポルシェを購入することも十分可能です。そこで今回は、ポルシェを中古で買う場合の価格相場や注意点などについてまとめてみました！

ポルシェの中古車は、基本的には年式が新しくなるにつれて価格が高くなる傾向にあるのですが、ポルシェは元オーナーによって各種カスタマイズされている事が多いため、古い年式のものでも高い金額がつけられているものも多いようです。信頼できる中古車販売業者で、じっくりと自分の希望に合ったポルシェを探しましょう。

＜ポルシェ中古車　年式×価格相場＞
【ポルシェ　カイエンの例】
2005～2010年式　138～1148万円
2011年式　618～1280万円
2012年式　348～1580万円
2013年式　670～1550万円
2014年式　698.8～1498万円

中古車とはいえ、高額なポルシェ。せっかくポルシェを購入するなら、やはり信頼できるショップで買いたいですね。一番安心なのは、ポルシェ専門店です。新車と中古車の両方を扱うポルシェ専門店なら、まず間違いないでしょう。

欲しいポルシェの年式、ＭＴかＡＴか、総走行距離数の上限、総支払額の上限などをしっかり決めておきましょう。自分の欲しい年式のポルシェの中古車価格相場を調べておくと、業者さんとのやりとりもスムーズです。

条件に合うポルシェが見つかったら、実際に車を見てみましょう。
整備記録簿や点検記録簿が残されている車両がベストです。また、車に詳しい人に一緒に行ってもらうと心強いですね。
まずは外装のチェックから。ボディ周囲に大きな傷や凹みが無いか、色むらが無いか、サビが出ていないか、を詳細に確認します。サビで特に見落としがちなのが給油口の中なので、よくチェックしましょう。
近くから塗装を見れば、屋内保管されていた車か屋外保管されていた車か判断できます。なるべくなら屋内保管されていた車を選びたいものです。

ポルシェは製造される時にフェンダーやドアなどを取り付けた後に塗装をするので、修復歴については、フェンダー取り付けボルト、ドア取り付けボルトを見れば、ある程度判断できます。修復されている場合、１回、フェンダーやドアを外す為にボルトを緩めるので、ボルト周りの塗装が剥げることがあります。ボルト周りの塗装が剥げていた場合、修復されている可能性大です。

エンジン状態とオイル漏れのチェックをします。まずはガソリンが入っているかを確認した後に、エンジンを始動させて始動性を確認しましょう。エンジンが始動したら、エンジン音を聴いてみます。異音がしないか、変なビビリや振動が無いか、しっかり確認します。

ポルシェを中古で購入することが決まったら、まずは見積書を出してもらいましょう。ここから、値引き交渉に入っていきます。
見積書に記載された金額のうち、「登録代行費用」「車庫証明代行費用」「下取車手続代行費用」などの代行費用は、自分で行うことで削ることができます。また、「納車費用」も、自分から販売店に取りに行けば、かかりません。時間や距離の都合が問題なければ自分から出向いて、納車費用も浮かせましょう。

本格的な値引き交渉段階に入ったら、少しでも高い値引き額が引き出せるように、じっくりと交渉しましょう。「値引きしてほしい意志をきちんと伝えること」「この店で買う気があるように見せること」の2点がポイントです。
最終的な価格の話になったら、こちら側から希望金額を提示しましょう。本当の予算よりも少し安い金額を提示すると、最終的に希望金額に近い値引き額を引き出せる可能性があります。
他の車や販売店と競合させるというのも一つの方法です。

値引き交渉と合わせて、車両代金以外の部分のサービスを交渉してみましょう。車体のキズやヘコミを修理してもらう、納車時にガソリンを満タンにしてもらうなど、細かいようですが、実質的な値引きにつながります。高額な買い物だけに、少しでもお得にポルシェ中古車を手に入れたいですね。

ポルシェ中古車について見てきましたが、実際にポルシェ中古車を購入した人は、どのような経緯で購入したのでしょうか？
実際の購入者の声を集めてみました。

ポルシェ　ボクスターLHD(MT_2.7) (2002年式)を購入した人の声です。故障もなく、快適に乗ることができる車のようですね。

カイエンS LHD 4WD(AT_4.8) (2008年式)を購入した人の声です。単に便利な道具としての車ではなく、所有欲を満たしてくれる車として位置づけているようですね。

ポルシェ 911：カレラ LHD(AT_3.6) (2005年式)を購入した人の声です。ポルシェに乗るというステータスを満喫できる一台のようですね。

ポルシェ中古車の購入について見てきましたが、いかがでしたか？ポルシェはラインナップも多彩で、その中古車価格帯もとても広くなっています。まずは自分好みのポルシェを見極めるところからスタートしたいですね。
ポルシェ中古車の情報を集めるのに便利なサイトを、以下にまとめてみました。これらのサイトを活用して、ぜひ満足のいくポルシェ中古車を手に入れてくださいね。